人に好かれるセリフ
「ご苦労さまです」⇒「お疲れさまです」
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このページはVoicy「女社長のひとりごと」2022/2/1分を文字起こししたものです。
【ハウスオブグッチについて(ネタバレなし)】
はい、すいません。
えーっとね、バタバタしていて。
なんか、いろいろね、予定を詰め込んでしまったりとか。
あとは、ちょっと人の採用とかがあったりとかして。
なんかね、全然Voicy録れなくって、1週間ぐらい休んじゃったのかな、気がします。
すごい久しぶりになっちゃって、すいません。
日曜日は、ユニクロUの購入品の中からMUSTBUYベスト3を、このVoicyでも大活躍しているファッションインフルエンサーのMBさんと一緒に撮らせてもらいましたが、皆さん見て頂けましたでしょうか?
良かったら、まだ見てないという方はね、YouTubeのリンク、このチャプターに貼っておきますので、見てみてください。
ユニクロUの新作、先週の金曜日に発売されたばっかりなんですけど、「まだね、在庫があるものがほとんどだ」と思います。
なので、「まあ、ゆっくりYouTube見てもらって、ゆっくりこの週末に買いに行くとかでも、全然間に合うんじゃないかな」と思います。
なのでね、良かったら、気になる方はチェックしてみてください。
はい、で、「今日は、何の話をしようか」と思ったんですが、先日ですね、話題になっている映画<ハウス・オブ・グッチ>を観てきました。
一応、ファッションYouTuberをやっていたり、ファッションインフルエンサーとして活動しているので、「この映画はね、ちょっと観ておくべきじゃないかな」と思って、観てきました。
で、2時間半だったよね、たしか。
すごいね、長時間の映画だったので、まずね、お尻が痛くなりました(笑)
でも、元々事前の、観た人のレビューでは、賛否両論あったんですよね。
なんか、「すごい面白かった」って言う人と、「全然面白くなかった」って言う人の二極。
二パターンに完全に分かれていて、二極化されていて。
私は、「どっちの感想を抱くんだろう」って、ちょっとこう期待半分、「もし、2時間半もかけて、面白くなかったらどうしよう」っていう不安半分で観てきたんですけど。
私個人的には、すごく面白かったです。
なんか、「もう1回観に行きたいな」って思うぐらい、面白かったですね。
なんか、1回観ただけじゃ細かいところとかね、描写とか、ちゃんと観切れないというか。
字幕だし、文字を追ってるだけで結構いっぱいいっぱいで、周辺の情報とか。
これが邦画だったら普通に、例えば、主人公の住んでいる部屋の室内に、どんな物が置いてあるのかとか。
どのぐらい使い古された物が、置いてあるのかとか。
使っている物は、すごく綺麗で新品みたいなのか、すごい使い古されたものなのかとか。
部屋が汚いのか、綺麗なのかとか。
なんか、「そういう情報って、結構重要だ」と思ってて。
それを、なんか「しっかりこう観察することができる」と思うんだけど。
字幕だと、そういうことってできないじゃないですか。
なんかもう、やっぱりね、文字を読むのに集中しちゃうから。
そういう細かい情報まで入れることができなくて。
そう、だからね、そこを観るために、そこをしっかり観察するためにも、「もう1回観に行ってもいいかな」って思うくらい、私自身は面白かったですね。
結構考えさせられる部分がある映画でした。
一応、このチャプターでは、ネタバレなしでお話したいんだけど、ネタバレありになっちゃうか。
っていうか、「これもう、ほぼ事実だ」と思うんですよね。
「部分的には、脚色されている部分とかある」とは思うんだけど。
でもね、「ほぼ事実だ」と思うから、ネタバレなしって無理な気がするので。
そうですね、「事前にそういう事実を知っておきたくない方とかは、ちょっとこの辺でやめてもらって、他のパーソナリティーさんのVoicy聴くと良いんじゃないかな」と思います。
じゃあ、一応、チャプター変えようかな。
この次のチャプターから、「映画の内容を、お話したい」と思います。
【事実は小説よりも奇なり】
はい、まず、主役を演じていたのは、レディー・ガガさんですね。
で、レディー・ガガさんが演じていたのは、パトリツィアという女性です。
で、この女性が、主人公となっています。
で、対して、この主人公の恋人?として出てくるのが、最終的には旦那さんになる方なんですけど、この方を演じるのは、アダム・ドライバーさんです。
で、アダム・ドライバーさんが演じているのは、マウリツィオという名前の男性です。
でですね、これ本当になんかね、これ本当に事実なんだって、私知らなかったんですよね。
「MBさんとかだったら、知ってることなんだ」と思うんですけど。
私、「GUCCI」にこんな、なんか壮大な歴史があるって、知らなくって。
こんな、なんか泥沼な事件とかがあったって、知らなくって。
なんか、すごいびっくりしましたね。
っていうか、「今まで映画化されていなかったのが、逆にすごいな」って思うぐらい。
「映画のような事実だな」と思いました。
で、すごいまあ、ちょっと長い話なんですけど、アダム・ドライバーさんが演じるマウリツィオさんですね。
彼は、「GUCCI」を継ぐ人なんですよ。
この方のお父さんが、ロドルフォ・グッチという方で。
このロドルフォ・グッチさんは、株式を50%保有しています。
で、ロドルフォ・グッチさんのお兄さんなのかな?
