人に好かれるセリフ
「大変ですね」⇒「仕事が忙しいんですね」
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このページはVoicy「女社長のひとりごと」2022/3/10分を、文字起こし・編集したものです。
【最近あった素敵な出来事】
今日は、根拠がない”大丈夫だよ”っていう言葉が良いよね、という話をしたいと思います。
なんでそう思ったか、というと。
つい最近ですね、三人でお話をする機会があったんですよ。
で、一人がお子さんのことについて、ちょっと悩んでたんですよね。
女性と、私と、あともう一人が男性。
で、その男性は、既婚者ではない、子供もいない方だったんですけど。
三人で、お話をしてたんですね、先日。
で、そのもう一人の女性、中学生のお子さんがいるんですよ。
で、その中学生のお子さんが、高校受験にこの前挑戦したんだけれども、その受験がちょっと失敗してしまって。
お子さんの方が、ちょっと落ち込んでしまっている。
で、なかなかお母さんとも、コミュニケーションを取ってくれない。
で、お母さんの方が、逆に気が滅入ってしまうって言うか、「もう、私、どうしたら良いかわからない」っていうような気持ちに、なっちゃってたんですね。
で、そういう相談をされていたんですよ。
その時に、私は一応、子供いるけれども。
さっきも言ってたように、「これが、的確な答えなのか?」とか「自信を持って、言っていいのかな?」って。
私は、そういうのを気にしないっていうか、別に、それで落ち込んでしまって、学校に行かないとかってなっても、「別に、それだったら、行かなくって良いじゃん」って、割と軽く考えちゃう方なんですよね。
で、「ずっと部屋に閉じこもって、学校も行かないでいたい」っていうのであれば、「別に、それで良いや」って、私は思う。
思う存分それを自分でやって、後悔がないように。
それは、自分が選んだ道なんだから。
その道に、後悔がないようにする。
私が押し付けたりすると、それって、人のせいにしちゃうと思うんですよね。
だから、私は、自分で押し付けたりしないようにしてて。
強制的に今、落ち込んでるのであれば、「一回、そっとしておいてあげよう」とか、「強制的に、学校に行かせたい」とか。
そういうのは、あまり思わないんですよね。
それって、後から「いや、ママのせいで、こうなった」と思われる可能性があるから。
そういう原因?を、作ってしまうと思うから。
だから、私は、そもそも、その方と考え方がちょっと違っていたし。
だけど、”全然、そんなの気にしなくても大丈夫だよ!”って、言えなかったんですよね。
なんか、すごく、深刻に捉えていたし、その気持ちが、わかったから。
「すごく、心配なんだ」っていう気持ちが、わかったから。
私は、たぶんちょっと変わっているから、一歩引いて見ることができるんだけど。
普通のお母さんは、たぶん大事だから、一歩引いてみることができないんだと思う。
だから、すごいその感じが、わかったんですよね。
だから、軽々しく、”いや、大丈夫だよ!”って言って。
”絶対、学校行ってくれるようになるよ!”とか、”コミュニケーション取ってくれるようになるよ!”とかって、なんか言えなくて。
で、私、ちょっと黙っちゃったんですよね。
「なんて言ったら、いいんだろう?」って思って、こういう時に。
的確な言葉を、見つけられなかったんですよ。
でも、私も、同じ親の立場であるから、「なんか、的確なことを言いたい」と、思うんだけど。
私は、”大丈夫だよ!”って言ったりする場合、その根拠が明確にないと、言えないみたいなところがあるんですよね。
でね、私がちょっと黙ってしまった時に、もう一人いた男の子が、”○○ちゃん、大丈夫だよ!”って、言ったんですよ。
ほんとうに100%の自信を持って、”大丈夫だよ!”っていう言葉を、その子が言ったんですよね。
だって、自分は子供もいないのに、”大丈夫だよ!”って、言ったんですよ。
”○○ちゃんなら、絶対大丈夫!。○○ちゃんのことを、嫌いになる人なんていないし。こんな素敵なママなんだから、お子さんから嫌われたりするようなことなんて、絶対にないから。だから、絶対大丈夫!。今、コミュニケーション取ってもらえなかったとしても、絶対大丈夫だよ!。○○ちゃんのこと、絶対好きだから、お子さんは。”って。
ほんとに、自信に満ち溢れる言い方をしたんですよね、その人が。
で、私、その時に、すごく感動しちゃって。
「あ、そっか」って、思って。
「これが、正しいんだ」って、思って。
後から、その人に言ったんですよ。
”私、その言葉が、すごい感動した。こういう時って、こういう言い方をすれば良いんですね”って。
