チームで仕事をするということ。

人に好かれるセリフ
「何でも聞いて」⇒「○○でわからないことがあれば、聞いてください」

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このページは、Voicy「幸せ応援ナースのラジオ」#188を、文字起こし・編集したものです。

#188 チームで仕事をするということ。 | 中村綾|株式会社nicott広報「中村綾のニコット広報チャンネル」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「中村綾|株式会社nicott広報」の「#188 チームで仕事をするということ。(2022年3月16日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

信頼関係の元、強みを引き出し、弱みを補う。

まず、私が大事にしていること1つ目、「強みを引き出して、弱みを補う」。

ここを、一番大事にしております。

人には、強いところ・弱いところ、得意なところ・苦手なところというのが、たくさんあります。

そして、強いところとかできることがOKとかね、できないところがダメ、っていうわけではなくて。

強みは強みで愛されて、それは、どんどん生かしたら良いし。

弱いところは、”弱いんです、できないんです”って言って、助け合い。

できる人がいたら、できる人に補ってもらう。

そういう関係性で、自分が一番パフォーマンス・能力を発揮できる環境で仕事をしていくっていうのが、やはり大事なのかな、と思っています。

看護の時代の時はですね、看護師をしていた時は、日勤と夜勤で、それぞれチームが変わります。

夜勤の時は、一夜勤3人の看護師とかで置いていくので、それぞれに得意分野っていうのが分かれてくるんですよね。

「この人は、心電図見るのがすごく得意」とか、「この人は、呼吸器を見るのが得意」とか、「でも、この人は、ここが弱い」とか。

そういうのをチームの中で、「今日のこの人は、ここが強い人だな」「ここが弱い人だな」っていうのをしっかり分析をして、この人に役割を与えていきます。

なので、できないところっていうのは、誰かが補う必要があるんですけれども。

”できない”っていうことをまず言える、そういう環境にあるかどうかっていうのも、大きなポイントだと思います。

チームで仕事を前に進めるためにはですね。

”私は、ここまでは、できます。ここから先は、できません”っていうのを、しっかり言える。

相手との信頼関係が築けているのか、っていうところも、すごく重要ですね。

やはり、そういう信頼関係が築けていないと、できないことがあったとしても、それを”できない”って言えない・言っちゃいけないっていう環境になって、無理して効率悪く、自分でやらなきゃいけない。

