人に好かれるセリフ
「今後のために、申し上げます」⇒「ご参考までに、お伝えいたします」
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このページはVoicy「澤円の深夜の福音ラジオ」1484回を、文字起こし・編集したものです。
【生配信に出演してました】
今日はですね、ついさっきまで、「田村淳のニッポン!アップデート!」という番組にですね、オンラインで出演をしていました。
こちら、まずYouTubeでライブ配信があって、しばらくアーカイブが残って。
最終的にはこれ、たしか地上波の番組として放送されることになるんですけれども。
これ、テレ東さんの番組ですね。
そちらの方に、生配信していました。
EXILEのTETSUYAさんも出ていてですね、カッコ良いんですよね。
この人と並べて映ると、カッコ良さに随分差があって、「あ~あ」って感じなんですけど。
まあ、しょうがないですね、それはね。
いや~、TETSUYAさん、カッコ良かったな~。
まあ、それは置いておいてですね。
この生配信では、いろんな中小企業の方々のプレゼンを聴いたり。
あるいは、大企業ですごく良いことをやっている方の話を聴いて、それに対してコメントをするっていうのが、僕の役回りなんですけれども。
瞬時にコメントを考えて、パッと返していかなきゃいけないので、それなりに大変なんですね。
それなりに大変なんですけど、僕これが、結構得意なんですよ。
「なんで、得意なのか?」というところをちょっと、今日はお話をしようかな~と思います。
これはですね、自分でいろいろ考えてみたら、それなりにテクニック的なものもあって。
「割と、マネできるものだろう」っていう風に思ったので、そのノウハウをちょっと、お話をしようかな~と思うんですけど。
僕がだいたい、このノウハウ的なことの話をするっていうのは好きではないと言うか、本質的じゃないと思う方なんだけど。
これ、結構ポータブルスキルとしては持ってて便利だし、すぐにでも使えるかな~と思うので。
ぜひですね、ちょっとマネできるところは、マネしてもらえると良いかなと思います。
僕はですね、「プレゼンテーションが、割と得意ですよ」というタグがついてるんですけれども。
よくそういう風に言われた時に、”僕は喋りが得意と言うよりは、どっちかって言うと質疑応答が得意で、その質疑応答の延長線上でプレゼンテーションがあるんですよ”という風に説明をさせてもらっています。
これ、どういうことかって言うと、僕のプレゼンテーションのコンセプトというのは、基本的に仮想質疑応答なんですね。
「こういう質問をしてくる人がいるかもしれないなっていうものに対して、答えていくっていう構成でプレゼンテーションを考える」っていう、そういうマインドセットなんですね。
そして、そういうことを常にやっているので、実際に質疑応答の段になった時に、あんまり慌てないんですよね。
なにしろ、プレゼンテーションの段階で、既に質疑応答をしている状態ですから。
それの延長で、質疑が行われているっていう状態になっているわけですね。
なので、そんなに慌てないと。
そして、今日みたいに生配信があって、急にコメントを振られるっていう状態になった時。
これも慌てないで済むのは、実はですね、そういうこと。
当たり前ですけど、コメントを求められるのは、はっきり言って最初からわかっていますので、人が話をしている最中に、もう既に答え考え始めるっていうことをやってるんですね。
あとですね、ある人のプレゼンテーションを聴いていたら、「自分だったら、どういう話し方をするかな~?」っていうのを、脳内で軽くシミュレーションしておくんですね。
そして、僕はさっき言ったように、自分のプレゼンテーションっていうのは質疑応答の延長線ですから。
その人のプレゼンを聴き。
そして、自分の脳内で再構成をしている最中にもう、質疑応答は始まっているという形になるわけですよね。
そして、その質疑応答っていうものの延長で、更にコメントを求められた時に答えるっていうことが行われるので、そんなに僕にとっては負担になるような作業じゃないっていうのが、ミソなんですね。
「いやいや、そんなのムリですよ」と。
「そんなこと、できるわけないじゃないですか」って思った方も多いんじゃないかと思うんですけど。
これも既に、仮想の質疑応答をしてるわけなんですけれども。
そう思う方がいても、全然不思議じゃないんですけど。
まず、やってみて欲しいんですね。
そして、自分の話の聴き方というもののクセみたいなものっていうのを、自分なりに言語化して欲しいんですね。
おそらく…
これは、統計を取ったわけではなくって、いろんな人と会話してて「たぶん、そうなんじゃないかな~」って、あくまで僕の所感であり、主観であり、勝手な感想ですけれども。
多くの方は、語られている内容というのを受け取って理解するというのをトッププライオリティにするんじゃないかな~と思うんですよね。
もちろん、これはすごく大事なことではあるんですけれども。
もちろんですね、受け取らないでも良い・理解しなくても良いという意味で言ってるんじゃなくて。
