今日のリベラルアーツ大学
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このページは、Voicy「大河内薫マネリテ戦略室ラジオ」2022/7/25分を、文字起こし・編集したものです。
今、「カッコイイな」と心底思えるものに張っておく姿勢が重要だよなという感覚があるんですよ。
これを具体的に言語化していくと…
すごいな～と思うことって、たくさんあるじゃないですか。
情報を取っていたりTVを見ていたりYouTubeを見ていたりVoicyを聴いていたりして、たぶん「この人、すごいな」「あのメディアって、すごいな」「あのプラットフォームって、すごいな」と思うことがたくさんあると思うんですよね。
僕がここ5年ぐらいで一番ワクワクしたのは、いろいろあるけれど2017年のVALUと言うサービスですね。
個人をプラットフォームに上場させて、株式会社に見立てて個人のVA（疑似株式）を販売する。
そして、販売のやりとりの通貨はビットコイン。
これは革新的なサービスだな～と思っていたんですけど、今ないんですね。
時代が早すぎたな～とは思うんですが、非常に良かったな～とも思うわけです。
今は日本の法律的に無理なんですけど、海外で同じようなサービスを作ろうとしているところがある。
「どうなることやら」と見ていたりするわけですね。
あれは、本当にすごいなと思った。
プラス、カッコイイな～と思ったわけですよ。
ここは非常に重要で、あの時の暗号資産は未知のもの過ぎてワクワク感が半端じゃなかったんですよね。
そして5年経った今、まだ全然仮想通貨は大衆に下りてきていないけれども、認知は広がってきている。
「何ができるか」「何ができないか」が、よくわかるようになってきたわけですよ。
そうなると当然、すごいなと思うんですよ。
すごい技術だな～とは思うんだけれども、ちょっとワクワク感は減るわけですよね。
「なんか直感的に、これカッコイイな」「すごいな」と思うもの。
「すごいな」だけでは、ちょっと足らないんだよね。
胸がときめくと言うか…
それがあるものの情報を、僕は追うようにしているんですね。
つまり仮想通貨・暗号資産は”完成形”とまでは言わないけれども、かなり完成してきたと思うんですね。
そうするとワクワクは醒めないんだけれども、個人的には自分のワクワクの頂点からちょっと下がってきて安定期みたいなものに入っているかな～と思うわけですね。
じゃあ今「何がカッコイイな～」「これは、来るな～」って思っているかと言うと、残念ながら特にないんですよね。
「カッコいいな～」「憧れるな～」「すごいな～」という感覚は、なかなかないんだな～と思う。
うまく言語化できないから、非常に申し訳ないんですが…
黎明期中の黎明期みたいなもので、ビビッと肌感で来るものですよね。
その情報を追っていく姿勢は、非常に重要だし。
環境によって人それぞれ生活の仕方・人生が変わるから、個人個人が時代をリードする必要はないんだけど、時代をリードしていくものを一早く察知する感覚に結構近いものがあるのかな～と思うので、僕は「すごいな～」「便利だな～」という感覚よりも、直感的にビビッと来る「カッコイイな～」と思うものを追うようにしています。
当然、仮想通貨・暗号資産・NFT・メタバース・ブロックチェーン等、僕はテクノロジーを語ること・情報を取ることが好きだし、その情報を僕のVoicyから受け取って拡大させていくリスナーさんもいると思うんですよね。
その情報は、今もワクワクするんですよ。
ワクワクするんだけれど、どこか荒削りだったあの時代。
僕が見ていた2017年よりも前の2014年はもっと荒削りだったんだろうし、その時点で既に嗅覚鋭くそれに気づいていた人達がたくさんいるんだろうけど、僕が2017年に気づいた時にとっても荒削りで荒々しさ全開で。
完成には近づいているけど少しスマートになってきて、ちょっと寂しさを感じるんですよね。
そうすると、「次へ！」という感じがしていて。
うまく言葉に表現ができないんですけれども、「カッコイイな～」という自分の中のときめきみたいなものは、大切にした方が良いかな～と思います。
今僕は、そういうものがないんですよね。
当然、ワクワクはしていますよ？
2017年から追ってきたものが、大きく花開こうとしているわけですから。
だって暗号資産の話なんて誰も聞いてくれなかったし、NFTの話なんて誰も聞いてくれなかったわけですよ。
2021年の9月に日本でNFTがバブルになって、そして今は企業がNFTをやろうとしている。
そしてスクウェア・エニックスも、乗り出そうとしているわけですよね。
それが始まってしまえば、もう完全に大衆に認知される。
そうすると当然僕もNFTを扱いやすくなるんだけれども、ワクワクが減っちゃうんだよね。
この感覚、わかるかな～？
次のカッコイイものに張る姿勢を見せたいんだけど、張るものがない。
見つけられていない時にどうすれば良いかと言うと、自分に集中することですね。
結局そういう情報を取るのは、結構暇な人達が多いわけですよ。
僕は2017年に独立して、暇な時間が結構あったんですよね。
たぶん今よりも、情報をいろいろなところから取っていたんですね。
なので、そういうものが取りたい・ない時に自分を整理するのが非常に重要なのかな～と思います。
僕は税理士事務所で税理士をやりながら、自分で経営をしながら株式会社ArtBizを運営している。
基本的に生活費は、税理士として稼いでいるもので何とか賄って。
自分の会社から一部役員報酬を出していますが、それで個人の生活費を賄っているわけです。
会社に、印税・YouTube・プレミアムVoicy・スポンサーの売上が入ってくるんですけど、それを全部貯めて活動資金にして会社から経費として吐き出して、僕はいろいろな活動をしているわけですよね。
人を採用することだったり、全国各地の学校の授業に行くことだったり、本を自分の会社で買って全国の教育施設・図書館に寄贈する活動をしてみたりしているわけですね。
そして一番大きな目標は、日本にお金の教育をしっかりと普及させることなんですよね。
それに向けた手段としていろいろなものを配置していて今の僕の環境があるわけですけど、これをもっとスマートにスタイリッシュにしないといけないわけですね。
それは当然、目的を達成するため。
あとは、自分のやりたいこと・追いたい情報をしっかりと追うためでもあるわけですよね。
今、絶対あると思うんだよね。
「うわぁ～、ときめくな～」「ワクワクするな～」「カッコイイな～」と思う原石みたいな情報が、必ずあると思うんですよ。
ブロックチェーン・暗号資産・NFT・メタバースは日々ワクワクしているけど、そこじゃない。
それらの5年前ぐらいの感覚は、絶対見つけられるはずなんですよね。
たぶん僕が自分の環境を整理できていないから、カッコイイと思うものに張れる姿勢に追いついていないんだろうな～という感覚もあったりするわけです。
つまり何が言いたいかと言うと、「すごいな～」「お金になるな～」「ためになるな～」「便利だな～」だけではなく、ときめきとかワクワクとかカッコイイものを追う感覚は大切にして欲しいな～と思います。
僕もしたいな～と思うんですね。
なぜならそれが一番自分にとってやりたいことにつながるかもしれないし、それが一番自分にとって良い情報になるかもしれない。
でも感度を高めてそれを感じ取れる環境を作り出すには、自分の時間がたくさんないと無理なんですよね。
僕は感覚的に、今の状況からもよくわかるんですね。
どこまでいっても、自分の・人生のタイムマネジメントは大切だな～と再確認しました。
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