人に好かれるセリフ
「若いのに、しっかりしてるね」⇒「しっかりしてるね」
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このページはVoicy「澤円の深夜の福音ラジオ」1492回を、文字起こし・編集したものです。
【今日の楽屋も楽しかった!】
もしかしたら、このVoicyを聴く前にですね、僕のイベントをちょっと見てくださってた方もいるかもしれないですね。
オンラインイベントで、JACリクルートメントさん主催の、AWS(アマゾンウェブサービス)さんと、セールスフォースさんと、僕とで鼎談をするっていうイベントがあったんですね。
そしてですね、イベント本番が終わった後に、別のZoom部屋に移動して。
これはオンラインイベントだったので、Zoomの部屋で控室が用意されていて、そっちの方に移動してですね。
楽屋トークをしてたんですけれども、ムチャクチャ楽しかったんですよね。
これ、ほんと楽しいんですよね~。
いっつもですね、JACリクルートメントさんのイベントは、いろんな人と対談させてもらってるんですけど。
だいたい、イベントが終わったら、そのまま退出でおしまいになるんですが…
ちょっとこれ、寂しいんですね。
寂しいって言うのと、機会損失になっているなっていう風に思うところもあったんで。
「これは、ちょっと提案してみよう」ということでですね。
”もし、良かったら控室用意しておいて、終わった後でアフタートークする機会を作ってもらえませんか?”って頼んだら、快くOKもらってですね。
そして、登壇したAWSの鈴木さんという方と、セールスフォースの田中さんという方と、あとJACの方何人かで、楽屋トークをしてたんですけど。
これが、ほんとに僕、大好きでですね。
ムチャクチャ楽しいんですね。
これはリアルイベントでも、実際に控室にいてですね。
イベントが終わった後で、駄弁ったりするんですけど。
これは、楽しいだけじゃなくって。
結局そこで、すっごい濃密な学びがあったりするんですね。
僕は、キャリアを何か大きく変えていきたいとか、何か自分自身を変えたいっていう人にオススメしている手段というのが、”何かイベントをやっていたら、それのボランティアスタッフやると良いですよ”というのを提案してるんですよね。
このボランティアスタッフをやると、運が良ければ、楽屋トークをサクサクっと聞くことができるんですね。
ですので、僕は結構、これオススメしてるんですよね。
”じゃあ、なんで楽屋トークが面白いか?”と言うとですね。
これ、幾つかの要素があるんですけれども。
まずは、イベントの中で、本人達が考えていたことっていうのがオープンになったりするんですね。
”あの時のあの話って、どういう意図だったんですか?”とかですね。
”実はあの時に、ちょっと流れを変えようと思って、僕、この話題を振ったんですよ”とかっていう、種明かしがあるんですね。
そうすると、「なるほど~」ってなって、「次、自分もやってみよ」っていう風になるんですね。
そうすると、その対談をしたりとか、一緒のステージを共有した人達っていうのが、その楽屋トークでバージョンUPされちゃうんですね。
更に面白い人になっちゃうので、次にまたステージに上がった時にバージョンUPした状態で、また何かを話すことができるというカラクリになるわけですよね。
ですので、僕は、この楽屋トークっていうのを非常に重視をしていて。
「その機会っていうのを、できるだけ大事にしたいな」って思ってるんですね。
今回は、それを作ってもらったので、非常に僕自身も、良い学びを得ることができたわけなんですけれども。
さてさて、「そんなに面白いんだったら、オープンにやれば良いじゃない?」って、お思いになるかもしれないんですけど。
これがですね、できないんですね。
ジレンマがあるんですね、ここには。
というのも、「楽屋トークでなければ、この話は、しないよな」っていうのが、やっぱり出てくるんですね。
これ、なんとなくわかりますよね?