ちょっと弟なのかわからないんだけど、アルド・グッチさんという方もいて。
この方も、株式を50%保有しています。
だから、アルド・グッチさんとロドルフォ・グッチさんが、50:50保有している状態なんですね。
で、アダム・ドライバーさんは、ロドルフォ・グッチさんの子供なんですよ。
だから、その「GUCCI」の一族なんですね。
で、株式を50:50保有しているっていうのって、なんか私は弁護士の先生から、自分の会社設立した時とかに、”50:50というのは、あんまりやらないですよ”って言われたんですよね。
なぜなら、50:50という状態って、双方が全く別の意見を持っていたとした場合に、平行線になっちゃうんですよね。
ずーっと平行線になっちゃって、決まらないっていうことが起こってしまうから。
だから、基本的には49:51とか、ちょっとの差をつけるのが通常みたいなんですね。
だから、なんか「こんな大きい会社で、50:50ってあるんだな」って、ちょっとそこに私は、びっくりしましたね。
「たぶん、ここも事実なんじゃないかな」と思うんですけど。
私は、ちょっと事実の方は知らないので、今回この映画の内容をお話してます。
で、そのお父さんと、その兄弟の人が、50:50持っている状態。
で、実質的な経営権を握っていたのは、アルド・グッチさんという方。
こっちの方の方が、ビジネスセンスがある方だったんでしょうね。
つまり、レディー・ガガ演じるパトリツィアの旦那さんになる、アダム・ドライバーさんのお父さんじゃない方の人ですね、が、実質的な経営権を握っていた。
で、この実質的な経営権を握っていたアルド・グッチさんには、パオロ・グッチさんという息子がいました。
で、この息子のことをね、すごい終始、なんかすごいかわいそうなんですけど、”無能無能”って、いろんな人から言われてるんですよ。
”無能な息子だ”って、ずっと言われ続けてて。
で、なんか、パオロ・グッチさんのシーンになると、すごいバカっぽい感じが醸し出されてたりとかしてて。
なんか、ちょっと「ほんとに、こんな人だったのかな?」って思って、「ちょっとかわいそうだな」って思っちゃうぐらいの描写のされ方なんですけど。
で、そのパオロ・グッチさんがいる。
で、ここちょっとよくわからなかったんですけど、パオロ・グッチさんがその後、経営権を握るんですよね。
だけども、パオロ・グッチさんは、ちょっとね、失敗しちゃうんですよ。
なんか、カジュアル路線になったのかな、かなにかで。
ただ、それがちょっと「GUCCI」に合わないっていうことだったのか。
とりあえず、失敗してしまうんですよ。
そしたら、そのお父さんであるアルド・グッチさんが怒って追放したんですよね、パオロさんを。
そしたら、パオロさんの方は、お父さんのことを憎んでいるわけですよ。
「お父さんを陥れたい」って思っている。
それを嗅ぎ付けたレディー・ガガと、その旦那さんね、の二人は、「じゃあ、それを利用して騙してやろう」ってなるんですよ、パオロさんをね。
で、パオロさんから、脱税の情報を引き出すんですよね、お父さんの悪事を引き出して。
「それを告発しよう」ってことになるんですよ。
で、その時に、パオロさんは、「お父さんをちょっと懲らしめたいぐらい」のつもりだったんですよ。
だけど、あんまり頭が良くないから、それを明るみにしてしまうとお父さんが投獄されてしまうとかってことを、わからなかったんですよね。
そういう風に、レディー・ガガ夫妻が説明したんですよ。
”別にこれ告発したとしても、別に逮捕されたりはしないから大丈夫だよ、お父さんがそんな大事になって、大変なことになっちゃったりはしないから大丈夫だよ”って言っちゃうんですよね。
で、それを信じちゃうんですよ、パオロさんは。
すごい、素直な方なんですよね。
で、信じちゃって、お父さんが投獄されてしまった。
それで、新たに経営権を握ったのが、レディー・ガガの旦那さんなんですね。
「ちょっとこの辺、もしかしたら前後してるかもしれないですけど、たしかそんな感じだった」と思います。
で、その後に、レディー・ガガの旦那さんは、ちょっとね、レディー・ガガがね、あまりにもブンブン進みすぎちゃったんですよね。
なんかね、いろんなことに首を突っ込みすぎてしまったし、やり方がちょっと強引すぎた。
良くしてくれたね、アルド・グッチさんのこととかも裏切ってしまうし、パオロさんのことも、結局ハメた感じになっちゃったじゃないですか。
そういうやり方をしていたから、ちょっとね、ドン引きされちゃったんですよね。
レディー・ガガの旦那さんのマウリツィオさんに、ちょっとドン引きされてしまったんですよ。
