人に好かれるセリフ
「それはしないでください」⇒「それはこうしてください」
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このページはVoicy「澤円の深夜の福音ラジオ」1503回を、文字起こし・編集したものです。
【今を生きてない人ほど過去の話をしたがる】
今日はですね、ちょっと毒あるかもしれないので、もしかしたら「悪魔の囁き」(プレミアム放送)の方が適切かもしれないんですけれども。
まあ、なんとなくですね、レギュラー放送の方で、お話してみようかな~って気になったんで、このトピックにしたわけなんですけれども。
ゴールデンウイークっていうこともあってですね、ちょっと田舎の方に帰ってるとか、地元に戻ってるとかっていう人もいるんじゃないかな~と思うんですけど。
そういう人が、昔の仲間とかですね。
友人とかに会った時に、思い出話に花を咲かせるっていうことあるかな~と思うんですよね。
あるいはですね、ちょっとアルムナイ的な感じで、昔の職場仲間なんかとちょっと会ったりとかですね。
食事行ったり、ゴルフ行ったりなんていう人もいるんじゃないかな~と思うんですが。
その思い出話というのが、楽しい場合とそうじゃない場合ってあるんじゃないかと思うんですね。
僕もですね、思い出話とか、過去の話っていうのを全部ひっくるめて否定するつもりは、全くなくってですね。
古い友人なんかだと、”こんなことあったね、あんなことあったね”っていうので、盛り上がったりすることあるわけですね。
だけど、その話しかできないとかですね。
昔の話ばっかりして、且つですね。
ここ、ポイントなんですけど、マウント取りたがる奴って、いませんかね?
特に、最近調子が良くなったりとか、生き方が変わったりとかした連中取っ捕まえて、”お前、昔と違って××だよな。昔は、こうだったのに…”みたいな感じでですね。
あたかも、今アップデートされた状態になっているっていうのが悪いことであるかのように言う人って、一定数いるんですよね。
あるいは、”昔はこうだったのに、今そんなことやってるなんて調子に乗ってるんじゃないか?”というようなネガティブな言い方をする人。
これもですね、一定数この世には存在するんじゃないかな~と思うんですよね。
そういう人と一緒に過ごすのって、ちょっと僕は疲れるんですけど。
まあ、一般的にどうか、わかんないですけどね。
少なくとも、僕はちょっと疲れるので、できる限り、距離を置きたいな~と思うタイプなんですね。
最近ですね、僕の周りっていうのは、すごく過去には苦労したんだけれども、今良い感じで活躍をしている人というのが、ほんとにたくさんいるんですよね。
というよりも、そっちの方が、僕の最近の付き合いの中で多くなってきていると言うかですね。
割合が高い感じがしますね。
例えば、その典型って言うとアレなんですけれども…
MBさんとプチプラのあやさんなんかは、まさにそういうタイプの二人なんですよね。
過去に、ものすごく苦労されて。
でも、今ピカピカに輝いているわけなんですけれども。
例えば、お二人は、かなり貧乏をされたそうなんですね。
お金にも苦労されたという話を、聞いてるわけなんですけれども。
だけど、今は動画の中で、すごいハイブランドを結構気前よく買っていたりとかですね、身に着けていたりするわけですよね。
それを見て、例えば、昔の友人とかが…
”こういうこと言われた”っていう話は、知らないですよ?
そういうことを言われているかどうかは、わからないんですけれども。
例えば、”昔は、あなたはそんなじゃなかったのに、なんで今、そんな派手なことやってるの?”みたいなことをですね。
昔の人達から、言われるかもしれないわけですよね。
だけど、これって何かって言うと、その人達がアップデートできていないっていう、こんだけの話なんですよね。
つまり、「あ、あなたはそういう形でアップデートしたのね」という風な受け取り方ができない、メチャクチャ残念な奴だというですね。
もう、そこに尽きるんじゃないかな~と思うんですよね。
僕もですね、古い友人に会った時に、たまにですけど、やっぱそういうのに出くわすんですよね。
”昔は、お前は××だったのに…”みたいなことを言われるわけなんですけど。
だけど、それは”いや、僕はアップデートしただけだよ”っていう、そんだけの話なんですよね。
”アップデートしただけであって、あなたはアップデートできてない。こんだけの話だよね”っていうことなんですね。
ものすごくこれって、偉そうに聞こえるかもしれないんですけれども。
これは当然の事実としてですね、流れた時間は同じなんですよね。
流れた時間は同じで、その間にやってきたこと・できたことっていうので、差がついただけの話であって。
別にそれに対して、とやかく言われる筋合いは、ないわけですよね。
そして、もし仮にその人が何らか苦労するようなことがあったりとか、ネガティブな出来事があったりとかして。
それで、うまくアップデートができなかったと言うんだったら、同情には値しますけれども。
だからといって、僕は昔話を持ち出されて、disられる謂れは全くないわけですよね。
ここは、切り離して考えなきゃいけないんじゃないかな~と思うわけです。
ということでですね、非常に重要なことっていうのは、自分がアップデートしてですね。