そういう風になってストレス感じて、「仕事、楽しくないな」とか、なってしまうんじゃないかな、と思っています。

だから、まずはね、相手と信頼関係を構築してですね、「自分の強みは、ここですよ」「できること、ここです」っていうのを、どんな形であれアピールをすること。

そして、「私、ここが苦手なんです」「私、ここが弱いんですよね」っていうのを、包み隠さず言えるような間柄になるということ。

で、「自分の強みは、誰かの弱みかもしれない」「誰かの弱みは、自分の強みかもしれない」、そういう風に思い合える。

”ここまで、できるでしょ?”とかっていうのは、自分の決めつけでしかないので。

そうではなくて、相手の良いところを見てあげて。

できないところは、「どうやったら、補っていけるんだろう?」って。

そういうことを考えながら、チームで仕事を前に進めて行くっていうのが良いんじゃないかな、と私自身は思っております。

ホウレンソウ、おひたし、コマツナ。使い分けましょう。

そして、2つ目。

大事にしているのが、「ホウレンソウ、おひたし、コマツナ」ですね。

こちらも、皆さん、ご存知かもしれませんが。

<ホウレンソウ>は、食べ物のほうれん草ではなくて、<報告>・<連絡>・<相談>ですね。

<ホウ>・<レン>・<ソウ>に、なってます。

些細なことでも、報告をすること・連絡をすること。

そして、相談をすること。

やっぱり、切羽詰まったね、期日になってしまうと、なかなか相談することができなかったり、連絡することができなかったりっていうのは、ゼロではないと思うんですよね。

ですが、やっぱり、チームで仕事をしていたり、クオリティの良いものを作り上げていくのであれば、”今、こんな感じなんですけれども”って。

予め、早め早めに。

私は、だいたい60・70点ぐらいの段階で、卓巳さんに確認をしてもらっております。

例えば、「インスタライブするから、画像を作ろう」ってなった時にも、2つぐらい画像のテーマを出して。

2パターンですよね、配色も違ったり、卓巳さんの画像が違うものとかも提示して。

”こんな感じで、こういう風なイメージで作っているんですけれども、どうでしょうか?”っていう報告をします。

ある種、連絡もします。

そうすると、卓巳さんから”こういうのが、良いんじゃないかな?”って、アドバイスを頂けます。

そして、またそこから、ブラッシュアップしていくと。

これも、私が報告したり、連絡したり、相談したからこそ。

卓巳さんから、お返事が頂けて、より良いものが、作り上げていける。

そういう循環に、なっております。

そして、次に、<おひたし>という言葉があります。

こちらは、<ホウ>・<レン>・<ソウ>を受けた側の対応になるのかなと思いますが、とても大事な考えかなと思っておりますので。

こちらも、お話させて頂こうと思います。

まず、<おひたし>の<お>は、<怒らない>ですね。

どんなことを受けても、頭ごなしに怒るとかではなくて、怒らずにまず受け止める・相談に乗るっていうのが大事なのかなと。

そして、<ひ>っていうのが、<否定しない>です。

自分と相反するような内容が報告として挙がってきた時に、否定するのは簡単ですよね。

”そうじゃないんだよ!”っていうのは、簡単なんですけど。

やっぱり、相手の意見・理由があって相談してきていると思うので。

それを頭ごなしに否定するっていうのも、良くないなと思っています。

そして、<おひたし>の<た>は、<助ける>です。

やっぱり、困ってるから相談してきたりね、報告してきたりすることってあると思うんですよ。

そして、チームでね、円滑に仕事を前に進めて行くっていうとね。

やっぱり、「強みを引き出して、弱みを補う」ってなった時に、弱いところ・できないところは、誰かが助けてあげないと、うまく進まないですよね。

なので、<おひたし>の<た>は、<助ける>です。

そして、<おひたし>の<し>は、<指示する>です。

<指示する>っていうと、”あれやれ!、これやれ!”とかではなくて、”こういう風にやったら、良いんじゃないかな?”っていうアドバイスに近い感覚で、私は受け止めております。

なのでね、<ホウ>・<レン>・<ソウ>を頂いたら、<お>・<ひ>・<た>・<し>。

<怒らない>・<否定しない>・<助ける>・<指示する>。

この4つで、お返しできると良いんじゃないかなと思います。

そして、私、もう一つ好きなものがありまして。

これも、仕事を効率良く進めて行くための一つなんですけれども、<コマツナ>という言葉も好きです。

<コマツナ>、皆さん聞かれたことあるかな?

私は、社会人結構長いことしてから気付きましたね、この言葉は。

<コマツナ>はですね、<困ったら>・<使える人に>・<投げる>っていう(笑)

それの頭文字を、取っています。

<連絡>・<相談>をして、<おひたし>で指示したりとかしてもらったとしても、「でも、やっぱり、自分じゃ無理だよ~」って思ったら。

困ってるんですよね、困ってる人なので。

そしたら、使える人、ここが得意な人に、投げちゃう・お願いしちゃうですね。

なので、「自分ができなくてダメだ~」っていうわけではなくて、「自分がダメだ」ってのがわかっているのであれば、次の人にパスをする・お願いする。

これも、立派な仕事だと思うんですよね。

誰しもが、人に仕事を振ったりとか、自分ができないことを「できない」って認めることができなくて、苦しんでる人も多いんじゃないかなと思いますので。

”私、これはできます。でも、これはできないんです”とかね。

”いや~、これもできないし、あれもできないし、無理なんですよね~”っていう感じで、全部他人任せっていうのは、主体的じゃなくて、いかがなものかなと思ったりはしますが。

