新生活を始めるにあたっての諸注意など。

人に好かれるセリフ
「勉強になりました」⇒「クレーム対応の話が、特に参考になりました」

ー---------------------------------------

このページはVoicy「澤円の深夜の福音ラジオ」1473回を、文字起こし・編集したものです。

【1473回】新生活を始めるにあたっての諸注意など。 | 澤円「澤円の茶話会ラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「澤円」の「【1473回】新生活を始めるにあたっての諸注意など。(2022年4月1日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

環境が変わるからこそ自分を分析する

「今日から新しい環境で、生活始まったよ~」っていう人も、いるんじゃないですかね。

僕自身は、環境がすごく大きく変わったというわけではないんですけれども。

一応、ちょっと節目となるようなイベントがありましてですね。

武蔵野大学の辞令交付式というものに、出て参りました。

もうですね、前年度から一応、教壇には立っていたわけなんですけれども。

昨年度は、客員教員だったんですね。

今年から専任教員ということで、名刺には「教授」という風に書かれた、そういった立場に変わりました。

やることはそれほど、めちゃくちゃ大きく変わるわけではないんですけれども。

やっぱりですね、「名前に恥じないように、やろうかな」ということで、心機一転というところではあるわけなんですけれども。

僕は、そういった意味で言うと、ちょっと付与されている名前が変わったということで、環境はそんなに変わってないんですけれども。

「環境そのものが、大きく変わりましたよ」とか。

あるいは、例えば、「勤めている会社は変わってないんだけれども、異動したことによって、周囲にいる人達がガラッと変わりましたよ」な~んて人も、多いんじゃないかなと思うんですね。

あるいはもう、大学とか高校とかに進学をしてですね、大きく生活環境が変わったっていう学生さんなんかも、いるかもしれないですね。

もちろん、新入社員という人達は、「入社式を終えて、クッタクタ~」な~んていう人も、いるかもしれないですね。

ということで、今日から「結構、環境変わったよ」「新生活、始まりましたよ」という人達向けに、お話をしようかなと思うんですけれども。

これ、何回かVoicyでも、お話をした内容だと思うんですが、大事なことなので改めてという風に考えて、お話をしようと思っています。

まず大事なことはですね、自分の限界値を知ることですよね。

これ、何回も言ってると思うんですけれども、とにかく自分の限界というものを、再確認しておきたいんですよね。

これは、今までの人生の蓄積の中で、だいたいこれぐらいっていうのが分かっているものも、結構あると思うんですよ。

それの典型が、睡眠ですね。

「最低、何時間眠れば良いのか」というのを、自分自身でまず、考えてみてください。

そして、できればですね、その最低ラインに+1時間。

それを、最低ラインという風に、ちょっとアップデートした方が良いんじゃないかなと思うんですね。

つまり、今までは4時間眠れば十分だったっていうショートスリーパーの人も、新生活が始まったら疲労度合いが違うはずなんで、5時間で計算した方が良いかなと思うんですね。