すごい、私にとって勉強になった、っていうようなね、話をしたんですよね、その方に。
で、私は、”大丈夫だよ!”って誰かに言う場合、さっきも言ってたように、根拠がないと自信を持って言えないんですよね。
だから、どうしても「その人みたいに、自信を持って”絶対大丈夫!”なんて言えない」って、思っちゃったんですけど。
でも、”時には、その根拠がない「大丈夫!」っていうのが、必要なんだ”って、その人が言ってて。
なるほど、って思ったんですよね。
それは、時と場合による。
言って良い時と、そうじゃない時は、やっぱりある。
で、じゃ、どういう時にそれを言って良くって、どういう時にそれを言っちゃいけないのか、というと。
”100%に近いぐらいに大丈夫な場合は、自信を持って「絶対に大丈夫!」って言う”って、言ってたんですよね。
”で、誰かから相談された時に、自分がちょっとでも「心配な部分あるな~」って思うことがある場合には、「大丈夫だよ!」とは言わない”って、言ってた。
だから、今回の場合で言うと、お子さんがお母さんが嫌うなんてことは、ほぼあり得ないことじゃないですか。
”だから、この場合は、自信を持って「大丈夫だよ!」って言うことが、大事なんだよ”って。
この話だけ聞くと、「いや、すごい、簡単なことじゃん」って、思うかもしれないけど。
結構できない、と思うんですよね。
私だけかな?、これできてなかったの。
「絶対大丈夫でしょ」って思ったとしても、それを自信満々に”○○ちゃんなら、絶対大丈夫だよ”って、皆言えてますか?
「言えてない人が、ほとんどじゃないかな」と、思うんですけど。
ただ、「この根拠のない<大丈夫の力>って、めちゃくちゃすごいな」って、思ったんですよね。
って言うか、根拠がないからこそ、強いんでしょうね、根拠がないからこそ。
理由がないからこそ、どんな矢が飛んできたとしても。
だって、そもそも理由がないんだから。
だから、強いんでしょうね。
で、その人は、”「大丈夫だよ!」って言う場合には、「○○ちゃんなら、絶対に大丈夫だよ!」っていう言い方を、必ずするようにする”って、言ってました。
”「いやいや、大丈夫だよ!」って、ただ言うだけだと、ちょっと薄っぺらくなってしまったりするから、「○○ちゃんなら、大丈夫!」っていう言い方をするようにすると良いよ”って、言われました。
たしかに、そういう言い方をされると、すごく安心できますよね。
「あ、そっか」って。
説得力も増す。
「そういうことが、なんでその人は自然にできるんだろう?」と思って。
私は、すごく疑問に思ったんですよね。
で、いろいろ話を聞いてたら、”小さい頃に、お母さんよりもお婆ちゃんの方が、好きだったんだよね”って話をね、その人がしていて。
「あ、そうなんだ~」って思って、聞いてたんですけど。
”なぜなら、そのお婆ちゃんがいつも、「○○君なら、大丈夫!」って、いつも言ってくれたんだ”って、言ってたんですよ。
”何をするにしても、「大丈夫!大丈夫!○○君なら、大丈夫!」って、いつもそうやって励ましたり、勇気づけたりしてくれたんだ”って、言ってたんですよ。
「なるほど~!」って、思って。
「ずーっと、そうやって言われ続けてきたから、そのお婆ちゃんのことが大好きだし、だから、それを他の人にもやってあげようって思ってるんだな」って、思って。
で、私のお母さんは、今ではすごい優しいですけど、昔はほんとうに怖い人だったんですよ。
で、褒められた記憶が、ほぼなくって。
”あやちゃん、頑張ったね”とかって、頭を撫でられたりとか、抱きしめられたりとかすることも、ほとんどなかったし。
だから、「幼少期のそういう体験とかって、やっぱり重要なんだな」っていうのも、思いましたね。
だって、私は、そういう経験がまったくなかったから、そういう体験をしてこなかったし。
だから、そういうのを思いつくことができなかった。
「根拠がないと、言えない」って、思っちゃったんだけど。
という感じで、今日は、何かね、相談された時とかね、誰かが何かで不安に思っていたりするような場面になった時に、自分は「絶対大丈夫だよ!」って思ってるのであれば、”○○ちゃんなら、絶対大丈夫だよ!”って、根拠なく言ってみようよっていう、お話でした。
良かったら皆さんも、周りの方に、やってみてください。
言う場合は、ほんとに自信満々に言うことが大事、ニコニコして。
”○○ちゃんなら、絶~対大丈夫!”って。
”絶~対うまくいくよ”って。
”だって、皆、○○ちゃんのこと、嫌いにならないもん。だから、絶対に大丈夫!”って。
「そういう感じで言ってみるのが、良いんじゃないかな」と、思います。
良かったら、試してみてください。
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