#221 得意になりたいなら、まずは量をこなしてみる。

人に好かれるセリフ
「なぜ連絡してくれなかったの?」
「困っていたから連絡してほしかった」

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このページは、Voicy「幸せ応援ナースのラジオ」#221を、文字起こし・編集したものです。

#221 得意になりたいなら、まずは量をこなしてみる。 | 中村綾|株式会社nicott広報「中村綾のニコット広報チャンネル」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「中村綾|株式会社nicott広報」の「#221 得意になりたいなら、まずは量をこなしてみる。(2022年5月27日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

量をこなすと、質が見えてくる。

本日は、「好きになりたければ、量をまずこなそう」について、話していきたいなと思っております。

皆さんは、何か得意なこととか、好きなこととか、やってみたいな~とか、これからできるようになってみたいな~って思う時って、量をこなすんじゃないかな~と思うんですけれども、私も、かなりの量をこなすタイプでございます。
そしてね、「量をこなすことによって、質が得られる」っていう言葉がね、あると思うんですけれども、私、ちょっとここはね、「?」マークが付くんですね。

量質転化の法則は勘違い!?量は質に転化するの本当の意味とは。
はっきり言いますが、ほとんどの人の「量」

「どんなことであっても、とりあえず量をこなせば良い」というわけではなくって、しっかりした手順とか、正しい方法とか、誰から学ぶかとかですね。
「どれだけの量を、どんな形で行うか」によって、質ってガラッと変わると思うんですよね。
何も考えずに、とりあえず量だけこなしていたとしても、それって、ただ量をこなしただけで、質にはつながらないと思っていて。
質につなげる為の量っていうのがね、大事なんじゃないかな~って思うんですよね~。
メチャメチャね、話しててチンプンカンプンかなって思われる方、いるんじゃないかなと思うんですけれども。
幾つかね、私が実際に「量やってて、良かったな~」って、「今、質が保ててるな~」っていう事例を、お話しようと思うんですけれども。

まず一つ目が、Twitterのプロフィールですね。
「Voicyで、なぜ、Twitterの話をするんだ?」って思われる方、いるかもしれませんが。
私は今、ありがたいことに、Twitterが26,300名ぐらいのフォロワー様に支えて頂いております。
そしてね、ありがたいことに、”プロフィールを変えてみたいんだけれども、どうしたら良いかな?”って相談をしてくれる友人がいるんですね。
で、Twitterのプロフィールは160文字なんですけれども、その160文字の中に、いかに自分の思いを詰め込むかっていうところがね、私は、とても大事だと思っていて。
”長文でダラダラダラダラ書いても、基本的に人は見ないので、何が言いたいのかとか、どういうことを発信しているのか、自分はどういう人なのかっていうのを、わかりやすく書いていきましょう”ってアドバイスだけを、まず一回したんですね。
私がやってあげるのは、とても簡単なんですけれども、まずは自分でできるようになってもらいたいので、そういうアドバイスをさせて頂きました。
その上で、やっぱり慣れていない方からすると、「プロフィール作るの、難しいな」っていうことでね、伝えたいメッセージを短文でバーッと送ってもらったんですね、20個ぐらい。
私、それを見てね、パッパッパッパッとね、160文字でTwitterのプロフィール文を作って先方に一回送って、”こんな感じ、どうですか?”って言ったらね、”天才すぎる!”っていう風に褒めて頂きました。
それもね、振り返ってみれば私、今まで本当にTwitterのいろんな人のプロフィールを見ていて、「これって、わけわかんないな」とか、「意味がわかんない」とか、そういう着眼点で、プロフィールを見てたんですね。
そしてね、多くの方達のプロフィールの添削とか、プロフィールの作成を、まずは無償でさせて頂いておりました。
そして、経験を踏んでいって、だんだんだんだんできるようになった。
これもね、普段から「このプロフィールって、どうなんだろう?」とか、「これ、よくわかんないな」とか、そういう着眼点を持っていたからこそ、できるようになった。
そういう風に思った、エピソードでございました。

そしてね、他にもエピソードあるんですけれども…
例えば、パソコンのブラインドタッチですね。

ブラインドタッチ、ビジネスパーソンであれば、比較的できる方多いんじゃないかなと思うんですけれども、私が前やっていた看護師という仕事でも電子カルテがかなり普及していて、パソコンって必須になってきているんですけれども…
それでもね、やっぱり私達看護師からすると、IT業界とかにいる人達に比べるとパソコンに触れる機会ってすごく少ないので、いまだに人差し指で「ポンポンポンポン」って打っていく方達も、やっぱいるんですよね。
Excelができないとか、PowerPointで資料が作れないっていう方達も、比較的多い方なんじゃないかな~と思います、看護師の世界って。

その中で、私はブラインドタッチでバーッと書けるんですけれども、「これも、なんでかな?」って振り返った時に、看護師一年目の時の経験が元になっています。
私が一番初めに勤めていた病院は、絶対あってはいけないんですけれども、医療ミスのようなことがありました。
で、裁判までして、結局「敗訴」って言うんですかね。
この話はね、ここでは詳しくはしないですけれども。
医療裁判に限らずですけれども、患者とか、家族とか、必要に応じてカルテって開示をする義務があるんですけれども、そういう病院だったので、カルテに対しては、すごく厳しかったんですよね。
公的文書になるので、正しい日本語を使うとか、正しい句読点とか、記号とか…
わかりやすく書くっていうのはね、絶対的に必要なスキルだったんですけれども。
私は、「どうやったら、これは一般の人でもわかるのか?」「且つ、専門的な人達にもわかるのか?」っていうところを系統立てて考えるのが、すごく好きでした。
なので、そういうことを考えていると、ゆっくり人差し指で「パチパチパチパチ」って打っていっても、超絶非効率なんですよね。
なので、私は、当時自分のパソコンっていうものを持っていなかったので、職場で打つだけだったんですけれども。
自作でキーボードを作ってですね、手を置いて、「ここがこうで、こうで…」みたいな練習をしてました。
例えば、私、中村綾なので、「なかむらあや」って打つのであれば、目を閉じて「ここにNのボタンがあって、Aがここで、Yがここで…」みたいな感じでね、ずっと練習してたんですよね。
そうすることによって、だんだんだんだんブラインドタッチができるようになって。
今では、何かをしながらでも、バババババーッってね、正しくタイピングができるようになりました。
これもね、私がNo.2を務めております川原卓巳から、”綾ちゃん、IT業界にいたわけじゃないのに、すごいパソコンの文字打つの速いよね~”って褒めてもらったりね。
多くの人達からすると、当たり前の技術なのかもしれないですけれども、そういうことに慣れていない方達にとっては「すごい」って思われるんだなって、改めて思いました。

なので、少しでも得意になりたいなとか、好きになりたいなとか、やってみたいなって思うことがあれば、まずはある一定の量を、正しい方法でやっていくっていうのが良いんじゃないかな~って思ったりしております。
そこからね、質が生まれていくんじゃないかな~って、私は考えるので。
もし、何か挑戦したいなって思ってる方達は、そういうところも意識しながら頑張って頂ければ良いんじゃないかな~と思っております。

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