そして、他の人がそれを羨ましがっている・何かネガティブなことを言ってきているっていうことに対して、何か自分が負い目とか、引け目とかを感じる必要は全然ないですよってことなんですね。
そういうことを感じる人って、あんま多くないかもしれないんですけど。
少なくとも、そういったことに対してですね。
なんとな~く、心がざわめいたりする人もいるんじゃないかな~と思うんですけど、そんな必要はゼロでございますよという話なんですね。
「何か努力をして、それによってアップデートすることができた」「何か、過去の自分とは違うことができるようになった」。
これは、誇りに思うことはあってもですね。
何か負い目を感じて、「ちょっとここまでやるのって、調子に乗ってるんじゃないか?」とかって思う必要は、もう一切ないんですよね。
なので、”とにかく、自分は自分の人生を生きるっていうことに集中しましょう”って、いつも言ってることに落ち着くんですけれども。
ただ、どうしてもですね。
昔つながりがあった人と会うと、なんか知んないけど、そこにですね。
時間を引き戻そうっていう圧力をかけてくる人も、一定数いるんですよね。
そして、過去にあった事実でもあるので、人というのは、その記憶に引っ張られてですね。
気持ちも、そっち側に戻りやすい場合もあるということなんですよね。
全くそうならない人も、いると思うんですけど。
そうなっちゃう人。
そして、それによって何か落ち込んだりとか、落ち着かなかったりとかするっていう人も、いるかもしれないですし。
かといって、「なんとなく過去の人間関係っていうのを全部清算しちゃうというのも、どうなんだろうな」って思う人もいるかもしれないですね。
あるいは…
例えば、何かずーっと地元にいて、なかなか外界と接点を持つことはなくって。
だけど、ちょっとしたきっかけで、他の人達と知り合いになって。
そして、ちょこっと何かを自分で努力をした結果として、ググッとアップデートができましたよっていう時に、地元の人達が、ものすごーくそれに反発するような物言いしてくるってことっていうのも、伝聞ですけど聞いたことがあるわけですよね。
そして、”どうしても田舎だと同調圧力が強いから、そういうことをやると目立ってしまって、叩かれるんですよ”という風に言う人もいるんですけれども。
もちろんですね、生存戦略として、そういった時にちょっと大人しくしておくというのは、それはそれで良いとは思うんですね。
そうしないと、ずーっと戦い続けなきゃいけなくなっちゃうので。
それは、すごくしんどくなると思うんですけれども。
そういう時には、とりあえず外に出る時だけは違う自分になっておくっていうよりも、何かで覆い隠しておく。
そして、「ほんとの自分は、こうなんだ」っていうのを解放できる場所っていうのを用意しておいて、そこでは大いに弾けるというような生き方でも良いかな~と思うんですよね。
なんとなく印象としてはですね、イスラムの女性の服っていうのをイメージして頂きたいんですけど。
まず、アバーヤっていう洋服なんですよね。
そして、顔を隠すのが…
髪の毛と首だけを隠すものがヒジャーブで、目以外の顔を全部隠しちゃうのがニカーブって言うらしいんですけど。
「そういったものを身に着けているんだ、自分は」っていう風に思うのも良いかもしれないですね。
これ、男女問わず。
とにかく、外にいる時には、そういったもので自分を覆い隠してるんだけれども、自分が解放できる場所っていうのを用意しておいて、そういったところに行った時には、大いに弾けると。
実はですね、イスラムの女性達っていうのは、家の中ではすっごく好きな洋服を着てるらしいんですよね。
僕は、外を歩いているイスラムの女性しか見たことがないので、普段どういう恰好をしているのかっていうのを知らないんですけれども。
例えば、女子会のホームパーティーなんかをやる時には、メチャクチャ派手な恰好をしているっていう話を聞いたことがあります。
そして、面白いな~って思うのはですね。
日本人のように、「自由な洋服で、外を歩いて良いですよ」という文化圏の人からすると、「何か制約を受けていて、可哀想だな」って思う人もいると思うんですよね。
「何か好きな服を着て、外を歩けないなんて可哀想に」っていう風に思うかもしれないんですけど、イスラムの女性達からするとですね。
「何かあんな露出の高い洋服を着て、外を歩かなきゃいけないなんて」「そして、そういうファッションっていうのを強制されるなんて、気の毒だ」って考える人もいるそうなんですね。
ほんとにこれは、考え方次第だな~と思うんですけれども。
ということでですね、話を元に戻しますけれども。
やたらめったら、過去の自分に引き戻そうっていう圧力によって、何かマウントを取ってくる人が周りにいたりとかですね。
あるいは、一生懸命自分をアップデートさせようというものに対して、抵抗してくるような力を感じた時には、今言ったようにですね。
自分が安心できるような防護服みたいなものを、そういう連中の前では、心に纏っておいて。
そして、自分が解放できる場所というところで、大いに好き勝手に振る舞うという風にするのが、宜しいんじゃないかと思います。
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