それで、なんか”ちょっと別居したい”みたいな感じで、言われちゃって。
で、その頃、マウリツィオさんには、昔の友達かなんかで、ちょっといい雰囲気になってる女性がいて。
で、不倫関係みたいな感じになっていたのかな。
で、そこから、レディー・ガガの方が、もうなんか、怒っちゃうんですよね。
もうね、あれはすごい。
狂気の沙汰というか、すごかったですね。
ストーカーみたいになっちゃって、毎日毎日電話して、”あなたを引きずり降ろしてやる”みたいな。
”見てなさい”みたいな、”私を捨てたことを後悔させてやる”みたいな。
なんか、そういう電話とかも、毎日毎日したりとか。
後を付けたりとかして。
そういう風に、なっちゃうんですよ。
で、最終的に、レディー・ガガは、「マウリツィオさんを殺そう」と計画するんですね。
殺し屋を雇って、本当に殺してしまうんですよ。
そう、すごい壮大な話ですよね。
で、それで、「プロの殺し屋を雇って殺害したんだけれども、結局それが何年後にかにバレて、投獄されるというところで終わっていた」と思いますね。
【登場人物の誰もが「GUCCI」よりも私利私欲を大事にしていたのではないか。】
なんか、すごいね、哀しい。
なんか、誰にも共感できないような映画でしたね。
一番最初のマウリツィオさんは、すごく良かったんですよ。
なんかね、「GUCCI」の一族であるにも関わらず、すごく純粋な心を持っていて。
で、「別に、お金なんて要らない」っていうようなね、考え方をする男性だったんですよね。
で、最初にレディー・ガガ演じるパトリツィアさんに、あるパーティーで出会うんですよね。
パーティーで出会って、すごく彼女のことを魅力的に思って、お付き合いして結婚するってなるんだけど。
お父さんに、最初紹介したんですよ。
パトリツィアさんをお父さんに、ロドルフォ・グッチさんに紹介した時に、お父さんに”あの女は金目当てだから、やめろ”って言われちゃうんですね。
でも、その時に、パトリツィアさんは、”彼女は、そんな人じゃないよ”って言うんですよ。
で、”そんなこと言うんだったら、もうお金も要らないし、「GUCCI」も継ぐ気はないし、もう、僕は出ていく”みたいな感じで言って。
荷物全部持って、レディー・ガガ演じるパトリツィアさんのお家に、転がり込むんですよね。
で、パトリツィアさんのお家は、トラックがたくさんあるお仕事をしていたんだよな。
あれ、なんだったんだろう、運送業なのかな?
なんかね、そういう会社を経営してたんですよ。
で、そこで働かせてもらうことになって。
なんか、そんな良いね、人柄の家なんだけど、普通にトラックのお仕事をして、仲間たちとね、ワイワイ遊んだりとかしながら、楽しく仕事しているというシーンがあって。
私は、「そこの時が、一番良かったな」って思いましたね。
で、パトリツィアさんが、お金目当てで近づいたのかどうかっていうのが、あんまりこう明確にわからなかったんですけど。
周りのね、人の意見とかを聴くと、”やっぱりこれは、パトリツィアさんは、絶対にお金目当てで近づいたんでしょ”って、皆言っているので、「まあ、そうなのかな」と思うんだけど。
なんかね、そういう風に見せないようにしていたような気がするんですよね、この映画では。
私も、「そうじゃないんじゃないか」って思ったんですけど、最初の方はね。
でも、だんだんだんだん、旦那さんのためだったのかもしれないけど、旦那さんを守るために「この人は要らない、この人は要らない」っていう風に排除する、そのやり方が強引すぎて。
それか、または彼女にはすごくビジネスセンスがあって、「こうするべきだ」というのがすごいよくわかってて、それが旦那さんよりもビジネスセンスがあったから、「こうした方が良い、こうした方が良い」っていうのをとりあえず突き進んでしまって、旦那さんの方が置いていかれたのかな。
旦那さんは、家族とかを大事にする考え方の人だったんですよね。
なのに、レディー・ガガの方が、”こうしよう、こうしよう”って言って、いろんな人を騙し始めて。
引きずり降ろしたりとかね、し始めちゃって。
それにね、ついていけないっていう感じになっちゃったんですよね。
「それがね、お金のためだったんだろうな」とは思うんだけど。
最初に観た時は、「お金のためにこれやってるのかな、自分の地位が揺らぐようなことをされたくない、自分の地位を確立しておくために、無駄なものっていうか、脅かすような人達を排除していきたかったんだ」と思うし。
つまり、「お金のためだったのかな」とは思うんだけど、なんかそういう風には描かれてなかったんですよね。
