人に好かれるセリフ
「私には無理です」
⇒「私にはまだそのスキルがないので、できません」
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このページは、Voicy「大河内薫マネリテ戦略室ラジオ」2022/6/15分を、文字起こし・編集したものです。
さて、今日の話題は、最近仮想通貨とか暗号資産、そしてNFT・メタバースが芳しくないと。
当然なんですよね。
これはもう世界中の株式市場が、そもそもあんまり良くない下落局面にあるわけで。
それよりも暗号資産の分野で、価格という意味で良いわけがないんですよね。
なので、それを受けて、ここ数日で暗号資産の情報を追わなくなった人の特徴みたいな話をしていきたいんですね。
2022年6月ver.です。
で、僕はVoicyとかYoutubeとかライブとかTwitterとかもそうなんですけど、暗号資産の話っていうのは、よくするんですよ。
自分も持っているし、あとは、税金が小難しいからね。
税金の話をしたりするわけですね。
あとは、ブロックチェーンゲームとかも、お話をするわけなんだけれど、”これ買っておくと、値上がりしますよ”っていうことは、一回も言ったことないんですよ。
なので、結論から言うと、この数日の大きな下落局面で、仮想通貨・暗号資産の情報を追わなくなった人っていうのは、完全に投機的に入ってきた人達っていうことなんですね。
僕が必ず、”この分野はテクノロジーの勉強の為に、それを握ってください”とか、”僕の中では信頼しているテクノロジーなので、資産は増えていると思うんだけど、10年後・20年後、そういうスパンで仮想通貨・暗号資産・NFT等々を見てみてください”っていうことを言うんですよ。
これは、今日買って明日上がって売り抜けて利益が取れることも当然あるんだけれど、それを初心者が狙ってできるっていうことはなくて、プロのトレーダーとか機関投資家と戦わなきゃいけないから、そんなことは僕達素人にはできなくて、できたとしても運なわけですよね。
だから、そんなものを狙って入るんではなくて、”このテクノロジーが、どんなものなのか勉強をして、自分なりに理解して、その未来が明るいなと思ったら握っておけば良いんじゃないですか”っていうことを口酸っぱく言ってきたわけですよ。
なので、ここ数日、その情報を追わないっていうことは、まさにそういうのとは正反対な所にいる。
極めて投機的に情報を取っていて、行動していたということがわかるわけですね。
だって、この下落局面の情報って、ものすごく重要ですからね。
やっぱり、この下落局面に強かったNFTも、冬の時代と言っても良いかもしれない。
その時代に強かったNFTとかっていうのは、次の春が来た時っていうのは、やっぱり力強い企業とか力強いブランドになってるかもしれないじゃないですか。
だから、この時の情報って、すごい重要なんですよ。
2018年も、1月をピークにして大暴落をして。
そして、冬の時代っていうのが3年ぐらい続いたわけですけど、その時に開発をやめずに続けていたものが、2020・2021年で花開いたっていうのが多いわけですよ。
例えばNFTを触っている人なら、たぶん知らない人はいないクリプトパンクスっていうジェネラティブコレクションがありますけど、これっていうのは始動をしたのが前回のバブル期。
2017年6月に、このプロジェクトが始動をしているわけですね。
で、プロジェクトを始動してすぐに、仮想通貨バブルっていうのは崩壊して。
でも、その開発を止めなかった、やめなかった、ずーっと続けていた。
だから、2021年の9月、海外だったら6月ぐらいに、一気に爆発したわけですよね。
ここは重要なので、今やめないプロジェクト、むしろ開発に力を入れるプロジェクト。
なぜか、この冬の時代にも採用を大幅に増やしているプロジェクトっていうのは、ものすごく期待ができるわけですよ。
で、その期待っていうのも、今日の文脈に合わせると、投機的期待というよりはテクノロジーとしての期待なわけだよね。
やっぱり、SNSとかインターネットっていうのは、世界を変えたわけじゃないですか。
それと同じようなことが、ひょっとしたら起こるかもしれない。
でも、それはまだ言語化もできないし、どういうものかっていうのもまったくわからないけれども、”それぐらいのテクノロジーだ”っていろんな所で言われているのは、このブロックチェーンっていうものなんですよね。
そして、暗号資産とかNFTっていうものなわけじゃないですか。
だとしたら、それがどう未来を変えていくか。
僕達の生活まで変えるわけだから、非常にワクワクする話じゃないですか。
で、そこの中心を担いそうな企業とかプロジェクトとか個人っていうのは、今から見ておきたいですよね。
そういうものを学ぶつもりで、そのチケットとしてやっぱり暗号資産を握りしめるっていうのが、僕は良いかな~と思います。
そういう見方をしている人っていうのは、今こそ情報を取っていると思います。
もう一つ例を挙げると、今回の暴落、そして”冬の時代に入ったな~”なんて言われているんですけれど。
いろんな引き金があるから一つには絞れませんが、最後の引き金となったのはレンディングサービスのCelsiusというところが、引き出し停止にした。
