あなたの成長を邪魔する7つのモノ【前編】

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このページは、Voicy「大河内薫マネリテ戦略室ラジオ」2022/8/2分を、文字起こし・編集したものです。

あなたの成長を邪魔する7つのモノ【前編】 | 大河内 薫「大河内薫"お金の学び"ラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「大河内 薫」の「あなたの成長を邪魔する7つのモノ【前編】(2022年8月2日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

今日・明日に渡って、成長を邪魔するもの7つを話していきたいな~と思います。
”成長を邪魔するものって何ですか?”と訊かれたら、多くの方はこう答えると思うんですね。
”ちょっとやる気がない状態”とか、”目の前にゲームがあって邪魔”とか、いろいろあると思うんです。
日常に即した具体例は何となく出てくるんだけど、体系立てて言語化しておくことが重要だと思うんですよね。
成長を邪魔するものが一事象であるのなら、その事象を知ってあらかじめ対策しておけば、成長スピードが阻害されないわけです。
なので成長を邪魔するもの7つをしっかりと言語化し、対策していきたいな~と思います。

まず1つ目は、ルールに縛られることですね。
ルールは2つあって、まずは大きなルールです。
日本で生きている以上、日本国憲法とか日本の法律といった外的なルールがあるわけですね。
そして会社に勤めていれば、その会社のルールがあるわけです。
始業が9時の会社もあれば9時30分の会社もあるわけで、それは破れないルールなわけです。
もう1つのルールは、自分ルールです。
これらに雁字搦めにされることが、成長を阻害するわけですね。
だからここで理解しておきたいのは「成長を阻害・邪魔するのがルールだから、ルールを破れば良い」ではなくて、「どのルールだけは絶対破っちゃいけないか」。
日本で言えば、法律や日本国憲法。
犯罪になってしまうようなルールの破り方は、絶対にダメなわけですね。
で、会社のルールは人の迷惑にならず、会社・お客さんの迷惑にならず且ついろいろな貢献ができるのであれば、既存のルールを破って良いと思います。
それが、成長につながるわけですね。
自分ルールは、日々書き換えていかなきゃいけない。
昔の自分ルールに雁字搦めにされることによって、成長が阻害されているケースも多々あるかな~と。
なのでルールは2つあるという認識の下で、ルールを破ることは成長を鈍化させないこともある。
だから既存のルールは、常に疑っていった方が良い。
これは、高みを目指したい人には「そうだよね」という話です。

2つ目は、喪失感や失敗への恐れですね。
”うわ~、これ失敗したらとんでもないことになるな~”と言ってチャレンジを止めちゃう人は、当然成長できないわけじゃないですか。
これは誰でも理解できるんだけれど、これをどう対策するか。
「失敗を恐れるな!チャレンジしろ!!」という根性論じゃないんですね。
「失敗した時に、死なない・再起不能にならない状態」を作って、チャレンジする。
例えば、手元に300万円がある。
その300万円を全部突っ込んで、起死回生の一発をあげるためにラーメン屋を始める。
うまくいかなかったら、終わりですよね?
こういう成長を狙ってはダメです。
ダメはちょっと言い過ぎなんだけれど、リスクがあり過ぎる。
当然そういう勝負をして勝つ人も世の中にいるんだけど、それは結果論。
成長の前段階に「生きなきゃいけない」があるわけだから、そのリスクケアもしなくてはいけないわけです。
だから「成長したいから、失敗を恐れずにガンガン攻めて行くんだ!」という気持ちはわからないでもないんですけど、リスクの許容範囲を各自考えて攻めなければいけないのかな~と思います。
「失敗への恐れ」「失敗すると怖い」というのが成長を鈍化させることは、誰でもわかっているわけですよ。
「どうすれば良いのか?」を、もっと具体的に考えることですね。
言語化も重要なんだけれど、成長を邪魔するものがそこに存在しているわけですよ。
「それに、どう打ち勝つか」を伝えたいわけです。

3つ目は、絶望と無気力ですね。
僕もたまにあるんですけど、皆もあるんじゃないかな~と思いますね。
絶望・無気力だと解析度が低いので、もう少し解析度を上げると「なぜ今これをやっているか、わけがわからない状態」に陥るみたいな感じです。
一番大きいところだと「生きている理由がわからない」。
あとは「この会社を選んでいる理由がわからない」とか、「家族と一緒にいる理由がわからない」とか。
僕で言うんであれば「このコミュニティを運営している理由は何だったんだろう?」とか、「お金の教育を変える根本の理由は何だったんだろう?」とか、「本当に変わるのかな?」とか。
この辺りが僕の絶望感につながっていくわけですけど、当然これらは成長を邪魔するんですね。
もはや、歩くことを邪魔するんですよ。
だって絶望して無気力になったら、立ち止まるじゃないですか。
もっと言ったら、物理的にも座り込む・寝転がるじゃないですか。
だからもう、止まってしまうんですね。
止まった奴が成長するわけないので、ここはケアしなきゃいけない。
しかもこれは、気づいたらこうなっていることが多いんですね。
僕も調子が良い時はガンガン前に進んで行くんだけれど、なんか噛み合わなくなる瞬間があるんですよね。
僕の場合は、それが徐々に出てくる。
解析度を高めて検証していくと、「ここに喪失感みたいなものを抱えているな~」とかがわかるわけですよ。
お金の授業をやることにやりがいを感じるし、意義もあるし、今後も続けて行こうと思っています。
しかしVoicyでもたまに言っている通り、「お金の教育、本当に変わるのかな?」「変わったとしても、30・40年かかるよな~」「今やっていることって、本当に絶望的だな~」と思うこともあるんですよ。
でもそれは、思っても考えても答えは出ないじゃないですか。
だからそこに絶望して立ち止まるのは、絶対やっちゃいけないことなんですね。
今は調子良く喋っているからそれを理解できるんだけれど、自分自身がそれに陥ると沼に嵌まっていく。
何にも考えられない状態になることは、人間だったら誰しもある話なので。
絶望や無気力から来る成長スピードの鈍化・歩くことを止めてしまう状態は、「そうなるんだ」という前提で生きた方が良いかな~と思います。
じゃあどうやってケアするのかと言うと、共有しておくことですね。
自分一人で気づいて打破する・スピードを上げるのは、なかなか難しいんですよね。
なのでコミュニティ内・家族・知人と共有して「お前って、こういうところに絶望感を持つ可能性があるよね」とか、「こういうところに今絶望感を持っていて、それが無気力や調子の悪さにつながっていると思うよ」というのをお互いに分析し合えるような仲間がいるとベストかな~と思います。
ただそんな人、なかなかいないよね。
それはわかりながらも話しているんですけど、それが最適解なんだろうな~と思います。

成長を邪魔する7つのもの、今日は3つ。
ルールに縛られること。
失敗・喪失を恐れること。
絶望・無気力。
「それは成長を止めますよね」というのは、誰しも知っていることなんです。
ただそれで終わらせずに、それを言語化・細分化し対策することで、成長スピードが少し鈍化した時すぐに持ち直せるようにしたい。
今日は高みを目指す人の話になったんですけど、これはある程度社会で活躍する人だったら、誰にも当てはまるものじゃないかな~と思います。
成長を諦めた瞬間に、人生は空回りするわけですよ。
自分の成長が止まるだけだったらまだ良いんだけれど、周りは成長するからね。
だから相対的に右肩下がりになるわけで。
その辺りは苦しくても理解して、ある程度の成長を目指していかなきゃいけない。
明日に続きます。

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