感謝を忘れずに生きたい。というお話。

人に好かれるセリフ
「すみません」⇒「申し訳ございません」

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このページは、Voicy「幸せ応援ナースのラジオ」#184を、文字起こし・編集したものです。

#184 感謝を忘れずに生きたい。というお話。 | 中村綾|株式会社nicott広報「中村綾のニコット広報チャンネル」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「中村綾|株式会社nicott広報」の「#184 感謝を忘れずに生きたい。というお話。(2022年3月5日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

今を生き抜き、周りの人を大切に生きていきたい。

タイトルにも書いてありますけどもね、肉体的な別れっていうのは必ずあって。

だからこそ、今を生き抜いて、周りの人を大切に生きていきたいな、というのを、改めて感じました。

出来事としてはですね、3月3日雛祭りの日にですね、私がいつも仲良くしてくださっていて、ほんとに、私のことを可愛がってくださっている大切な方のお母様が、天国に召されました。

ほんとに、長い闘病生活の末にですね、天国に行かれたんですけれども。

その思いを聞いてですね、ノートアプリでね、思いを綴っているのを見て。

そして、私が看護師14年の経験の中で、たくさんの方を看取ってきた時のね、気持ちがこうシンクロするような感じになりましたね。

いや~、泣いたところでね、仕方がないこと。

何も変わらないのは、わかっているんだけれども。

やっぱりね、看護師してる時は、基本的には泣かないようにしてました。

でも、患者さんの家族がワーワー泣いてる時に、私もやっぱり、一緒に泣くこともありました。

それはね、看護師1、2・3年ぐらいの時ですかね。

”泣くなんて、プロじゃない”って、先輩に怒られたけれども。

「なんで、泣いちゃダメなんだろう?」みたいな。

「なんで、悲しい思い・寂しい思いをしているのに、そこで冷静に、ね?」っていうのも。

そう言うかと思いながら、でも、プロとしてね、仕事ができないというのは、良くないっていうかね。

「それは、違うな」とも思ったから、どこか冷静になりつつも、ほんとに心の中で、ずっとずっと泣いているんですよね。

で、現場では泣けないけれども。

一段落してね、お見送りをした後に、やっぱり一人で泣くこともあるし。

仮眠中に、泣くこともあったし。

ほんとに、いろんなことをね、今思い出してますね。

いや~、自己啓発本読んでも、Twitterを見ても、看護とか医療じゃない人達がね、いろんな統計学的なデータを基に、人が亡くなる時に後悔したことというかね。

最後にね、これやっておけば良かったっていうこととかにね、「自分のことを、大切にすれば良かった」とか、「家族との時間を、大切にすれば良かった」みたいな。

「だから、皆、一生懸命生きましょう」って、いろんなところで言われていると思いますけれども。

私は、ほんとにね、その文献とかそういうデータじゃなくて、生でずっとずっと聞いてきたんですよね。

ほんとにもうね、「あ~、もう数日かな」という人達とか、「家族に会いたい」とか、「もっともっと生きたい」とかね。

いろんな思いを、ずっとずっと喋ってくれてました。

ほんとにもうね、若年の方からご高齢の方まで、たくさんの方を看取ってきてですね。

おそらく、14年間の中で通していくならば、私は、災害現場とかにも行ったことがあったので。

合計で1000人以上の方は、お看取ってきたんじゃないかな、と思います。

看取りは、すごく悲しいし。

看取りに当たりたくない、っていう看護師も、すごくたくさんいるんですけれども。

でも、私は、その最期の瞬間に立ち会わせてくれたことが、すごくすごくありがたくって。

「私を選んで、最期を迎えたのかな」とかね、思います。

ほんとに、人の死に際ってね、その死ぬ瞬間も自分で選んでるんだな、って思っていて。

多くの方に見守られながら亡くなる方もいれば、ご家族が一瞬席を離した瞬間に亡くなる方もいる。

ほんとに、それぞれ全て倫理があって。

ほんとにね、いろんな思いにさせてもらいますね。

「ほんとに、ありがたいな」って。

悲しいことではあるけれどもね。

肉体は無くなってしまうけれども、魂は絶対近くにいる、と私は思っているので。

ほんとに、そういうことをね、改めて。

今、3月4日の朝ですけれども。

「お母様が、天国に行かれた」っていうメッセージを見てね、思いを綴ったノートを見て、いろんな思いになりました。

ちょっとね、鼻声でお聴き苦しいVoicyかな、と思いますけれどもね。

ほんとうに、大切な人に「大好きだよ」とか「ありがとう」って気持ちを伝えることと。

そして、自分のことを大切にするっていう。

いや~、それをね、ちゃんと伝えていきたいな、って。

改めて思いましたね。

目茶目茶泣き声ですけれども。

いや~、ほんとにね、ありがたい仕事をさせてもらってきていたな、って。

改めて思いますね、看護の仕事は、すごくすごく…

すごい人達を見たり、ビジネスの世界とかを見ると、「看護師しかしてこなかった私…」って、すごく思うんですよね。

なんか、「お金と稼ぎ方」とかね。

ずっと、雇われ脳が多かったし。

「もっともっと」って、すごく思うところはありましたけれども。

でも、やっぱり、看護師14年やってきた経験は、私にとっては大切なものだったし。

だからこそ、今の私がいるし。

そして、このタイミングでね、看護以外のことができているっていうのは、すごくすごく幸せなことだし。

「いや~、最高だな」と、思います。

なんかね、3月1日から、ほんとに、いろんなことがあって。

心のデトックスのように、ワーワー泣いて。

その度に、私のビジネスパートナーである卓巳さんが支えてくれて。

”プラスマイナス、プラスだよ~”みたいな。

”もう、綾ちゃんがいるから、ほんとに助かってるよ~”って、そういう言葉をかけてくれる。

そして、私の彼もだし。

彼のお母さんも、お父さんも。

そして、私の父も、母も。

ほんとに、皆、私のことを信じてくれていて、支えようとしてくれていて。

だから、私は、もっともっと成長したく思って。

でも、その前に。

今のままの自分が今のままで良いんだな、っていうことも、ちゃ~んと認めてね、前に進んで行くのが大事なんだな、っていうのを、改めて感じさせて頂きました。

いや~、改めてですね、こんな涙ながらのグチャグチャな放送になってしまっておりますけれども。

改めて、ご冥福をお祈りいたします。

そしてね、人が亡くなった後って、無情にも手続きとかね、いろんなことがどんどんどんどん進んでいって。

ご家族の方とか、ご親族の方はね、すごく大変な時期かな、と思いますけれども。

心穏やかにね、お見送りができると良いな、と思っております。

私は、お会いしたことないですけれどもね。

でも、その大切な方と出会えたのは、その方がいたから、お母様がいたからだし。

ほんとにね、「感謝しかないな」と、思っております。

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