人に好かれるセリフ
「要領がいいね」⇒「仕事が早いね」
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このページはVoicy「澤円の深夜の福音ラジオ」1477回を、文字起こし・編集したものです。
【ボクの場合は。。。】
今日は、武蔵野大学の入学式に行ってきたんですね。
昨日まで雨だったんですけど、今日は天気も回復して、良い感じで入学式が執り行われました。
コロナ禍ということもあって、短縮して。
そして、学部毎にいくつかに分けてですね。
6科に分けて、短い時間で入学式をやるっていうスタイルだったんですけど。
まあ、式典は時間短い方が良いですね。
なんとなくスッキリ終わった感じで、「すごく良い入学式だったな~」と思います。
学長の話を、30分ぐらい聴いたのかな。
すごく良い話をしてくれてですね、うん。
「これは、僕、教員やって良かったな~」って思ったんですけれども。
それで、学生さん達も…
アントレプレナーシップ学部という、僕が講義をやることになっている学部の生徒さんですね。
非常に良い表情で、式に参加していてですね。
皆、既に寮生活をしていて。
一緒に暮らしているので、仲良くはなっていてですね。
まあハッキリ言ってしまうと、一番うるさかったのは、ウチの学部だったな~っていうことで。
「うん、元気があって宜しい」って、僕は思うんですけどね。
それはともかく。
こんな感じでですね、新生活スタートを切ってる人も多くいらっしゃるでしょうし。
そして、もしかしたら多くの方がですね、「自分の目標だったり、夢だったりっていうことを問われる機会っていうのが、あったりするんじゃないかな~」と思います。
”あなたの目標は、何ですか?”、”夢は、何ですか?”みたいな、そんな感じでですね。
集まっている場で発表する、なんていうことがあったりするかもしれないですよね。
「こういう問いが、苦手だ」っていう人も、一定数いて。
”こういうの、どうやって答えれば良いんですか?”なんていう風に、僕に相談しに来る人もいるんですよね。
まあ、その人の夢とか目標とかっていうのについて、僕側に質問されても、困るっちゃ困るんですけれども。
そして、僕がじゃあ、そういう問いに対してどう答えているのかってのを、参考までにお話をすると。
僕の答えは非常にシンプルで、”特にありません”なんですね。
特にないんですよ。
ほんとに昔からですね、夢とか目標とかっていうのって、あんまり思いつかないんですよね。
そして、「なきゃないで、良いんじゃないの?」っていう生き方を、僕はしています。
刹那的にですね、これやりたい・あそこに行きたい・これ食べたいみたいなものがあって。
それに対して、馬鹿正直に・忠実に生きるっていうことはやってますけれども。
「何歳までに、これを達成しよう」とかですね、「この夢に向かって、今年はここまで頑張るぞ」とかっていう。
そういうのって、全然やらないんですよね。
むしろ、その手の目標とかを設定してしまうと、僕の場合だとストレスを感じることの方が多いんじゃないかなって思うんですね。
例えば、資格試験なんていうのはこれ、目標として設定する人いますよね。
そうすると、その資格試験に合格をするっていうのが、目標になるわけなんですけれども。
僕は、それすらも非常に強いストレスを感じるのは、間違いないので。
ビジネス上の資格っていうのを、何も持ってないんですね。
正確に言うと、ほんのちょっとだけ、前職のMicrosoftの認定資格みたいのがあるんですけれども。
ちょこっとだけ、それを受けましたけど。
それもですね、最低限しか持ってなかったですし。
そして、自社製品のやつですからね。
汎用的な資格とは、僕は受け取っていないので。
まあ、あれは何となく受けただけっていう。
そんなに、「目標」っていう感じにはしてなかったんですよね。
そういった意味で言うと、資格試験というので、まあそれなりに時間とコストをかけたのは、スキーの正指導員ぐらいですかね。
これはですね、ほんとに途中で辞められなくなってしまって、沼にハマっただけの話であって。
その目標に向かって我武者羅にやって、すごい達成感が得られたかって言うと、ずーっとスキーに対してストレスを感じていただけで、「やらなきゃ良かった」って感じなんですよね(笑)
ほんとにこれ、偽らざる気持ちなんですけど。
ただ、その過程において、すごく多くの仲間ができたりとか、友達が増えたりとかしたので。
まあ、それはそれで良いんですけれども。
ただ、目標として「正指導員、取るぞ」というのを設定したのが良かったのかどうかって言うと、甚だ疑問な部分があるんですよね。
「まあ、結果的に良かったんだろうな」と思うんですけど。
ただ、それまでの間は何回も不合格になったので、それはもうストレスでしかないわけですね。
僕が下手くそなのが、悪いんですけど。
いずれにせよ、目標を立てると達成しなきゃ気が済まないっていう部分もあるので。
そうなると、僕にとっては、「ハッピーに生きるためには、目標を立てない」っていうのが、これが一番なんですね。
こういう風に話しちゃうと、「なんかほんとに、あなたはダメなやつだな」って、お感じになる方も多いんじゃないかな~と思うんですけど。
その通りでございます!
