人に好かれるセリフ
「あなたには、まだできないと思うけど」
⇒「やってみて、わからないことがあれば聞いてね」
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このページは、Voicy「幸せ応援ナースのラジオ」#226を、文字起こし・編集したものです。
【プロとは、責任を持って仕事をする人のこと。】
本日は、「プロってなんだろう」というテーマでお届けしたいなと思うんですけれども、タイトルにも書いてありますが、私にとってプロとは、責任を持って仕事をする人のことかなと思っております。
例えば、対価が10万円だろうが100万円だろうが、1円だろうが無料だろうが、やっていることに対して責任を持っている方は、私はプロだと思っています。
そんな中でですね、やっぱりプロっぽくない仕事する人って多いな~って思っていて。
言われたことしかやらないとか、他人任せとか、適当?(笑)
「何なんだろう?」って思うぐらいに、責任を持ってやっている人って、あんまりいないな~って思ったりします。
もちろん人間なので、どこか抜けてしまうことっていうのは絶対的にあるし、私だって完璧ではないので、忘れてしまうこととかもあるけれども、今、目の前に頂いている仕事に対して、どういうスタンスでやっているのかっていうのも仕事の成果とかにもつながりますし、態度としても目に見えますね。
やっぱり、私はプロと一緒に仕事がしたいって、改めて最近思っております。
それは、いわゆるレスの速さもそうだし、相手に対して如何にわかりやすくメッセージを送るかっていうところも、やっぱり相手のことを考えているかどうかだと思うんですよね。
つらつらつらつらと、言いたいことを何千文字とかで送ってくるのも、それだけ思いがあるっていうことなので素敵なことだな~とは思いますけれども、やっぱり読み手にストレスを与えないように考えるっていう、そういう配慮もできる人・そういう責任感もある人っていうのが、私はプロなんじゃないかな~って思ったりします。
私は、どちらかと言うと責任感強いですし、中途半端なこと嫌いだし、効率重視だし、「これ、なんでこういう風にやるんだろう?」とかずっと考えてしまうタイプなので、だいぶ自分で背負って生きがちなんですね。
で、人に任せることはあんまり得意ではなくって、「任せたところで、自分がやった方が早いや」って思ってしまうところも、やっぱりどこかあってですね。
だから、なかなか広がっていかないのかもしれないですけれども、自分が一緒に仕事していて、気持ち良いな~・プロだな~って思える人って、ほんとに限りがあって。
だから、「自分が、何十人もいれば良いや」って思う時が、たまにあります。
でも、先日出会った方に少しお話を聴いてですね、「この人プロだ」って思ったんですよ。
それは、年齢とか、職歴とか、給料とか、お金とか関係なくて、”自分達が届けたい・やり遂げたい・成し遂げたい、目的・目標に向かって、違うのであれば、「それは違います、それをもっと良くしていきたいから」と、しっかり伝えます”という風に言っていました。
彼の言葉には芯がしっかりあって、「あ、この人プロだな」「この道のプロだな」って思ったんですよね。
経験値とかで言うならば、まだまだ経験未熟かもしれないですけれども、「自分は、しっかりこの道で生きていくんだ」っていう決意をすごく感じたし、それってほんとに数分の会話だったんですけれども、感じることができました。
やっぱりプロじゃない人とかって、どこか甘えがあったりとか、表では”やります!”って言ってるのに、実は裏で全然やってなかったりとかもあるんですよね。
「え、こんなレベルで仕事するの?」みたいなこととかも、やっぱりあったりもして、看護師時代でもすごく感じることがあってですね。
看護師っていう職業になって、国家資格も頂いて。
もちろん経験の差とかはあれど、看護師っていう一つのプロなんですよね。
でも、「お金さえもらえれば良いや」っていう風に適当な人もいたし、ほんとに一生懸命患者さんに向き合ってる看護師もいたし、ほんとにいろんな人がいるなって思いました。