受け取っているっていうのは、相手がパッケージングした状態をそのまま受け取っているので、自分にとって合う形になっているかどうかっていうのはこれ、別問題なんですよね。
もしかしたら、自分に合わない形。
要するに、理解しにくい形で、相手は話をしているかもしれないわけですよね。
話がわかりにくい人っていうの、世の中に一定数いますよね。
僕の周りにも、思いつく人いっぱいいるし、「結局、こいつ何言いたいんだ?」っていう風に感じる人も中には、いるんですが。
それはそういう人だから、しょうがないんですけれども。
ただですね、その時に、「相手が喋ってる内容を自分だったら、どういう風に説明するかな~?」って想像しながら聴いていると、訊き返すことができるんですね。
”あなたが言っているのは、つまり、こういうこと?”という感じで、質問し返すことができるんですね。
ですので、とりあえず、相手が”ワーッ”と何かを喋ってきていたら、その間に「自分だったら、こうやって訊くんだけどな~」「そして、自分だったら、こうやって説明できるだけどな~」。
「もしかして、この説明で合ってるのかな~?」と思ったら、”こういうことですか?”と訊き返せるんですね。
ですので、誰かが何かを喋っている時には、脳内でシミュレーションをして。
「自分がプレゼンをするんだったら、こう」「そして、質問に答えるんだったら、こう」みたいなことを脳内でシミュレーションしていくと、すごくですね、いろんな場面で、パッとコメントができるということになるのかな~なんて思います。
繰り返しになりますけれども、理解することっていうのは、すごく大事だとは思うんですけれども。
僕の場合にはですね、集中力がそもそもなくってですね。
注意力散漫で、いつもウロウロしている状態なんで。
落ち着いてゆっくり理解するっていう作業そのものが、だいたい苦手なんですね。
ですので、脳内もずーっと多動ですから、いろんなことを考えて、話があっちゃこっちゃ飛んだりしてるんですけど。
それをある程度まとめる手段として、ちょっと面白い作業を敢えて割り当てているというのは、あるかもしれないですね。
大人しく話を聴いているだけっていうのは、僕にとっては苦痛なので。
だったら、脳内で「自分がプレゼンテーションするシーンっていうのをイメージをして、資料作りをする」っていうタスクを割り当てちゃうんですね。
そうすると、話を聴いてる最中にも、「別角度で、それを受け取ろう」っていう風になっていけるんで。
なんとなくですね、相手の話に興味を持つことができて。
そして、再構成をすることによって、その話を膨らませるなんていうことができるようになってくると。
なので、例えば、コメンテーターみたいなものをやった時にも。
誰かが何かを話している、あるトピックについて語られているという時に、「あ~、自分だったら、こんな感じで説明するな~」っていうのを延長線上でコメントを求められたら、それを語るというようなプロセスになっているわけですね。
ちょっとこの思考は、今日生放送をしている最中に、Voicyの内容をちょっと考えていてですね。
「何、喋ろっかな~」って思いつつ。
そして、生配信の方にも、しっかりと参加をしてたわけなんですけども。
その中で、「あ、自分はたぶん、こういう思考で、ものを見てるんだな・考えてるんだな」っていうのに気付いたので、ちょっとこうやって、お話をさせてもらってるんですね。
やっぱりですね、生配信で瞬時にコメントを返していくっていうのは、簡単な作業ではないですね。
それなりに緊張感を持って臨みますし、ミスらないようにっていうことで、かなり脳ミソに力を入れてですね、話をしているわけなんですけれども。
それでもやっぱりですね、「あ、今の話は、ちゃんと通じたな」「うまく、説明できたな」「伝わる表現が、できたな」っていう風に思うと、自分としては大きな自信になるわけですね。
まあ、良い話ができたなっていうことで、自信につながってくるわけなんですけど。
今日もですね、まあまあ頑張れた方なんじゃないかな~と思います。
自分の持ってる引き出しの中で、よく使っているフレーズを多用したところはあって、割と安全策でいったかな~っていうところはあるんですが。
それでもやっぱりですね、一応、その場にいる人達。
あるいは、オンラインで見ている人達に、有益なお話ができたんじゃないかという風に期待をしております。
確信までは、ちょっとできないですけれども、そういう風に期待をしてるんですね。
ちなみに、ちょっと離れたところで、カミさんもYouTubeのライブを見てくれて。
そして、僕が話しながら、途中途中で”どうだった?”みたいな感じで、感想を求めたりとかしてですね。
そうすると、リアルタイムでカミさんが、”もうちょっと、顔上げた方が良いよ”とか、”今のコメントは、良かった”とかっていう感じで応援してくれたりとか、アドバイスをしてくれたりとかしたんで。
非常に安心してですね、自分のことをちょっと客観視もしつつ、参加することができましたと。
どうやらですね、準レギュラーとして、ちょこちょこと出番をもらえるみたいなんで。
ぜひですね、興味のある方は、次の出番の時に生配信聴いてもらえると嬉しいです。
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