学生は働こう!社会人は学ぼう!

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このページは、Voicy「大河内薫マネリテ戦略室ラジオ」2022/7/27分を、文字起こし・編集したものです。

学生は働こう!社会人は学ぼう! | 大河内 薫「大河内薫"お金の学び"ラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「大河内 薫」の「学生は働こう!社会人は学ぼう!(2022年7月27日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

今日の本題は、「学生はもっと働いて、社会人はもっと学べ」。
学生は、学ぶことがメインであることは間違いないですよね?
でも一方で、日本の教育制度は古い体質のままなんですよ。

僕は学校でお金の授業を始めるようになって、ギョッとすることがたくさんあるんです。
僕を学校に呼んでくれるような方々は本当に熱い方々が多い一方で、教育制度があまりにも古い体質のまま凝り固まっていて進んでいない。
その上に新しいものを乗せようとするから、非常にカリキュラムが詰まり過ぎてしまっている。
そういうものを見ると、本当にギョッとするんですね。
そして思うんです。
「そこで学んだこと・得たことが、本当に子供にとって生きる力になるのかな?」と。
応用力が高い子供は、どんなことを学んだとしても新しい知識を得て、それを応用して自分の力に変えていくことができるけど、誰しもがそういう能力を持っているわけではないですよね。
だとしたら自分で吸収して噛み砕き、ちょっと形を変えたらやっと生きる力になるようなものではなくて、生きる力そのものを教えなきゃいけないよねと思うわけですね。
特に歳を重ねれば重ねるほど、現場は受験に重きを置いた教育になってしまうじゃないですか。
それはもう、日本の制度上どうしようもない。
そして受験に重きを置いた教育は、生きる力に直結するものがあまり多くないと思うんですよね。
僕も教育を受けてきたし正式な教員免許を持った教員としてではないけど、教育現場に改めて行って感じるものはそういう感覚なんですね。
個人的にはそう感じるけれども、たぶんそんなに全体認識と相違がないんじゃないかな~と思うわけです。

じゃあ社会に出る前の子供達はどこで生きる力を学べば良いかと言ったら、働くしかないんですよ。
それはアルバイトでも良いし、インターネットを通じて自分で仕事をしても良いし、年齢制限は確認したことがないですけどUber Eatsなんかをやれば良いんですよ。
社会を知る意味では、アルバイトは一番手っ取り早いですよね。
けれども僕は税金のことまでしっかり考えて欲しいから、個人事業的な働き方を学生の頃からやって欲しいな~と思います。

別に僕が学校を選んで授業に行くわけではないんですけど、高校生や中学生で1人や2人は「もう投資しています」「個人事業主として働いています」「ネットで仕事を取っています」という子がいますからね。
そういう生き方をしていることが優劣の「優」ではないと思うけれど、そういう生き方をすることがどれだけ生きる力を学んでいるかは、やっぱり理解しておかなきゃいけないわけですよ。
学生として教育を受けて受験して社会に出る子と、いろいろな経験をして個人事業主もやって確定申告もして下手すれば会社も設立して…という子では、どちらが生き抜く力があるかと言ったら、明らかに後者だと思うんですよね。
別に、良い・悪いの話ではないですよ?
ただどっちも選ばせてあげられるようなことを、大人達がやっていかなきゃいけないんですよ。
それを、教育現場だけに押し付けてはいけない。
親とか僕達みたいな発信者が、「そういう選択肢もあるんだよ」「生きる力が必要だよ」と教えていかなきゃいけない。
なぜなら日本はもう混沌とした時代で、地球の歴史上初めて超少子化高齢化社会がやってくるわけですよ。

日本に期待している諸外国の方々は、あまりいないわけですよ。
円安が進んでいることは、つまりそういうことなわけじゃないですか。
これから右肩下がりになる可能性が高い国において、生き抜く力がいかに重要かというのは、皆わかっているはずなんですよね。
それを、これから社会の中心を担う人達に教えてあげなきゃいけない。
で、学生達は自分から、その力を取りに行かなきゃいけない。
だから「学生は働け」と、僕は思うんですよね。
働くというのは、アルバイトだけの話ではないです。

一方で「社会人は学べ」と、思うんですね。
社会人は親元から経済的に離れるから、自分で稼がないと衣食住を確保できないわけじゃないですか。
仕事をしないで確保するのであれば、生活保護等を受けるしかないわけですよね。
だから社会人は、まず自分が生きるための金銭を稼ぐ。
これが一番最初にやるべきことなんだけれども、あまりにも日本人は勉強をしていないんですね。
有名な数字で、日本人の平均勉強時間は一日6分と言われています。
この時間は、会社に基づく勉強は当然抜きですよ?
例えば「社会人になったけど、パソコンの使い方がわかりません」「まずは、パソコンの勉強からしましょう」という人がいたとして、パソコンの勉強は社会に出てからの勉強時間ではないじゃないですか。
だって、仕事に基づくものだから。
他にも、自分が営業する商品の説明のために、いろいろな勉強をする。
商品に基づくいろいろな機能を勉強して、それを営業に役立てる。
それは勉強なんだけれども、生きる力を蓄える勉強ではないですよね?
これを、日本人はどう考えているかなんです。

これをVoicyのリスナーさんに言ってもしょうがないんですが、Voicyのリスナーさんは知識欲があって向上心があって勉強したい人達の集まりですからね。
そうでしょ?
自分の24時間外のところでも、勉強しようと頑張っているわけじゃないですか。
通勤電車の中とか家事をやったりしている時に、ながら時間で聴いているわけじゃないですか。
そういう人達が、増えなきゃいけないんですね。
だから尺度としては、Voicyというサービスが2倍にも3倍にも4倍にもなっていった時に「あ~、日本って勉強する国になったね~」という感じです。

何が言いたいかというと、日本人はこれからもずっと、日本と言う国を渡り歩く生き抜く力が絶対必要になるんですよ。
その時に誰が何をするかと言うと、「学生は働き、社会人は学べ」。
僕は、それが生きる力を生むと思うんです。
社会人は、生きるしかないから稼ぐわけですよ。
やりたくない仕事・やりたい仕事関係なく、とりあえずやるわけじゃないですか。
だから最低限の社会のルールは学べるけど、それを素養として持った上で「より良く人生を生き抜くためにはどうしたら良いか?」というのは、思考するしかないんですよ。
おそらく、仕事の現場でそれを考える余裕がない。
僕だったら、ないです。
じゃあどうすれば良いかと言うと、余暇ですよね。
仕事外の時間で、生き抜く力を学ぶしかないと思います。
一方で、学生は一週間の大半を学校で過ごすわけですよね。
つまり「学ぶ」で時間を過ごすわけですが、それだと生きる力に直結しないわけですよ。
だって学校で学ぶものは、受験を勝ち抜く力の方が多いからね。
じゃあどうすれば良いかと言うと、社会と関わる。
ここなんですよ。

学生は学生らしく学べ、社会人は社会人らしく仕事をしろ。
これじゃもうダメなんです。
これで良かった時代もあったかもしれないけれど、今は学生こそが働いて社会を知り、社会人こそが学んで生きる力を知るべきなんですよね。
僕は、こうやって日本人が変わっていくと、ちょっと社会が良くなっていくんではないかな~と思います。
そしてその生きる力を学びたいなと思った人に、僕がしっかりコンテンツを提供できるように。
お金の部分だけですが、僕もよりわかりやすく、生きる力となるコンテンツをしっかり投下していきたいな~と思っています。

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