25〜34歳男性のうち無職は〇〇%という話をポジティブに語るとこうなる

人に好かれるセリフ
「ちゃんとやってください」
「この作業はここまでやってください」

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このページは、Voicy「大河内薫マネリテ戦略室ラジオ」2022/9/11分を、文字起こし・編集したものです。

25〜34歳男性のうち無職は〇〇%という話をポジティブに語るとこうなる | 大河内薫@お金の教育「大河内薫マネリテラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「大河内薫@お金の教育」の「25〜34歳男性のうち無職は〇〇%という話をポジティブに語るとこうなる(2022年9月11日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

今日は、お金の記事を膨らまして話をしていきたいんです。
女性に現実を突きつける記事と言いましょうか。
「『年収500万の“普通の”男性でいい』はカン違い」という、女子SPA!に載っていた記事です。

「年収500万の“普通の”男性でいい」はカン違い。ご縁に恵まれない女性の特徴 | 女子SPA!
こんにちは。マッチングアプリ専門家のおとうふです。恋愛で「いいと思った人からは好かれない」というお悩みをよく聞きます。例えばマッチングアプリをやったことがある方なら「いいなと思っている人からいいねが…

マッチングアプリとか婚活とかで女性が男性を選ぶ時において、”私は、男性の年収500万円ぐらいで良いです。高望みはしません”と言った時に、”いやいや、それは高望みですよ”という現実を突きつける記事。
結構バズっていたので、気になったんですよね。
そもそも記事にしなくても、平均年収がこの世にあるわけで。
日本は、450万円ぐらいなんですね。
中央値となれば、400万円を切るわけです。
ちょっと知識があれば、年収500万円が平均や中央値よりもかなり上であることがわかります。
なので、この記事はお節介なんです。
ここから面白いところに辿り着いたので、話をしたいんですね。

”平均年収が450万円、中央値が365万円”と言われますけど、「そもそも婚活市場に対する年収500万円以上は、どれほど価値があるのかな~?」をちょっと調べてみたんです。
そうしたら、Twitterで良いデータが出てきたんです。
ちょっと古いんですけど2017年の就業構造基本調査によれば、未婚男性25~34歳の年収構成比、年収500万円以上はどれぐらいだと思いますか?
何割ぐらいだと思いますか?

9.3%なんですよね。
1割にも満たない。
年収600万円以上になると、4%を切る。
そんな感じなんですよね。
僕はファーストインプレッションで「さすがに、それは少ないかな~」と思ったんですけど、それはそうですよね。
年代関係なく全体で”平均年収450万円”と言われているわけですから、34歳までで区切ったらもっと下がる。
「これぐらいかぁ~」と。
ちなみに300~399万円(23.5%)に、中央値がありそうかな~と見ています。
そして2017年就業構造基本調査の年収構成比には、無職・無収入もあるんですよ。
未婚男性25~34歳の年収構成比、無収入は何%を占めていると思いますか?

12.5%なんですよ。
皆さん、どう思いますか?
多いと思いますか?、少ないと思いますか?
おそらく40年前の調査だったら、こんなにいるわけがないんですよね。
10年前(2007年)でも、もっと少ないんじゃないかな~と思うんです。
25~34歳の未婚男性が10人に1人、無職・無収入なわけですからね。
メチャクチャ多いな~と思ったんです。
だって年収500万円以上(9.3%)よりも多いわけですから、データ上はその層の男性を見つけていった時に、年収500万円以上に当たる確率よりも無職に当たる確率の方が高い。

しかしここで終わったら、全く面白くないんです。
僕が今日伝えたいメッセージは、そんなもんじゃないわけですよ。
大河内節で話していきますけど、「未婚男性25~34歳の年収構成比、12.5%が無職」をポジティブに捉えるのであれば、皆さんはどう語りますか?
「お金は道具」につながってくるかもしれないですね。

おそらく僕が話すことは現実社会と結びついていないかな~と思うんですけど、見方によっては無職でも生きていける証明だったりするわけですよ。
つまり収入がなくても、生きていける。
日本には生活保護があるので、間違いなく生きていけるわけです。
ただ「お金は道具」であれば、必要になった時だけ目の前にあれば良いわけですよね。
「遠くにドライブしたいな~」と思ったら車が必要なわけで、「インターネットがしたいな~」と思った時は車が不要なわけですよ。
「髪の毛を切りたいな~」と思ったらハサミが必要なわけで、「インターネットがしたいな~」と思った時はハサミが不要なわけですよ。
お金は交換という特殊能力を持った、この世で一番便利な道具なんですけど、それでも人間が扱う道具なんですよね。
つまり必要になった時に、お金が目の前にあれば良いわけです。

「私立大学に行くから、結構学費が必要だな~」と思ったら、そのお金を持ってくれば良いわけですよね。
国立大学に行く人は、そのお金が必要ないわけです。
お金は稼ぐと言うよりも道具ですから、目の前に集めてくるのが感覚としてマッチするわけですよね。
ただ、それに違和感を覚える人がほとんどだと思います。
現代は、目の前にお金を持ってくる手法がメチャクチャ増えましたよね。
働くだけじゃなくて、いろいろな方法でお金を手に入れることができるようになった。
これがこの就業構造基本調査に反映されているのだとしたら、メチャクチャポジティブだな~と思うんですが、反映されていないでしょうね(笑)
ただこれは、今後反映されていくんじゃないかな~と思います。

例えば5年後にやった場合は、もっと無職・無収入の構成比は増えると思うんですけど、「全然困っていないですよ」という人も増えていくんじゃないかな~と思います。
なぜなら、お金に対してものすごくフラット。
「お金は道具だよね」「必要な時だけもってくれば良いよね」と思っている若者は結構多いので、彼らが社会に出た時はそれを反映した生き方が増えてくるんじゃないかな~と、僕はポジティブに見ています。

いずれにしても、お金に振り回されたくないですよね。
収入がいくらであろうと、生きていける。
「道具だから、必要な時だけ目の前にあれば良いんでしょ?」という、お金に対するフラットな価値観を持った人が増えるといいな~と。
極論ではあるんですけど、道具ですからね。
人間様が扱うものですから。
世間を見渡すと、お金に雁字搦めにされている・お金に使われているような人は多い気がするんですよね。
そういう人達のマネーリテラシーを上げて、開放していく。
道具なんかに雁字搦めにされる人生って、人間らしくないじゃないですか。
なので、そのために今後もしっかりと発信していきたいな~と改めて思いました。

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