合わせ続ける人生は…いつ壊れてもおかしくない

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https://www.youtube.com/watch?v=HVyfX0NMO2U

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このページは、Voicy「大河内薫マネリテ戦略室ラジオ」2022/8/16分を、文字起こし・編集したものです。

合わせ続ける人生は…いつ壊れてもおかしくない | 大河内 薫「大河内薫"お金の学び"ラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「大河内 薫」の「合わせ続ける人生は…いつ壊れてもおかしくない(2022年8月17日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

今日は、「合わせるとゆがむ、だから元々合っていた方が良い」という話です。
人間関係や友達関係・夫婦関係、仕事でもそうですけど、人間は我慢ができる生き物ですよね?
特に大人は。
だから「自分には、ちょっと合わないよな~」と思うものにも、無理やり合わせられるじゃないですか。
そう生きていくのが、当然と言えば当然なんですよね。
本当に自分がやりたいことだけ・自分に合っているものだけをやり続けれられる人は、ほとんどいないと思うんです。
それは、僕も例外ではないわけですよね。
やっぱり僕も、やりたくないことがあるし。

僕は、やりたくないこともやるんですよ。
ただ絶対やりたいことのために、やりたくないことをするんですね。
そうすると、ストレスがかからない。

とはいえ、僕もやりたくないことをやっているわけですよ。
合わないものを、無理やり合わせようとしているわけです。
ただシンプルに考えて、合わないものに合わせるって窮屈じゃないですか?
それは人間だからできると思うけれど……
例えばメチャクチャ大きなマネキンに、キッズサイズのTシャツを無理やり合わせて着せたらTシャツが破れますよね?
合わないものに無理やり合わせることは、破損する可能性がある。
人間で言えば、心が壊れる可能性がある。
だから当然、元々合っている方が良いわけですよ。
結婚生活とか人間関係だって、そうじゃないですか。
「仕事上しょうがないから、上司と一緒にやる」「ちょっと我慢すれば仕事が円滑に進むし、なんとか合わせていこう」と思っていて何年も経つと、相当キツくないですか?
僕は、キツいんですよね。

夫婦関係とか友達関係、家族関係でもそうですよね?
夫婦は元々他人ですけど、家族は他人じゃないじゃないですか。
親子は血がつながっているわけで、それでも「合わないな」という部分が、良くも悪くも絶対あるんですよね。
それを批判しているわけではなくて、誰しもそういう事態に遭遇することがある。
その時に、お互いが合わせにいくならまだしも、どっちかが合わせにいくのは合わせにいった方が壊れる可能性が高い。
とはいえ、元々自分に合うものだけに囲まれて生きていくことは不可能ですから、「どうするのか?」が今日のメッセージです。

結局伝えたいことは、「自分の人生の舵を、自分で握れるようにしよう」。
先日も、「売上が300万円以上にならなければ、事業所得の税金メリットをたっぷり携えた確定申告ができなくなりますよ」と。
「とはいえ、数あるメリットのほんの一部がなくなっただけだから、副業をガンガンやりましょう」という話をしました。
副業をしていない人を批判するわけではないですけど、この激動と混沌の時代において収入が一つというのは、相当心細いですよ。
それこそ、自分の人生の舵を自分で握れていない状態なんじゃないかな~と個人的に思ってしまうんですね。
収入が一つしかないのは、会社に依存し過ぎている状態だから。
そうすると不健全な部分がたくさんあって、「合わせていって壊れちゃった」という時ですら、変えられないわけじゃないですか。
壊れたまま、走り続けなきゃいけない。
それは人生として相当辛いし、人間らしくない。

とはいえ、それもしょうがない部分がある。
そういう人間は、世界中にたくさんいると思うんですよね。
そうなってしまった人を0or100で批判するつもりはないんですけど、そこに至るまでの時間は一瞬ではないはずなので、努力不足だった部分・努力を怠った部分があったんだと思います。
それは、「知らなかった」じゃ済まされない。
会社の寿命がこんなに短くなっていることとか、会社がすぐに潰れてしまうこととか、合わせ過ぎていくと心がゆがんで心が壊れてしまうとか、全部知らなかった。
だから、今こんな状態になってしまった。
それも一理あるんですけど、それを知っていかなきゃいけないんですよね。
正しい情報を取り、自分が今どんなポジションで、それで走り続けるとどうなるか。
僕達はそれを、もっと意識しなくちゃいけないんです。
そして意識すればするほど、「なかなか自分の人生の舵を、自分で握れていないよな」「自分の人生なのに、他人にデザインされているな」ということがあると思うんです。

僕は税理士になる前から「税理士になったら、一人でやってやろう」と思っていたけれど、それでも会社に雇われている瞬間があった。
僕は独立するわけだから、時間制限があるわけですよ。
期間限定で会社に雇われている身だったけど、メチャクチャ窮屈だった。
自分が合わせていく、無理やり型に嵌めていく。
「何かを無理やり合わせるのは、こんなにも不健全なのか」と、僕は思いましたね。
そして「全然自分の人生が、自分でデザインできていないな」というモヤモヤがあったわけですよ。
「ただ独立をすれば、それをある程度払拭できるだろう」と分かっていたから耐えられたけれども、情報を取れば取るほど苦しむことが、ひょっとしたらあるかもしれないですね。
ただそれでも、自分の人生をデザインすることを諦めちゃいけないと思うですよね。
諦めてしまうと、合わないものにずーっと合わせ続ける人生になってしまうから。
たまたま合ったベストなタイミング・環境もあるとは思うけれども、多数派は「なかなか難しいな~」「でも、合わせていかなきゃな~」。
それを、ずっと続けなきゃいけない。
そういう人生が、待ち受けている。
それが悪いとは思わないけれども、健全ではないと思います。
だから難易度は高いけれども、自分の人生を自分でデザインする。
「その一歩を踏み出すために、何をすべきか」を、各々考えていかなきゃいけない。
そんな苦しい時代になっているな~と、思うわけです。

当然、このVoicyを聴くのは一つの手段だと思うし。
リスナーさんは、すごいと思いますよ?
これだけ自分が口酸っぱく言っても、(一般の方は)全然勉強していないよね。
高校の同級生とか親戚とか……
「社会人は、1日6分しか勉強しない」は、本当だなと。
Voicyのリスナーさんは、ずっと学び続けているわけじゃないですか。
僕も学び続けている身ですから「そのデータ、本当なのかな?」と思うんですけど、一般・大衆の方とお話すると「本当だな~」「さすがにマズいよな~」と思うんですよね。
だから結論「学びましょうね」と、強く強くメッセージとして残したい。
いつもの結論ですね。
そしていつも学んでいるリスナーの方々に、なんとか広めて欲しいな~と思います。

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