「表向きはこうだけれども、裏ではこう」っていうのは、人間生きてれば絶対に出てくる話であって。
そして、「本番中にこれを言うと、うまく伝わらないかもしれないな」っていうトピックも、楽屋であれば事細かに、そのコンテキストも含めてやりとりができるので、事故が起きないんですね。
楽屋トークは、個人対個人の会話そのものですから。
イベントなんかで対談をしたりとか、一人でプレゼンテーションしてる時もそうなんですけれども。
そういった時っていうのは、「目の前のオーディエンスに対して届ける」というのがメインの目的になりますので。
パーソナリが、当然変わるんですよね。
ですので、楽屋トークそのまま聞いても、「結局のところ、理解できなかったり、誤解しちゃったりっていうことが起きがちだ」というのが、僕の持論なんですね。
ですので、楽屋トークというものは、やっぱり楽屋に行ける人でないと聞けないっていうですね。
飲み屋さんの、賄いみたいなもんですよね。
まあ、「飲み屋さんの賄いも、メニューとして出してるところあるじゃん」っていう話もあるんですけれども。
とはいえ、本物の賄いっていうのは、やっぱりそれは、お店オリジナル・特別なメニューであることっていうのも、魅力の一つですよね。
まあ、必ずしもそうじゃないかもしれないですけれども。
そういう賄い飯の魅力っていうのは、当事者しか食べられないっていうところが、やっぱり良いんですよね。
楽屋トーク。
ほんとにこれはですね、ぜひ体験して欲しいし。
これはですね、自分が何でも良いので、何かしらイベントを企画しちゃうという風にすると。
これは、楽屋トークそのものをマネージする権利を手に入れることができるんですね。
もちろん、これは簡単なことではないので、「誰でも簡単に、いつでもできますよ」っていう代物じゃないし、それなりに準備も必要ですけれども。
だけど、やる価値はあるかな~と思うんですね。
登壇者になったりとか、何かステージ上でパフォーマンスをする側に回るというのも、一つの手段ではありますけれども。
「ちょっとそれは、自分にはハードルが高いな」と思うのであれば、企画に回ると。
その企画であったりとか、運営に回ったりとかすると…
これはですね、イベントに登壇している人だったら、この意見に賛成してくれる人、多いんじゃないかな~と思うんですけれども。
「そうやって、イベントを作り上げてくれるスタッフっていうのは、フラットな仲間だ」っていう風に考える、登壇をしたりなんなりする人って、結構多いと思うんですね。
たぶん、ここら辺の意見には賛成してくれる人、Voicyのパーソナリティーの中には相当多いと思うんですけど。
もう間違いなく、伊藤羊一さんなんかは、”そうそうそう!”とかって、きっと言ってくれると思うんですけど。
そういう意味で言うと、Voicyの社員の人達も、皆そうですね。
Voicyと言う大いなるステージがあって、それを作ってくれている仲間なので。
おそらくは、ほとんどのパーソナリティーの人達っていうのは、Voicyの人達を仲間という風に認識しているんじゃないかな~って思うんですよね。
ちなみに僕は、Voicyのファンフェスタとか、大好きなんですけれども。
これはですね、舞台裏で、いろんな登壇者の人と喋れるっていうのも楽しいですし。
そして、普段からVoicyを支えてくださっている社員の方々と会うのも楽しいですし。
あるいはですね、普段はリスナーなんだけれども、そういうイベント事があると、ボランティアスタッフとして活躍してくれる人達というのも、皆仲間なんですね。
そういう人達は、もれなく楽屋トークを聞く権利というのを手にしてるわけですね。
もちろん、部屋の都合とかあったりとかして、「全員が聞けるわけじゃないよ」っていうのも、場合によっては発生しますけれども。
少なくとも、そういうチケットは持っている状態になるわけですね。
なんかそういう風に言うと、「特権階級かい?」っていう風に聞こえるかもしれないんですけれども、”特権階級”って言うよりは、”立場の違い”としか言いようがないですね。
これ、上下とか何とかって、そういう話じゃないんですけれども。
ただ、面白い体験という意味で言うと、やっぱり演者であること。
青木真也さんがよく言ってますけれども、芸事をやっている人っていうのは、そういうことができる場を持ちやすくなってくるわけですね。
「人生に、もうちょっと彩りが欲しいな~」とかですね、「なんか楽しいこと、ないかな~」とかって思ってる人は、ぜひですね。
イベントは見る側じゃなくって、作る側・支える側になってもらえると良いんじゃないかと思います。
そうすると、見える世界、全然違いますし。
何よりも、そのイベントの中で何かアウトプットしている人たちの内面に触れることができるので。
これはもう短時間で、すんごい多くのエッセンスを得ることができるんですね。
そして、そこはたいていの場合ですね、あんまり出し惜しみをする人、いないんじゃないかな~と思うんですね。
もちろんこれ、人に依ると思いますけど(笑)
ですので、「人は、どんなこと考えているのかな?」「どういう思考プロセスで、ああいうアウトプットをしてるのかな?」っていう風に興味がある人を見つけたら、その人の周辺で手伝えることないかな~っていう風に、いろいろと策を練ってみては如何ですかね?
例えば、会社で”何か、講演頼める人いない?”っていう風に訊いて、”あ、こういう人いますよ”って紹介すると、「その講演を聴きたいという人」、「更に、その人の脳みその中身、ちょっと覗いてみたいなっていう人」を引っ張りこむことってできますよね。
僕、何人かVoicyのリスナーさんで、そういうことやってくださった方いらっしゃいますけれども。
そうするとですね、僕の方も「そりゃ、誘ってくれたんだから…」ということで。
当然ですね、多くのものをGIVEしようっていうマインドセットになるわけですね。
そんな感じで、Win-Winの関係が築けると、すごく良いんじゃないかな~と思います。
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