「影響力」を履き違えるな!

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このページは、Voicy「大河内薫マネリテ戦略室ラジオ」2022/8/23分を、文字起こし・編集したものです。

「影響力」を履き違えるな! | 大河内薫@お金の教育「大河内薫マネリテラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「大河内薫@お金の教育」の「「影響力」を履き違えるな!(2022年8月23日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

来年の3月ぐらいにテキサス州オースティンでクリプト系のフェスがあるんですけど、今年それに行っていたテキサス在住の知人と話をしたんですね。
その方が本当に素晴らしくて、すごいな~とシンプルに思ったので、その話をします。

一言で言うと、メチャクチャ「影響力」がある方なんですね。
ただ、インターネット上の「影響力」は、僕の方があると思うんです。
しかし、社会と日本に与える「影響力」が、すごくある方なんですね。
それを目の当たりにして、ちょっと考えなきゃいけないな~と思ったんです。

「影響力」はSNSがすごく流行ってきて、より大衆化された言葉だと思うんですよね。
無意識に、僕達は「(インター)ネット上の拡散力・フォロワー数」を意識しがちなんです。
でもそこは、しっかり定義を分けて考えなくちゃいけないと思っています。
例えば、家族に与える「影響力」・知人に与える「影響力」・コミュニティの内側に与える「影響力」・コミュニティを使って外側に与える「影響力」。
様々なんですよね。
その時に「自分は、どの『影響力』が必要か?」を、しっかりとわきまえないといけないと思うんですね。

例えば、僕の活動は最終的には社会に影響を及ぼさないといけないわけですから、社会に与える「影響力」を兼ね備えていかなきゃいけないし、その努力をしていかなきゃいけないわけですよ。
一方で、よくある質問。
お金のことを学び始めたが、もっと早く学び始めれば良かった。
でも、確実に人生は変わりつつある。
これを、家族にも伝えたい。
妻にも、旦那にも、子供にも伝えたい。
でも、なかなか伝わらない。
この場合は、家族に対する「影響力」を高めていかなきゃいけないわけです。
だって自分が良いと思ったことを家族に上手く伝えられないわけですし、家族に”うん、そうだね・素晴らしいね”と言わせることができないわけですからね。
「影響力」もいろいろな定義があるので、それは考えていかなきゃいけない。
僕がここ5年追い求めていたのは、ぼんやりとした「影響力」だったわけですね。

僕も微々たるものですけど、社会に与える影響がある。
学校の授業をさせて頂いてますからね。
(インター)ネット上の「影響力」も、いわゆるインフルエンサーには全く及ばないですし、そんなにあるとは思わないですけど、大衆よりはある。
結果論、どちらかと言うとインターネット上の「影響力」の方が育っている。
自分の声が届く範囲を広げるという意味ではインターネット上の「影響力」が当然必要なんですけど、社会を変えていく「影響力」はないと思うんですね。
そして、特殊な動きをしないと兼ね備えられるものじゃないなと思います。

インターネット上の「影響力」は、Twitterアカウント・YouTubeアカウントを作って発信していけば、誰もが努力に比例して上がっていくものじゃないですか。
でも社会に与える「影響力」は、そんなことはないな~と。
何かコツコツ努力すれば、高まっていくわけでもない。
僕と話した知人はブロックチェーン系の方なんですけど、その方も2011年ぐらいからビットコインを知って、ずーっと活動されている方なんですね。
その方は、本当に行動力があるな~と。
今走らせているプロジェクトもメチャクチャあるし、最初に話したオースティンでやっているクリプトのフェスも毎年のように行っている。
”今年も、もうあと8ヶ月しかないんですよ!”と。
”来年に向けて、政界の方々や日本のブロックチェーンのトップランナーを全員オースティンに呼ばなきゃいけないから、その活動で忙しくて……”と仰るんですよね。
すごいな~と。
”政界”と言うので、”政治家の方々と、どんなご縁が?”と訊くと、たまたまその政治家を知り合ったわけではなく、ロビー活動をして地道に手繰り寄せているんですよね。
そして最初にその政治家に接触した2013年、ブロックチェーンの規制をかけないように働きかけた。
そんな時、僕はブロックチェーンの「ブ」の字も・ビットコインの「ビ」の字も知らなかった。
しかし知人は、その可能性を知った。
そして日本が規制をかけようとしていることを知り、規制に対して動いていた当時の政治家の方々に連絡を取って打ち合わせの場を設け、その可能性を説いて検討会を開催するように漕ぎつけた。
これなんだよな~と思いましたね。

結局、僕は忙しさ・インターネット上の「影響力」にかまけて、これをできていなかったな~と猛省しました。
そうだよな~と。
薄々は、気づいていたんですよ。

政治家の方々は、国民の意見を聞きたいんですよね。
まともなことを言っている人は、聞く耳を持っている。
真摯に連絡を取れば、会ってくれる可能性が非常に高いんですよ。
それは薄々気づいていたんですけど、今まで全然やってこなかったんですよね。
地道に活動していかなきゃいけないな~と思いましたね。
その方はブロックチェーンに限らず、いろんなことをやっている。
「○○の自治体と手を組んで、△△をしています」とか、「このクリエイターと組んで、□□の復興を手助けしています」とかね。
分身の術でも使えるのかな~と(笑)
それが、僕に必要な「影響力」なんだな~と思いましたね。

VoicyやYouTubeの発信・Twitterの更新を止めることは絶対ないんですけど、もっとやるべきことがあるな~と。
逃げていたんだな~と思いましたね。
お金の教育は、机の前に座って考えれば結論が出るわけでもないですから。
人と会ってアップデートし、どう社会に働きかけていくかが全てですからね。
オンラインサロンを作って、2年ちょっと。
お金の教育を変えたいな~と思って作ったコミュニティですから、まだ僕の活動は2年ちょっとなわけですね。
敢えて逃げる言葉を言うと、コロナでしたから。
スタートダッシュが鈍ったと思います。
まだ日本は明けていないですけど、CNBCの記事ではアフターコロナらしいので、しっかりと活動していきたいな~と。

「影響力」の定義は、いくつかあると思うんですよね。
その中で「自分に必要なものは何か?」をちゃんと見極めて、その「影響力」を持てるように頑張る。
Twitterで発信をしていると、フォロワーが多い・拡散力があるといった「影響力」に憧れる人も少なくない。
僕も、そういう時期がありました。
未だに「もうちょっと『影響力』があれば、変えられることがあるのかもな~」と思ったりするんですけど、そこじゃないな~と、はっきりわかりました。
はっきり見えると辛いな~と思うんですけど、やっていかなくちゃいけないな~と思いました。

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