今日のリベラルアーツ大学
「静かな退職」「アンチワーク」について解説
https://www.youtube.com/watch?v=XzSi2v3D7Gw
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このページは、Voicy「大河内薫マネリテ戦略室ラジオ」2022/9/2分を、文字起こし・編集したものです。
今日は、NFTの話をしていこうと思います。
NFT、最近盛り上がっていますよね。
「NFTの新しい技術」ではなくて、ビジネス系の方々が参入して盛り上がりを見せている。
僕は、2018年末のビジネス系YouTuber波に似ているな~という気がするんですよ。
あの時は「やらない」という選択肢が、僕にはなかったんですよね。
僕も、ビジネス系のインフルエンサーだったので。
上を見ると次々とYouTubeを始めている様子を見て、「やらない」っていう選択肢がないな~・よくわからないけど絶対やらなきゃいけないものだな~と感じた記憶があるんです。
そしてすぐ、YouTubeの研究から始めましたね。
YouTubeなんか、何もわからなかったから。
何も見ていなかった。
「果たして、動画は自分向きなのかな?」なんて思いながらやっていたら、実は動画や音声が自分に一番向いていた。
テキストや漫画よりも何よりも、動画が向いていたのがラッキーだったな~と思います。
あの時の「やるしかないよね~」という感覚に近いものがあるので、僕もお金の教育を広めるという活動に紐づけて、ずっと考えていたものを表にしていかなきゃな~と思います。
ということでNFTについて話すんですけど、「この放送を聴いたら誰でも、雰囲気だけ掴める」感じで説明をしたいと思います。
例えば僕達はインターネットを使っていますけど、その仕組みはご存知ですか?
ちなみに、僕は全く知りません。
「IPアドレス=ネット上の住所」ぐらいはわかりますけど、詳細な仕組みなんて何もわからないんですよ。
つまり革新的なサービスやテクノロジーには、タイミングがあるんですね。
大衆はメチャクチャ使い倒しているけど、ほとんどの人が下支えしているシステムを理解していないタイミングですね。
スマホや車だって、そうじゃないですか。
とにかく「便利だよね」「最高だよね」と使っているものが、どういう仕組みで動いているかなんて大衆や世間は気にしていないんです。
知らないんです。
それで良いんです。
なので、Non-Fungible Token(略称:NFT)やブロックチェーンという言葉が、どうでも良いタイミングにそろそろ差しかかってきているのかな~と思います。
当然僕はその辺のことを詳しく知りたいし、自分が知っているものは皆さんに情報として伝えたい。
とは言え、その話を聞いている間に眠くなって離れていってしまうぐらいなら、「これができます」「あれができます」「最高でしょ?」という話の方が良いのかな~と思います。
なので、今日は雰囲気だけ語ります。
現状、NFTは会員権的になってきているというのが僕の見立てですね。
例えばゴルフ会員権があったら、ゴルフができるわけですよね。
ジムの会員権を持っていたらジムでトレーニングができるし、その会社がやっているジムだったらどこにでも入れることもある。
会員権は、そういうものなんですよね。
会員権を所有していると、一定のサービスが受けられる。
でも、飛行機にも乗れるしゴルフもできるし車も乗れるしサーフィンもできるし服ももらえるしトレーニングもできる会員権があったらどうですか?
「これ、何の会員権?」という話なんですけど、そういう会員権を作れる可能性があるのがNFTだと思うんですね。
つまり「このNFTを持っていたら、○○ができる」。
これを、運営側が今後突き詰めていくんじゃないかな~と思います。
界隈・業界では、”ユーティリティ”と言われています。
持っていると、何ができるかですね。
今一番流行っているのは、それを持っていると仲間内で結束力が高まる。
あなたがイケハヤさん達が出しているCNPを持っていたら、「あなたもCNPを持っているんですね」「仲間ですね」と結束力が高まる。
それが、持っているとできることの一つなわけです。
ただここから先、それだけではどのNFTも面白みがないわけですよね。
投機商品に成り下がってしまうわけです。
安く買って、人が増えて上がったら売る。
それだけのユーティリティになっちゃうわけです。
これは、あまりよろしくないと。
じゃあ、「これを持っていると、これができる」を増やす。
これを、各運営が考えないといけないな~と思いますね。
ここからが、今日僕が伝えたいことなんです。
ゴルフの会員権は、ゴルフしかできないじゃないですか。
ジムの会員権は、ジムでトレーニングしかできないわけですよ。
さっき「何でもできるような会員権があったら、すごい」「でもない」という話をしましたが、それを可能にするかもしれないのがNFTだと思います。
だって、運営次第なんですよね。
これを持っているとここのテーマパークに入れますとか、このNFTを持っているとジムで提携してトレーニングができたり割り引きしたりとか。
その流れは、ちょっとずつできているわけです。
例えば、最近「ふるさと納税でNFTを配る」というのがちょっとずつ増えてきている。
「あるやうむ」という会社が、ふるさと納税にNFTを導入しているんですよ。
その地域のふるさと納税NFTを持っていたら、そこを旅行で訪れた時に「このお店では割り引きが使えます」「ここは入場無料です」「このテーマパークでは○○が借りられます」みたいな使用用途を付与することができるかな~と思います。
リアルで一気に大衆・世間に知れ渡っていく時は、これなのかな~と思っています。
一方でインターネット上では、そのNFTを持っていたら「このSNSに参加できる」「ここのチャットの開発ルームを見られます」など。
何でもできると思います。
例えば「このクラウドファンディングに参加できる」「インターネット上で繰り広げられている○○に参加できる」みたいなものも、簡単に作り上げることができますからね。
運営次第で、そういう用途が何でも付与されていく。
じゃあ僕だったらどうするかと言うと、「そのNFTを持っていたら、お金の教育を推進しています」という証明にしたいですね。
もしくは、「お金のことを教えることができる」証明にしたいですね。
これは、付与すべきユーティリティ・使用用途だと思いますからね。
あとは全員幸せになるような優しい世界を作りたいですから、どんどん面白いことを乗っけていかなきゃいけないな~と思います。
つまりここからわかることは、NFTを発行・運営することはメチャクチャ大変であると。
冒頭に”ビジネス系YouTuberの波が来た時のことを思い出すな~”と言ったんですけど、あんなものじゃなくて。
ある意味で、YouTubeは誰でもできるわけじゃないですか。
それとはまた違った、完全なるコミュニティ対決・チーム戦になっているので。
これから爆発的になるかどうかは、チームを運営する人がどれだけ増えるかにかかっているかな~と思います。
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