誰かに何かをお願いする時、”私、ここは得意で、ここはできるんですけど、ここがどうしても苦手でわからなくって、お力添え頂けないですか?”みたいな感じで相談するとね、私の仲間は、”良いよ”って、教えてくれます。

だから、やっぱり、大事なのって、相手のことを想うっていう。

愛情もそうだし、相手のことを信じる・信頼するですね。

そういうものも、大事だし。

あとは、信用してもらえる・信頼してもらえるだけの、自分の積み重ねてきたもの。

それを、嘘偽りなく誠実に、相手にお伝えすること。

そして、自分は、何が得意で何が弱いのか、何が好きで何が嫌いなのか。

ここを、明確にしておくこと。

そして、尊敬ですよね。

やっぱり、自分は自分だし、他人は他人。

違いは違いであって、間違いではない。

なので、皆それぞれ、価値観が異なります。

嬉しいポイントも、悲しいポイントも、人それぞれ違うと思います。

でも、何十億人っている中で、今、この同じ瞬間に一緒に関わることができるって、ほんっとに幸せなことなんじゃないかなって思うんですよね。

同じ時間を長く過ごせる人もいれば、スーパーとか車ですれ違うだけっていう人も、たくさんいますよね。

その中で、こうやって今、私のVoicyに耳を傾けてくださっている。

これだって、奇跡だなと思っています。

今回は、「#チームで仕事を前に進めるためには」ということだったので、私と、今これを聴いてくださっている方が、チームかどうかはわからないですけれども。

ぜひ、皆さんが今いる組織で、「自分のチームって、どうやったら前に進んでるのかな?」とか、「自分のチーム、こういうところが良いから、前に進めてる気がする」とかですね。

ぜひ、言語化してみて頂けると、良いんじゃないかなと思います。

私、今、一個思いつきました。

私、Voicyを自分で録って、好き勝手UPしていて。

それを、皆さんが、私のことをフォローしてくださっているからなのか、たまたまね、流れてきて聴いてくださっているのか。

どういう意図で聴いてくださっているのかは、わからないですけれども。

私のVoicyは、皆さんが聴いてくださっているからこそ成り立っているので、ある種、チームかもしれないですね。

私のVoicyを聴いてくださる皆さんと、発信する私。

それが、一緒に作り上げている。

皆さんからの<いいね>だったり、再生数だったり、コメントだったり。

そういうものを頂くだけで、ほんとに、「あ~、聴いてくださってる方、いるんだな~」って。

「”私のお話で、救われた”って言ってくれる人が、いるんだな~」って。

「それが、たとえね、多くなくて良いな」って思ったんですよね。

たった一人でもいいから、私の声を聴いて・私の思いを聴いて、「あ~、私も頑張ろう」とかね、思ってもらえたら良いのかなって思ってます。

ありがたいことにね、Voicyのパーソナリティをさせて頂いて、約1年が経ちました。

まだまだ話し方が慣れなくて、緊張することもあるし。

毎日更新するというのが、難しかったりするんですけれども。

それでも、楽しくVoicyができているっていうのは、「今、こうやって聴いてくださる方がいるからだな~」と、改めて思いました。

これは、私、仕事ではないですけれども。

このVoicyっていうものを前に進めて行くためには、今聴いてくださっている皆様に対して、<感謝>っていう気持ちを忘れないこと。

そして、”私は、ここができます、ここが苦手です”っていうのをね。

自分の好きとか嫌いとかも含めて、自己開示していくこと。

そして、<報告>・<連絡>・<相談>とか、<おひたし>とかっていうのは、ないかもしれないですけれども。

何かあれば、<連絡>もしたいし。

何かあれば、<相談>もしたいし。

皆さん困っていたら、何か力になりたいし。

そんなことを、ふと思いました。

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