ボクが自由を手にするためにやったこと。

人に好かれるセリフ
「結局、こういうことですね」⇒「こういう理解でいいでしょうか?」

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このページはVoicy「澤円の深夜の福音ラジオ」1509回を、文字起こし・編集したものです。

【1509回】ボクが自由を手にするためにやったこと。 | 澤円「澤円の茶話会ラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「澤円」の「【1509回】ボクが自由を手にするためにやったこと。(2022年5月7日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

ステキな記事を「澤の予言」と言ってもらった!

今日はですね、僕が何度かVoicyでも取り上げさせてもらっている、サンフランシスコでビジネスをやっている大親友のですね。

Brandon K. Hillさんが、すごーく嬉しいことをツイートをしてくれてたんで、それをネタに、お話しようかな~と思うんですけど。

これ、何かって言うとですね。

Jacob Morganという方が書いた、イラスト付きの過去と未来の働き方の違いなんですね。

これ、何かと言うと。

例えば、昔は9時から17時まで働いてたのが、これからはいつでも働ける状態になる。

あるいは、今まではオフィスで働くっていう状態だったのが、どこでも働けるようになるとかですね。

あるいは、会社が用意してくれた・準備された梯子(出世)を登っていくのが過去の働き方で、これからは梯子そのものを作っていくのが新しい働き方ですよ、とか。

あるいはですね、情報っていうのは抱え込んだり、隠すというのが昔の働き方で、これからはどんどん情報は共有していくっていうのが、未来の働き方になりますよ。

こんな感じのことが、幾つか書かれているんですね。

それをですね、Brandonさんが、”ほぼほぼ100%、澤円の予言通りになってきている”っていう風にツイートしてくれてですね。

「わぁ~、これ嬉しいな~」と思ったんですね。

まさに僕は、働き方っていうのを、そうやってアップデートしていこうと思ってですね。

いろんなことを、やってきたわけなんですけれども。

まあ、100万回言われた言葉があるんですけど、”それは、澤さんだからできるんでしょ?”ってやつですね。

もちろんですね、僕だからできたものっていうのはあるんですけど。

これは、僕に特別な能力があったわけでもないし。

それから、もう一つですね。

「僕にできて、他の人にできない」というのは、ただ単にやり方が、マッチしていないことかもしれないし。

他の人にはできるけれども、僕にはできないことっていうのは、それこそ、わんさかあるんですね。

ですので、自分に合ったやり方というものを、見つけられるかどうかというのに尽きるかな~と思うんですね。

その為には、まずは自分の棚卸しっていうのが、やっぱり大事なんですよね。

僕の場合であれば、テクノロジーのバックグラウンドがあって、ある程度基礎的な知識を持っているっていうことですね。

エンジニアとしてはポンコツですけれども、知識はある程度持っていると。

「これは、一つの武器になり得るぞ」という風に思うというのが、まず一歩目。

そして、説明能力。

プレゼンテーションを通じて。

あるいは、何か文章を通じて、誰かに対して伝えるということに関しては、結構できている部分が大きいぞというのも、自覚はしているんですね。

これは、いろ~んな要素があってですね。

自分自身があまりにもポンコツ過ぎて、自分がわかるようにする為には、かなり努力をしなければならなかったっていうのもあってですね。

そこら辺も、影響しているとは思うんですけれども。

結果的には、他の人よりも展開可能な汎用的なスキルだったっていうのは、後で気付くことになりました。

じゃあ、なんで気付けたかって言うと、他者からの指摘なんですね。

どういうことかと言うと、”澤さんの説明って、すごくわかりやすいよね”という風に言ってくれて、「あ、なるほど」「僕は相対的に見て、エンジニアとしては説明をわかりやすくできる方なんだな」っていうのを自覚できるようになったんですよね。

これが、すごくラッキーだったという風に、僕は思ってます。

結果的に、”あなたから、説明を受けたいですよ”という風に言ってくれる人が、たくさん出てきてですね。

そして、どんどんそこからチャンスが広がっていったというわけですよね。

連載を持ってみたりとか、いろんなイベントに呼んで頂いたりとかして、だんだんだんだん自分のキャリアの幅が広がっていったということになるわけです。

ここら辺は、棚卸しをした結果として、自分で理解をしていて、「強みにできるぞ」っていう風になったわけですね。

そして、昨日この話題になりましたけれども、髪が長いっていうことですね。

髪が長いっていうのは、伸ばしただけなんですけれども(笑)

伸びちゃったのを、そのまま生かしたっていうだけなんですが、長髪であるっていうだけで、ユニークなポジションを取れるわけですよね。

僕の職業がサーファーだったりとか、ロックバンドのギタリストだったりとかしたら、あんまり「ユニークさ」っていうのは生まれないんですけど。

「この長髪で、IT企業に勤めるサラリーマンだった」っていうところは、「ユニークさ」という武器を手にすることができるんですね。

この辺を組み合わせていった結果として、「澤は、とりあえず別の枠に入れておこうか」っていう風になりやすくなったってことなんですよね。

さて、この中で、ものすごく特別な能力っていうのはあるかって言うと、「特にない」っていうのが、お分かり頂けたんじゃないかな~と思うんですよね。

一個一個は、大したことがないですよね?