一般的に言えば、相当ダメ野郎ですよね、これね。
だけど、僕は幸せに暮らしているので、これは自分の時間の使い方っていうのが、自分にとって快適かどうかを知っているだけの話なんですね。
目標を立てて、それに向かって突き進むとかですね。
夢の実現の為に、ものすごく努力をするっていうのが好きなタイプの人は、どんどんやれば良いと思うんですね。
ただ、僕の場合には、特にそれは好きでもなんでもないですし。
もっと言うと、先程言ったように、ちょっとストレスの種にもなるし。
おそらくは、目標や夢なんかを持たずに生きて。
「さあ、いざ、一生終わりますよ」っていう時に後悔するかって言うと、まず絶対しないと思うんですね。
そういったものっていうのを持っていなかったことに対して後悔するかって言うと、僕、まず絶対しないという自信があるんですね。
これは、無理でもなんでもなくって。
むしろ、ヘンに目標とか夢とかっていうのを持ってしまって、それが達成できなかった時に、「努力したから、良いや」とは、僕、思わないと思うんですね。
「ものすごく、その達成しなかったことが悔しくて悔しくて、成仏できないんじゃないか」と思うわけですね。
なので、「そんなものは、なくても良いや」という風に思って、生きるようにしています。
「これ、ほんとにタイプ別れるんだろうな~」と思うんですよね。
今日、カミさんとも、そういう話をしていて。
カミさんも、ちなみに、夢とか目標とか、全然持たないタイプなんですね。
だから、”ウチらは、馬が合うんだね”なんて話をしてたんですけれども。
カミさんの周りには、夢とか目標とかっていうのをバッチリ持っている人っていうのが、結構いたらしいんですよね。
そして、まず夢をしっかりと、具体的に言語化をして設定をして。
「それを実現するためには、今年はこれをやる」みたいな感じで、区切って計画を立てていくっていう、そういうタイプの人が多かったようで。
なんでかって言うと、学校でもそういうことをやったらしいんですよね。
まず、目標なり夢なりっていうのを言語化し、そこから逆算していって、区切っていって。
「その時間で、○○を達成する」というマイルストーンを立てましょうみたいな。
そういったことをやってた人、いるらしいんですけれども。
まあ、それはそれで素晴らしいことなんでしょうね。
ただ、「僕、絶対無理だな~」って思うんですよね。
そして、「こういう人間が、いても良いじゃん」という風に思うわけです。
”いやいや、夢を持たなきゃダメでしょ?”とかですね、”目標を持たないでやったら、普段の生活から何から全部、いいかげんになるんじゃないか?”って言う人もいるかもしれないんですけど。
僕からすると、”それが、どうした?”なんですよね。
こんなこと言うと、ほんとにダメなやつだなって、改めて自覚しますけれども。
でも、ほんとに、そうなんですよ。
じゃあ、僕が社会的に、完全に害悪にしかなってないのかって言うと、「そんなことも、ないんじゃないかな~」と思うんですけど、どうですかね?
少なくとも、めちゃくちゃ生きてるだけで迷惑をかけてるかって言うと、別にそういうわけでもないと思いますし。
それなりに、世の中に対して「価値」と言うものを還元しているような自覚も、あるわけですよね。
ですので、「自分なりのやり方で、自分なりのペースでそういったものが出来てれば、それで良いんじゃないかな」と思うわけです。
いずれにせよですね、”夢とか目標とかを、持たねばならない”というような言い方をされてもですね、持ちたくないんだったら、別にそれはスルーして良いと思うんですね。
持ちたきゃ、持ちゃ良いし。
あるいは、今はなくても、将来的には出てくるかもしれないので。
その時に、考えを変えれば良いと思うんですね。
もしかしたら、僕もですね、60過ぎてから何か夢とかができてしまって、「よし、これに向かって頑張るぞ」と思うかもしれないですよね。
あるいは、何かの目標みたいなものを設定することになって、「それに向かって、何かをするぞ」というのをやるかもしれないんですけれども。
だけど、今の時点では、「特にない」ということなんですね。
短期的に言うと、以前空手の試合に出るのに、「体重を、何キロまで絞らなきゃいけない」なんていうのはあってですね。
これは、目標体重っていうことになるので。
それに向かって努力をするというのは、これはそんなに気になんないんですよね。
それはまあ、割とやろうと思えばできると言うか、なんかできるんですけど。
ただこれって、資格試験とかとは、ちょっと違うからかもしれないですね。
評価軸というのが外にあるんじゃなくって、自分の体重ということで、自分でコントロールできる部分だから、できたのかもしれないですね。
その辺は、ちょっと僕なりにニュアンスが違うから、気にならないのかもしれないですけど。
この辺は、なかなか自己分析しても面白いですね。
自分でも、よくわかんないところが、やっぱりありますね。
いずれにせよですね、”あなたの目標とか、あなたの夢は何ですか?”という風に訊かれた時に、「答えられないな~」「見つからないな~」って人は、気にしないでください。
僕も、ないですから。
なくても全然困ってませんし、後悔するようなこともないし。
むしろ、毎日楽しいですから。
全然、気にしないで良いですよ。
ただし、僕は何にも努力してないのかとか、頑張ってないのかって言うと、そういうことでもないんですね。
「僕が、僕らしくある」とかですね、「僕が、こうありたい」とかっていうところに対しては、それなりに時間とコストをかけたりとか。
あるいは、何らかの鍛錬を自分に課すことはあります。
これ、別物なんですよね。
ただ、それも、自分のペースでやっているというところが大事かなと思います。
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