だから、ちょっとかわいそうになるようなところもあった。
けど、だからといって、感情移入できるわけじゃないんだけど。
あとは、すごく印象的だったのは、最初は、マウリツィオさんって、お金なんて要らないっていう感じで、”僕は、別に「GUCCI」を継ぐつもりもないし、全然そういう権利を放棄しても良い”みたいな感じだったのに、最後の方で浮気をしてるところなんかだと、浮気相手の女性に、”このソファーは、いくらしたんだよ!”とかって言うんですよ。
そのシーンとかで、「あ、なんか変わっちゃったんだな、この人」って思って。
「”私が好きだった、私が良いな”と思った、あの時の彼は、もういないんだな」って思って。
「そういう風になってしまったのって、やっぱり、レディー・ガガ演じるパトリツィアさんのせいなんじゃないかな、パトリツィアの影響が強いんじゃないかな」って思って。
だから、パトリツィアが「GUCCI」の中をすごく引っ掻き回した感が、すごくあるんですよね。
ただ、ビジネスセンスは、旦那さんに比べればあったのかもしれないし。
そういう風に、マウリツィオさんが「ああ、やっぱりあの子はすごかったんだな、パトリツィアはすごかったんだな」って、ちょっと見直しているようなシーンとかも、あったりしたんですよね。
これたぶん、「最終的に離婚した」と思うんですけど、「離婚しないでずっと一緒にいたら、もっと大変だった」と思うし。
「離婚するっていうのは、それで正解だった」と思うけど。
どっちみちね、殺されてしまっているので、正解も何もないかもしれないんですけど。
結局、「「GUCCI」っていうブランドを、”ブランドとして理解しよう”とか、”このブランドを良くしていこう”みたいな風に思っていた人は、ここの登場人物の中で、一人もいなかったんじゃないかな」っていう風に思いましたね。
皆、私利私欲のために動いているようにしか見えなかった。
最後の方に出てきたトム・フォードさんが、結局建て直しているわけですよね。
「それまでは、おじさんおばさんの為のブランドみたいな感じになっていたのを、若い人も着れるようなブランドに建て直したのは、トム・フォードさんだ」と思うんですけど。
トム・フォードさんが入ってくるところも、ちょっとなんかね、そっちが悪いような感じで入ってくるんだけれども。
でも、”「GUCCI」一族の中ではこれで良い、「GUCCI」一族の中でやりたい”って思ってたんだけど、家族で経営していることが「やっぱり、これじゃ上手くいかないよね」って思っている外側の人達がいて。
「たしか、弁護士の方とかだった」と思うんですけど、そういう方とかが、「やっぱり、これじゃダメだ」って思って、トム・フォードさんとかを連れてきたりとかして、外の人達をね、連れてきて。
で、新しくしたんですよね。
「GUCCI」のために、「GUCCI」というブランドのために。
映画の中では、家族で経営していることが大事っていうか、「それが正しい」みたいな風になっていたから、入ってきた人達が<邪魔者>みたいな感じに見えてしまっていたけれども。
でも、「結果的には、それで良かった」と思うし。
「”外から見れば、正しい道はこっちだ”って、外にいた人達はわかっていたのかな」という風に思いましたね。
だから、「「GUCCI」というブランドを良い方向に持って行くためには、外の人の力が必要だということを、外の人達はもうわかっていたっていうことなのかな」って思いました。
【まとめ】
はい、というわけで、今日はただの解説になってしまいましたが、「ここで終わりにしたい」と思います。
別に、土日でもないのにね、映画レビューになっちゃったんですけど。
ちょっと印象的な映画だったし、ちょっと長時間のね、大作の映画でもあったので。
「これ土日までね、持ち越しちゃうと忘れちゃいそうだな」って思ったんですよね。
だから、ちょっと早めにアウトプットしておきたくて。
今回は、この映画をテーマに、お話してみました。
すごく面白かったので、「泥沼な話が好きな方とかは、良かったら観に行ってみると良いんじゃないかな」と思います。
今日は、エンディングなしで。
これ、収録してるの深夜1時50分なんですけど、最近、ほんとに時間のやりくりが下手くそすぎて。
でも、「さすがに、今日は録ろう」って思ってたんで、何とか収録してるんですけど、「早くこれからお風呂入って、寝たい」と思います。
では、今日も皆さん、気を付けていってらっしゃい。
最後まで聴いてくださって、ありがとうございました。
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