ITのエンジニアやってましたけど、それについては、全然ポンコツですし。

説明能力が高いと言っても、これは天賦の才ではなくって。

自分自身があまりにもわからないんで、自分用に一生懸命わかるように考えていたら、人にもわかるように説明できるようになったっていう、ある意味、副産物なんですよね。

そして、長髪っていうのは、とりあえず髪の毛が生えていれば、伸ばそうと思えば伸ばせると。

髪の毛がちょっと薄くなっちゃったなっていう人もですね、カツラ被れば良いわけですよね(笑)

なんで、見た目を変えるっていうことは、そんなに難しくないという風に考えると、組み合わせって、こんだけの話なんですよね。

如何にして、組み合わせていくか。

これは、Voicyで何度も言ってますけれども。

一個一個はそんなに特別じゃないものであっても、組み合わせると特別なものっていうのは、いくらでもあるので。

その組み合わせを考えるというのが、すごく大事なんじゃないかと、僕は常々思っているわけですね。

その結果として、”あの人は、ちょっと別枠にしよう”という風に言ってもらえる確率が上がると。

ほんとはですね、皆、別枠で良いんですよ。

というよりも、一人一人違うわけだから、何かの枠の中に括られるという風にしないで良い筈なんですね。

なんだけれども、何か知んないけど、枠の中に入れられちゃって。

そして、「窮屈だな~」っていう風に思うのが、いろいろな人がキャリアで悩む時の原因なんじゃないかと、僕は思ってるんですよね。

なので、自分なりに棚卸しをして、「これとこれとこれ、組み合わせてみようかな」っていう風に思ってやってみるというのが、すごく大事なことかなという風に思います。

そして、その「やってみる」を、ずーっと続けていってですね。

そのポジションっていうのを変えないようにしていくと、自然とタグが付いてくるんですね。

そして、タグが付いてくると、そのタグで認識してもらえるようになるんで。

そのタグが付いている範疇においては、ものすごい自由度というのが与えられる確率がUPするというのが、一つの仕組みなんですよね。

例えばなんですけど、僕の場合だったら、テクノロジーに関するプレゼンテーションっていうものについては、かなりの自由度がだいたい保障されるんですね。

例えば、他の人が、”一週間前までに、資料を出してください”っていう風に言われるところを、”もうあなたは、寸前まで作るということわかってるから、出さないで良いです”っていう風に、最初から言ってもらえたりするわけです。

これは、ずーっと愚直に続けていって、「当日にコイツは、どうにかする」っていうタグが、もう付いてるんで。

「それについては、ゴチャゴチャ言いませんよ」「とりあえず、枠の中からはみ出ていても、文句は言いませんよ」っていうポジションが取れているっていうことなんですね。

これを、”澤さんだから・特別だから、できるんでしょ?”という風に受け取るかもしれないんですけれども。

これはですね、「いきなりそうなったわけじゃなくって、ちゃんとプロセスが存在してるんですよ」というところが、ポイントになるかな~と思います。

あと、これは、僕が割とですね。

自然にできていたことで、今のこの自由な生き方っていうものを、形作ってくれた原因と言うかですね。

これに関しては、ある意味”天賦の才”と言ってもいいかもしれないところが、あるんですけど。

これ、何かって言うと、”全ての良いことは、ラッキーだっただけ”。

つまり、「運が良かった」って思ってるということなんですね。

自分の実力で、自分の才能で、自分の力でできたことっていうのは、ほとんどなくってですね。

全部、ラッキーだったと。

ほんとに、そうやって思ってるんですね。

なので、良いことというのは、全部幸運に恵まれただけ。

そして、悪いことっていうのは、実力不足。

こういう考え方を、昔っからしてるんですよね。

ですので、継続性がないと言うか、再現性が薄いっていう風に、最初から思っちゃってると。

結果どうなるかって言うと、出せるものをやらないんですよね。

毎回毎回、結構な緊張感を持ってやるようになります。

なぜかと言うと、僕は天賦の才なんて言うのは元々なくって。

運に頼って生きてきた人間なんだから、その運っていうものが呼び込めるように、その下準備はちゃんとやろうねっていう風に、ナチュラルに考えられるんですよね。

これはもう、自己肯定感の低さの裏返しだと思うんですけれども。

こうやって、「自分は、ラッキーだ」「ラッキーによって、作られてるんだ」って考えるのって、少なくとも僕にとっては、めちゃくちゃプラスに働いてですね。

こういう考え方をした結果として、今の自由な生き方っていうのが得られてるのかな~と思います。

これ、全体がほんとに、ラッキーに彩られてるな~っていう感じがしますね。

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