で、なんで今日”プロってなんだろう”とか、”プロって責任を持って仕事をする人のこと”っていう風に言ったかというと、私がNo.2を務めております川原卓巳との一つの会話の中で、きっかけがあったんですが。
私は、どうしても責任感が強くて、何でもかんでも「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」って、「どうせ作るなら、良い物を」みたいな感じで、気負いがち・背負いがちなんですよね。
ただ、どうしてもそれって、私の中でのプロとか、私の中での正しさであって、相手はそうじゃない時がある。
「違いは違いであって、間違いじゃない」っていうことを考えると、もちろん相手にも正しさがあるだろうし、相手なりの理由もある。
私も、そこはもう擦り合わせていくしかないな~とは思いつつもですね。
でもやっぱり、うまく仕事が噛み合わなかったりとかした時に、私はどちらかと言うと自責で行ってしまうタイプなので、「あぁ、私がもっと伝え方が良ければ、もしかしたら伝わっていたかもしれない」とか、「私がこういう考え方じゃなかったら、良かったのかもしれない」とか、「私が…」っていう風に思ってしまうんですよね。
その時に川原卓巳から、”綾ちゃんが「自分自身が…」って考えるんじゃなくって、プロとして相手のことを見たら良いよ”って言われて。
”プロとプロで仕事をしてるんだから、相手がそれに対して適当な仕事をしてきたのであれば、プロの仕事をしてこなかったっていうだけだし、別にそこはあなたが「自分の正しさがわからなくなった」とか、「自分のやりたいことがわからなくなっちゃった」とか、そういう問題じゃないから”っていう風に言ってもらったんですよね。
たまたま一つの出来事がきっかけで、卓巳さんに”私なんて…”みたいなことを言ってしまいましたけれども、私の今までって、ほんとにこういうことばっかりだったな~と思ったんですよね。
別に自分のことを過信したりとか、”自分がすごい”って言いたいわけではないですけれども、私は人よりも比較的何でも器用にできる方だし、物覚えも早いし、スムーズにできるし、頭の回転も速い方だと思います。
かといって、それを相手に100求めているわけではないけれども、サクサク仕事を回していきたいし、一生懸命頑張りたいし…みたいな感じの思いがあるが故に、自分と似たような人達との仕事は楽しい、でもそうじゃない人達との仕事の時っていうのはイライラもしないけれども、相手に対して「成長しろ」とも思わないけれども、やっぱり自責していたんですよね。
「私がこういう性格だから、ダメだった」みたいな。
だから、すごく私、アンバランスだったんですよ。
突っ走って、バリバリキャリアウーマンみたいにしていきたい半面、弱さがあるから流されがちだったりとかね。
結局、自分らしさがわからなくなって、「自分って、何なんだろう?」って思ったり、調子が良い時とかは「よし、頑張ろう!」ってなってみたり、落ち込んでみたりみたいなことをずっとずっとしてきていたので。
そう考えた時に、私自身は常に「私は、私は…」ってなってしまいがちだったので、「これは、何の為にやっているのか?」っていう目的を明確にして、それに向かって共に活動している人達っていうのは、それぞれが責任を持ってプロとして関わるべきだと。
だから、私自身が「私が悪かった」とか、「私が…」っていう風に悩む前に、ちゃんとプロとして仕事をしていく・プロとして対等に見ていくっていうところが大事なのかなって気付かされた出来事だったんですよね。
なので、プロっていう定義も難しいかもしれないし、「責任を持つ」っていうのもどこまで責任を持つかっていうのも難しいのかもしれないですけれども、年齢とか、経験とか、対価とか、給料とかは関係なくて、一つの目的とか、達成したい物に対して、しっかり自分ができる最大限の責任を全うすること。
これが、プロなんじゃないかなって改めて思いました。
皆さんにとって、プロってどういうものですかね?
私自身は、ほんとに自責ばっかりして生きてきたタイプだったのでね。
他責にはこれからもしないですけれども、もっともっとプロとして線引きをして、良い形で仕事をしていきたいな~って思いました。
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