つまり、顧客が預け入れた仮想通貨・暗号資産っていうのを、一時引き出しできなくしたんだよね。
あり得ないじゃないですか。
銀行で言うなら、銀行に預け入れたものが、いきなりATMでおろせなくなったみたいになったわけですよね。
そしたら、もう市場はパニックになったっていうことです。
レンディングっていうのはどういうサービスかって言うと、読んで字の如くですよね。
顧客側からしたら、お金を預けて暗号資産・仮想通貨を貸して、金利を得るっていうことです。
で、このサービスは、日本人で使っている人は、たぶんそんなに多くなかったんじゃないかな~って言われています。
ワールドワイドに巻き込んで、大暴落の引き金となった。
大手って言われているレンディングサービスですからね。
だから、世界中のクリプト業界に衝撃を与えたっていうことです。
そもそも世界全体の株式市場が不況だから、その煽りを受けて仮想通貨も下がってきていたとか、いろんな要因はあるんだけど、最後の引き金を引いたっていうのは、今回の事件だったっていうことです。
ただ、振り返ってみれば、2017年の12月~2018年の1月にかけて、第一次仮想通貨バブルっていうのがあったわけですよね。
これの最後の引き金を引いたのは、Coincheckのハッキング事件ですよ。
で、Coincheckは、日本の大手取引所ですからね。
どれほどの仮想通貨・暗号資産・クリプトという業界の中心に、日本がいたかっていうのがわかりますよね。
日本の大手取引所が580億円という大金をハッキングされ、そして冬の時代に突入したわけですからね。
あの時は思い返してみれば、やっぱり今じゃ考えられないですよね。
緊急記者会見を、AbemaTVで生放送してましたからね。
そして、今でも忘れない。
記者の方々が、当時のCoincheckの代表と副代表を質問攻めでボコボコにしている。
で、その質問がまた見当違いなんですよね。
記者も学ばなきゃ、質問もできないよっていう話なんだけど。
だから、Twitterも荒れに荒れてみたいな感じで、騒然としていましたけれど。
それほど、日本がクリプトというものをすごく見ていたし、世界の中心になりかけていたっていうのが、前回のバブル期なんですよね。
で、そこから冬の時代どうなったかって言うと、日本っていうのはやっぱり大衆がそれを目の当たりにしたから、”クリプト、仮想通貨・暗号資産っていうのはダメなんじゃないか?”って言って、開発するような企業とか、そういうところで会社を興していこうみたいな人達っていうのが減った。
しかも、法改正・税制改正っていうのも、全然進まなかったからね。
ここに夢を見た、「ブロックチェーンっていうのが、世界を変える」と思った人は世界に出て、アメリカとかシンガポールで起業をしたっていう感じなんですよね。
なので、冬の時代、日本はそこにbetせずに過ごしたわけだから、今回の盛り上がりっていうのは置いてけぼりにされて、何周遅れにもされていたっていうことですね。
だから、今情報を取るというのが重要なんですよ。
NFTとか、仮想通貨・暗号資産・メタバース・ブロックチェーン。
それらが世界を変えるって信じている人達が、たくさんいるわけですね。
そういう人達っていうのは、今も開発を続けている。
つまり、これから冬の時代が来るんだとしたら、もっともっと下がって冬の時代が来る時に、それを信じている力が強い人ほど残るわけだから、そういう人達を見ておくっていうのは非常に重要だっていうこと。
2017年のバブル。
そして、それが弾けたその後にちゃんとやっていた人が、3年後花開いているわけだからね。
だから、そこを追わないっていうのは、もったいないな~って思います。
仮想通貨・暗号資産・NFT等々との付き合い方としては、そこで情報を遮断してしまう。
つまり、この大きな暴落相場、ここ数日で情報をも取らなくなった「まぁいいや~」みたいな人達っていうのは、非常にもったいないことをしているな~と思います。
もう少し話すと、僕がプレミアムリスナーの方で税金の話をしている、歩いて稼ぐMove to Earn、ブロックチェーンのSTEPNというものがあるじゃないですか。
あれっていうのは、アプリでブロックチェーンの仮想通貨のウォレットとか資金移動っていうのが完結したから、「今まで、仮想通貨触ったことないです」みたいな人達がメチャクチャ入ってきたんだよね。
そういう人達こそ、そこでテクノロジーを知って勉強をして学んで、そこに未来を変えていくみたいなのを感じて欲しいんですよね。
ただ、そういう人ほど「もう下がっちゃったから、や~めた」みたいな感じで出ていくっていうのも事実なんですよ。
だから、それは本当にもったいないな~と思います。
まあでも、気持ちはわかりますよ。
最後の最後で、一番高い所で・天辺で掴んでドーンって暴落したら、”あぁ~、やっぱりな。触るべきものじゃないんだな”って言って離れていってしまうのは、非常にわかるんですよね。
この負のサイクルっていうのは、止めたいなって僕は思うので。
ここからが、面白いと思いますよ。
下がってから誰が信じ切って、考えて考え抜いて開発をやめないかっていうね。
世界を変えようとするか。
ここは、注目して見ていると面白いのかな~と思います。
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