モノとかいらなくて、存在だけで感謝だと思う。

人に好かれるセリフ
「こうするべきだよね」⇒「こうしてください」

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このページは、Voicy「幸せ応援ナースのラジオ」#181を、文字起こし・編集したものです。

#181 モノとかいらなくて、存在だけで感謝だと思う。 | 中村綾|株式会社nicott広報「中村綾のニコット広報チャンネル」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「中村綾|株式会社nicott広報」の「#181 モノとかいらなくて、存在だけで感謝だと思う。(2022年3月1日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

モノじゃなくて、記憶でいいかな。

はい、ということで、皆さんは「心に残る差し入れ」って言われたら、思い浮かぶモノってありますか?

差し入れ、プレゼントとかなのかな?

私も有難いことに、Voicyの差し入れ機能とかでね、リスナーさんからプレゼントを頂くこともあるんですけれども。

ほんとに、一つ一つすごくすごく嬉しくてですね。

でも、心に残る差し入れって、いわゆるモノですよね。

もらったモノとかってなるのかな、と思うんですけれども。

私は、やっぱり一番は、モノじゃなくて記憶に残るものっていうか、存在なのかな、と思ってます。

もちろん、記憶っていうのもね、どんどんどんどん色褪せていくって言われていますし、過去の記録とかもね。

いろんなことで見方が変わってくると、捉え方も変わってくるので。

その時に感じた感情とかっていうのは、変わってきてしまうかな、と思うんですけれども。

でも、あんまりモノというよりも、「いてくれてありがとう」っていうところに行き着くんですよね。

とはいえ、私、サプライズしたりとかプレゼントするの、すごく大好きで。

Twitterで知り合った人達とかにですね、内緒でメッセージ集めて、色紙にして。

当日プレゼントしたりとか、メッセージカードにしてみたりとか。

そういうこと、すごいしてましたね。

この放送も聴いてくれてるかもしれないですけれども。

私、お兄ちゃんがいて、いとこのお兄ちゃんですけどね。

私がいて、いとこの弟がいて、自分の実の弟。

で、いとこの妹がいてみたいな感じの。

まあ、いとこって、いっぱいいますよね。

その中で、私、女のいとこが一人だけなんですよ。

まあ、私、妹として可愛がってますけどもね。

その子にね、言われて、思い出したんですよね。

すっかり、私、忘れてまして。

昔々、自分が使った化粧品だったかな?

それが、すごい良いな、と思って。

たしか、東京に行った時だった、と思うんですけど。

いとこが、福岡に住んでいて。

東京にたまたま来て、私の家に泊まって。

”この化粧品、すごい良いよ”って言って、その子に使わせたんですって。

記憶、私の中では、だいぶ薄れていてね。

”記憶でいいかな”とか言っておきながら、記憶薄れていってるんですけど。

その時に、”姉ちゃんが言うなら、使ってみたい”って、使ってくれたような気がしていて。

すごい、喜んでくれたんですよ。

だから、東京から福岡に帰るのにもね、一日で帰れるけれども。

たしか、旅行がてらだったか来てた、と思うので。

彼女が福岡に帰るまでの間に、少し時間があった。

だから、私は、その大好きな化粧品をフルセットで準備して、彼女の家に送ったらしいんですよね。

まあ、ここ曖昧なんですよ、私からの記憶って。

でも、彼女の中での記憶って、すごい鮮明だったみたいで。

”姉ちゃん、そういうことしてくれたじゃん!”って、すごい言ってたんですよ。

”忘れないで!”って、つい最近、言われたんですよね。

で、そっか、って、ふと思って。

だから、その時は、私、モノをプレゼントしてますけれどもね。

でも、結局、モノって使っていくと、無くなっていくじゃないですか。

消費されていく?