ですので、どんなに無理するにしても、1日24時間から5時間を引いた、あとの19時間でやりくりするぐらいに考えると、良いんじゃないかと思います。

僕はまあ、やっぱり、少なくとも、6時間。

できれば、7時間ぐらいは眠った方が良いよ~って思うんですけれども。

それでもですね、いろんな理由でちょっと睡眠時間短くなっちゃうんですという人は。

そして、「私は、比較的短い時間でも大丈夫ですよ」という人は。

今までの最低睡眠時間+1時間ぐらいで考えておくと、いろいろとスムーズになるかなと思います。

疲労が蓄積しにくい環境を整えるっていうのが、新生活の中では一番大事だと、僕は思ってるんですよね。

なにしろ疲労が蓄積すると、当たり前ですけど、良いこと何にもないですから。

そして、週末の寝だめとかですね。

休日に思いっ切り睡眠をたくさん取ることで取り返すっていうのは、これは本当の意味で回復しているわけじゃなくって、借金をある程度返しているっていう状態なんですよね。

そして、それはだんだんだんだん、これまたですね、利子が積み重なるような感じになって。

どっかで、「ガクッー」っとくることがあるんじゃないかと思います。

もちろん、これは個人差はありますけれども。

とはいえですね、生命体としての個体差っていうのは、まあそれほど多くないんじゃないかと。

現代人で、まあ通常の生活を送ってる人であれば、そんなには大きな差はないと思いますので。

「睡眠時間を確保する」というのは、とにかく絶対やった方が良いし。

そのためには、「まず確保しなきゃいけない時間は、どれぐらいか?」ということを自分が認識するっていうことが、すごい大事ですね。

そして、次がですね、食事と飲酒の限界値を知っておくこと。

あるいは、それを認識して、それを守るように努力すること。

ここに尽きるかな~と思います。

特にですね、「生活環境が変わって、初めて一人暮らしをしますよ」とかですね、「寮生活が、始まりましたよ」とかっていう人は、特に気を付けた方が良いですね。

食生活、ガラッと変わりますから。

「自分がどれぐらいの量、普段食べていたのか」っていうのを、もう一回ちゃんと思い出しておいた方が良いですね。

そして、食べ過ぎ・飲み過ぎ。

あるいは、食べなさ過ぎっていうのも、ちょっと気にした方が良いかもしれないですね。

とにかく、自分がどれぐらいの食事量が適量なのかということを、自分でしっかりと認識をして。

それを、守るような生活をすると。

まあ食生活ってのは、ものすごく体にダイレクトに影響しますからね。

「短時間で、体に大きく影響を与える」という意味で言うと、食生活ってのは、一番わかりやすいですよね。

ですので、食事に関しては、「自分がどれぐらいの量食べると、お腹一杯になるのか?」とか。

あるいは、「どういうものを食べると、自分は調子良くなるのか?」。

あるいは、「調子悪くなるのか?」。

そういったものを、知っておかなきゃいけないですよね。

そして、お酒飲む人は、飲酒量ですね。

「どれぐらい飲んだら、自分はヘベレケになるのか?」とか、「翌日に残るのか?」とかっていうのを、しっかり認識して。

且つ、言語化しておくこと、大事ですね。

できればこれ、メモった方が良いですね。

「ぼんやりと」じゃダメなんですね、これは。

こういったものは、明確に自分で理解しておくことというのが大事なので。

「これぐらいの量」という風に自分で考えて、それを守ると言うかですね。

少なくとも、その基準っていうのを意識しながら、飲んだり食べたりするっていうことをやると、大分これは、体に対するインパクトって変わってくるんじゃないかと思います。

日によってね、もちろん、「あ、今日はちょっと食べ過ぎちゃったな~」とかっていうことはあるとは思うんですけれども。

それは、自分の中で調整ができるようになっておくと…

これ、調整するためにも、ちゃんと基準値がないと、調整のしようがないですから。

その基準値っていうのを、自分の中で定めておくっていうのが大事かなと思います。

そして、「いや、そうは言っても歓迎会が…」とかですね。

まあ、コロナ禍なので、そこまで派手なやつはないとは思うんですけれども。

ボチボチですね、ボチボチそういうものも戻ってきている雰囲気あるし。

歓迎会というものに、めっちゃ命を燃やすようなタイプの人も、この世には少なからずいますので。

そういう人達に、誘われたら…

まあ、ちょっと断りづらいところ、あるかもしれないですね。

その時には、適量というものを自分でちゃんと認識しておいて。

その適量をキープすると言うか、「無理してまで、飲まない」っていうことを自分に言い聞かせるというのがこれ、すごく大事かなと思いますね。

新生活で、かなり初期の段階で、お酒で失敗するとか。

やっぱり、嫌ですよね。

ですので、そこはちょっと抑えておいた方が良いんじゃないかと思います。

そのためには、例えば、「飲み会苦手」っていう人もいますよね。

「飲み会苦手」という人は、飲み会を断るための決めフレーズみたいなものを、いくつか準備しておいても良いかもしれないですね。

これは、角立つような言い方をすると、その後の生活に、別の意味ですごく影響を与えちゃいますので。

これは、角が立たないようにするための、嘘をつくというわけではなく。

だけど、人の気分を害さないようにしつつ。

且つ、自分の身と時間を守るような、何らかのフレーズというかですね。

言い訳って言ったら、アレですけれども(笑)

何かしらの逃げ口上みたいなものを、ちょっと考えておくっていうのも大事かなと思います。

”仕事の後には、何か習い事をしている”っていうのを、言ってもいいし。

”資格試験の勉強をしている”でも、良いかもしれないし。

”何かの社会貢献のために、仕事の後の時間を使っている”。

何でも良いので、そういった角が立たないようなフレーズというのを用意しておくと、これ良いんじゃないかなと思います。

そして、ほんとに気が向いた時とかですね、スケジュールが立った時は、時々顔を出すと、レアキャラとして喜ばれる可能性もありますよね。

ということで、「肉体的な面で、自分を分析しておく」というのは、生命体としてですね、ちゃんと動いていくためには重要なポイントになりますので。

そこを、まず抑えておきましょうと。

そして、新しい環境においても、その最低ラインっていうのは絶対に下回らないような形にして。

「肉体的な心配事をできる限り減らした上で、新しい環境で何らかパフォーマンスを出そうとするということが大事かな」と思うわけですね。

そして、その新しい環境でパフォーマンスを出すために、非常に重要なポイントが、周囲に対して、悪影響を与えないような言動を心掛ける。

そして、自分がその原因となり得るようなものを持っていないかどうかを、今一度ちゃんと確認しておくってことですよね。

「周囲から、どういう風に見えるのか?」ってのを、自分で認識しておくってのは、これ大事ですね。

「周りの目ばっかり気にしろ」という意味ではなくって、無駄に損するような言動っていうのをして、良いこと何もないですから。

少なくとも、例えばですね、「朝一だったら、感じ良く挨拶をする」「自分の方から、挨拶をするように心掛ける」。

この程度でも、良いんですよね。

そして、ニコッと周囲にできる習慣づけができていると、これだけで相当得しますからね。

ですので、感じ良く、周囲とコミュニケーションする。

コミュ障の人もいるでしょうから、もう最低限で良いです。

できる限りで良いです。

「自分的には、結構頑張ってるぜ!」というレベルで構いませんので。

周囲に少なくとも、「嫌われるような・避けられるような言動っていうのを取り除こう」と思っておくだけでもですね。

新生活はおそらく、スムーズにスタートできるんじゃないかなと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました