人に好かれるセリフ
「何でも聞いて」⇒「○○でわからないことがあれば、聞いてください」
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このページは、Voicy「幸せ応援ナースのラジオ」#188を、文字起こし・編集したものです。
【信頼関係の元、強みを引き出し、弱みを補う。】
まず、私が大事にしていること1つ目、「強みを引き出して、弱みを補う」。
ここを、一番大事にしております。
人には、強いところ・弱いところ、得意なところ・苦手なところというのが、たくさんあります。
そして、強いところとかできることがOKとかね、できないところがダメ、っていうわけではなくて。
強みは強みで愛されて、それは、どんどん生かしたら良いし。
弱いところは、”弱いんです、できないんです”って言って、助け合い。
できる人がいたら、できる人に補ってもらう。
そういう関係性で、自分が一番パフォーマンス・能力を発揮できる環境で仕事をしていくっていうのが、やはり大事なのかな、と思っています。
看護の時代の時はですね、看護師をしていた時は、日勤と夜勤で、それぞれチームが変わります。
夜勤の時は、一夜勤3人の看護師とかで置いていくので、それぞれに得意分野っていうのが分かれてくるんですよね。
「この人は、心電図見るのがすごく得意」とか、「この人は、呼吸器を見るのが得意」とか、「でも、この人は、ここが弱い」とか。
そういうのをチームの中で、「今日のこの人は、ここが強い人だな」「ここが弱い人だな」っていうのをしっかり分析をして、この人に役割を与えていきます。
なので、できないところっていうのは、誰かが補う必要があるんですけれども。
”できない”っていうことをまず言える、そういう環境にあるかどうかっていうのも、大きなポイントだと思います。
チームで仕事を前に進めるためにはですね。
”私は、ここまでは、できます。ここから先は、できません”っていうのを、しっかり言える。
相手との信頼関係が築けているのか、っていうところも、すごく重要ですね。
やはり、そういう信頼関係が築けていないと、できないことがあったとしても、それを”できない”って言えない・言っちゃいけないっていう環境になって、無理して効率悪く、自分でやらなきゃいけない。
そういう風になってストレス感じて、「仕事、楽しくないな」とか、なってしまうんじゃないかな、と思っています。
だから、まずはね、相手と信頼関係を構築してですね、「自分の強みは、ここですよ」「できること、ここです」っていうのを、どんな形であれアピールをすること。
そして、「私、ここが苦手なんです」「私、ここが弱いんですよね」っていうのを、包み隠さず言えるような間柄になるということ。
で、「自分の強みは、誰かの弱みかもしれない」「誰かの弱みは、自分の強みかもしれない」、そういう風に思い合える。
”ここまで、できるでしょ?”とかっていうのは、自分の決めつけでしかないので。
そうではなくて、相手の良いところを見てあげて。
できないところは、「どうやったら、補っていけるんだろう?」って。
そういうことを考えながら、チームで仕事を前に進めて行くっていうのが良いんじゃないかな、と私自身は思っております。
【ホウレンソウ、おひたし、コマツナ。使い分けましょう。】
そして、2つ目。
大事にしているのが、「ホウレンソウ、おひたし、コマツナ」ですね。
こちらも、皆さん、ご存知かもしれませんが。
<ホウレンソウ>は、食べ物のほうれん草ではなくて、<報告>・<連絡>・<相談>ですね。
<ホウ>・<レン>・<ソウ>に、なってます。
些細なことでも、報告をすること・連絡をすること。
そして、相談をすること。
やっぱり、切羽詰まったね、期日になってしまうと、なかなか相談することができなかったり、連絡することができなかったりっていうのは、ゼロではないと思うんですよね。
ですが、やっぱり、チームで仕事をしていたり、クオリティの良いものを作り上げていくのであれば、”今、こんな感じなんですけれども”って。
予め、早め早めに。
私は、だいたい60・70点ぐらいの段階で、卓巳さんに確認をしてもらっております。
例えば、「インスタライブするから、画像を作ろう」ってなった時にも、2つぐらい画像のテーマを出して。
2パターンですよね、配色も違ったり、卓巳さんの画像が違うものとかも提示して。
”こんな感じで、こういう風なイメージで作っているんですけれども、どうでしょうか?”っていう報告をします。
ある種、連絡もします。
そうすると、卓巳さんから”こういうのが、良いんじゃないかな?”って、アドバイスを頂けます。
そして、またそこから、ブラッシュアップしていくと。
これも、私が報告したり、連絡したり、相談したからこそ。
卓巳さんから、お返事が頂けて、より良いものが、作り上げていける。
そういう循環に、なっております。
そして、次に、<おひたし>という言葉があります。
こちらは、<ホウ>・<レン>・<ソウ>を受けた側の対応になるのかなと思いますが、とても大事な考えかなと思っておりますので。
こちらも、お話させて頂こうと思います。
まず、<おひたし>の<お>は、<怒らない>ですね。
どんなことを受けても、頭ごなしに怒るとかではなくて、怒らずにまず受け止める・相談に乗るっていうのが大事なのかなと。
そして、<ひ>っていうのが、<否定しない>です。
自分と相反するような内容が報告として挙がってきた時に、否定するのは簡単ですよね。
”そうじゃないんだよ!”っていうのは、簡単なんですけど。
やっぱり、相手の意見・理由があって相談してきていると思うので。
それを頭ごなしに否定するっていうのも、良くないなと思っています。
そして、<おひたし>の<た>は、<助ける>です。
やっぱり、困ってるから相談してきたりね、報告してきたりすることってあると思うんですよ。
そして、チームでね、円滑に仕事を前に進めて行くっていうとね。
やっぱり、「強みを引き出して、弱みを補う」ってなった時に、弱いところ・できないところは、誰かが助けてあげないと、うまく進まないですよね。
なので、<おひたし>の<た>は、<助ける>です。
そして、<おひたし>の<し>は、<指示する>です。
<指示する>っていうと、”あれやれ!、これやれ!”とかではなくて、”こういう風にやったら、良いんじゃないかな?”っていうアドバイスに近い感覚で、私は受け止めております。
なのでね、<ホウ>・<レン>・<ソウ>を頂いたら、<お>・<ひ>・<た>・<し>。
<怒らない>・<否定しない>・<助ける>・<指示する>。
この4つで、お返しできると良いんじゃないかなと思います。
そして、私、もう一つ好きなものがありまして。
これも、仕事を効率良く進めて行くための一つなんですけれども、<コマツナ>という言葉も好きです。
<コマツナ>、皆さん聞かれたことあるかな?
私は、社会人結構長いことしてから気付きましたね、この言葉は。
<コマツナ>はですね、<困ったら>・<使える人に>・<投げる>っていう(笑)
それの頭文字を、取っています。
<連絡>・<相談>をして、<おひたし>で指示したりとかしてもらったとしても、「でも、やっぱり、自分じゃ無理だよ~」って思ったら。
困ってるんですよね、困ってる人なので。
そしたら、使える人、ここが得意な人に、投げちゃう・お願いしちゃうですね。
なので、「自分ができなくてダメだ~」っていうわけではなくて、「自分がダメだ」ってのがわかっているのであれば、次の人にパスをする・お願いする。
これも、立派な仕事だと思うんですよね。
誰しもが、人に仕事を振ったりとか、自分ができないことを「できない」って認めることができなくて、苦しんでる人も多いんじゃないかなと思いますので。
”私、これはできます。でも、これはできないんです”とかね。
”いや~、これもできないし、あれもできないし、無理なんですよね~”っていう感じで、全部他人任せっていうのは、主体的じゃなくて、いかがなものかなと思ったりはしますが。
誰かに何かをお願いする時、”私、ここは得意で、ここはできるんですけど、ここがどうしても苦手でわからなくって、お力添え頂けないですか?”みたいな感じで相談するとね、私の仲間は、”良いよ”って、教えてくれます。
だから、やっぱり、大事なのって、相手のことを想うっていう。
愛情もそうだし、相手のことを信じる・信頼するですね。
そういうものも、大事だし。
あとは、信用してもらえる・信頼してもらえるだけの、自分の積み重ねてきたもの。
それを、嘘偽りなく誠実に、相手にお伝えすること。
そして、自分は、何が得意で何が弱いのか、何が好きで何が嫌いなのか。
ここを、明確にしておくこと。
そして、尊敬ですよね。
やっぱり、自分は自分だし、他人は他人。
違いは違いであって、間違いではない。
なので、皆それぞれ、価値観が異なります。
嬉しいポイントも、悲しいポイントも、人それぞれ違うと思います。
でも、何十億人っている中で、今、この同じ瞬間に一緒に関わることができるって、ほんっとに幸せなことなんじゃないかなって思うんですよね。
同じ時間を長く過ごせる人もいれば、スーパーとか車ですれ違うだけっていう人も、たくさんいますよね。
その中で、こうやって今、私のVoicyに耳を傾けてくださっている。
これだって、奇跡だなと思っています。
今回は、「#チームで仕事を前に進めるためには」ということだったので、私と、今これを聴いてくださっている方が、チームかどうかはわからないですけれども。
ぜひ、皆さんが今いる組織で、「自分のチームって、どうやったら前に進んでるのかな?」とか、「自分のチーム、こういうところが良いから、前に進めてる気がする」とかですね。
ぜひ、言語化してみて頂けると、良いんじゃないかなと思います。
私、今、一個思いつきました。
私、Voicyを自分で録って、好き勝手UPしていて。
それを、皆さんが、私のことをフォローしてくださっているからなのか、たまたまね、流れてきて聴いてくださっているのか。
どういう意図で聴いてくださっているのかは、わからないですけれども。
私のVoicyは、皆さんが聴いてくださっているからこそ成り立っているので、ある種、チームかもしれないですね。
私のVoicyを聴いてくださる皆さんと、発信する私。
それが、一緒に作り上げている。
皆さんからの<いいね>だったり、再生数だったり、コメントだったり。
そういうものを頂くだけで、ほんとに、「あ~、聴いてくださってる方、いるんだな~」って。
「”私のお話で、救われた”って言ってくれる人が、いるんだな~」って。
「それが、たとえね、多くなくて良いな」って思ったんですよね。
たった一人でもいいから、私の声を聴いて・私の思いを聴いて、「あ~、私も頑張ろう」とかね、思ってもらえたら良いのかなって思ってます。
ありがたいことにね、Voicyのパーソナリティをさせて頂いて、約1年が経ちました。
まだまだ話し方が慣れなくて、緊張することもあるし。
毎日更新するというのが、難しかったりするんですけれども。
それでも、楽しくVoicyができているっていうのは、「今、こうやって聴いてくださる方がいるからだな~」と、改めて思いました。
これは、私、仕事ではないですけれども。
このVoicyっていうものを前に進めて行くためには、今聴いてくださっている皆様に対して、<感謝>っていう気持ちを忘れないこと。
そして、”私は、ここができます、ここが苦手です”っていうのをね。
自分の好きとか嫌いとかも含めて、自己開示していくこと。
そして、<報告>・<連絡>・<相談>とか、<おひたし>とかっていうのは、ないかもしれないですけれども。
何かあれば、<連絡>もしたいし。
何かあれば、<相談>もしたいし。
皆さん困っていたら、何か力になりたいし。
そんなことを、ふと思いました。
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