それよりも、体験とか記憶に残るものって、その方がすごく鮮明に残る。

で、いとこの彼女にとってもですね。

メーカーも、彼女憶えていていたし。

全て思い出してくれていて。

しっかり、記憶として残っていて。

”ありがとう”って、今でも言ってくれる。

たぶんもう、10年以上前の話なんだけれども。

私は、心に残る差し入れというか、いわゆるモノ、物質的なものではなくて。

目に見えないもので、思いが籠もっているものであれば、なんでも良いのかな、って思ったりしています。

でも、人の記憶って忘れていってしまうのでね。

どんどんどんどん忘れてしまうこと、たくさんあるんだけれども。

それでも、インパクトのあることって、忘れなかったりしますよね。

何度も何度も想起するから、思い出していく。

その中で、心に残った出来事って、何かあるかな、って思うと、あんまりパッと思い出せない自分が、どこかいて。

それは、いっぱいいっぱい、皆にgiveしてもらってたからかな、と思うんですよね。

もちろん、看護師になって辛いこともたくさんあったけれども。

それ以上に、患者さんから”ありがとう”って言葉をもらったりとか、助けられなかった命も、たっくさんあるけれども。

でも、その度に、いろんなことを学ばせて頂いて。

生きる意味とか、人生とは何かとか、家族のこととか、自分のこととか。

毎回、その度に、いろんなことを気づかせて頂く。

そして、だんだんだんだん日常に戻っていって、また忘れていって。

そしてまた、何かのタイミングで、思い出させてもらう。

こういう、人とのご縁だったりとか、出会いだったり、日々感じることっていうのに、丁寧に向き合っていくっていうことが、それ自体が、私にとって心に残る、いろんな人からの差し入れなのかな、って思ってます。

で、私は、結構他人軸で生きていることが多くて。

人が喜んでくれれば良い、っていうところが、どっかあるんですよね。

だから、どこか自分のことって、おざなりになっていて。

自分を愛でるって、ちょっと小っ恥ずかしかったりとか。

自分を愛しましょうとか、自分に感謝するとか、自分と向き合うとかって、ほんっとにしてこなかったんですよね。

でも、今、37で。

やっぱり、いろんなところで、自分らしくとか。

もちろん、川原卓巳も、自分らしく生きていけるようなオンラインサロン「SENSE-自分らしさ探究室-」を主宰してくれているし。

でも、今でこそ、私も運営側にいるのでね。

「自分らしさを見つけたい」っていう方達が、たくさん来る中で、そのサポートもさせて頂いていておりますけれども。

私自身が、ほんとに自分らしさがわからなかったんですよね。

何者かにならなきゃいけないとか、一番近くにいる自分のことが、わかっているようでわからなかった。

Voicyっていう、このプラットフォームのおかげで、自分の声を聴く、っていうのには慣れました。

自分が話している時の声と、何かを通して聴く時の声って、違ったりするじゃないですか。

なので、どっかね、自分で録っていて、こうやって聴いてくださっている人がいるにも関わらず、自分の配信を聴くのが、どこか照れ臭かったんですよね。

でも、今は素直に自分の配信を自分で聴くこともできるし。

思った以上に、この時、喋っている時、結構テンション高めで喋ってるんだけれども、媒体を通して聴くと、ちょっと声低いな、とか。

もうちょっと、声ワントーン上げようかな、とか。

もっと、わかりやすく喋れたら良かったな、とか。

ほんとにほんとに、いつも感じるんですよね。

これも、こうやって聴いてくださっている方がいるからだし。

Voicyというプラットフォームに、審査制でね、応募して、認定して頂いたVoicyのおかげだし。

Twitterやってなかったら、皆さんと出会えなかったかもしれないし。

そもそも、何もアクションしてなかったら、何にも誰とも出会えなかったかもしれない。

そう思うと、ほんとに全てにおいて感謝だな、って思うんですよね。

だから、「心に残る差し入れ」っていう、Voicyのハッシュタグ企画のおかげで、改めてモノ?

今、私も、自分の部屋で喋ってますけれども。

いろんなモノが溢れていて、多い人で、20000とか30000点とか、モノ持ってるんですよね。

そう言われた中で、やはり、モノが多すぎるな、と思っていて。

大量生産とか、大量消費とかね。

で、余るじゃないですか、モノもね。

でも、そういうところに、価値を見出したりとか、必要性を見出す前に、もっと今、自分が持っているモノとか、内側に秘めているモノとか。

そういうモノに向き合って、丁寧に過ごしていくこと。

そして、それを相手に届けていく。

それが、心に残っていって、相手との良い関係性とかに気づけていったりするのかな、っていうのを、改めてこの企画で、思い出させて頂いたというか、感じさせて頂くことができました。

持っているモノを手放すのも怖いし、嫌だし。

それって、なんか、過去に自分が選んできたモノを否定するようで。

どうしよう、って思ったりとかね。

これを捨てることによって、環境破壊になってしまうんじゃないか、とか。

いろんなこと考えるんだけれども。

でも、一回抱えているモノを全部外してみないと、ほんとに何が大事なのかなっていうのがわからないな、って。

最近、ほんとによく感じています。

ちょっとね、長くなってしまいましたけれどもね。

ぜひ、皆さんも、心に残る差し入れって何かあったかな、とか。

でも、別に、これはモノであっても良い、と思うんですよね。

モノを、私は否定しているわけでは、全くないので。

ぜひ、皆さんの中でね、自分だったら何が心に残っているのかな、とか。

何を大切にしていきたいのかな、とか。

そういうことに向き合って頂ければ、良いのかな、とVoicy録りながら、思っておりました。

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