人に好かれるセリフ
「今ちょっと忙しいので」
⇒「今週は厳しいですが来週でしたら」
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このページは、Voicy「きのうの経済を毎朝5分で！」2022/5/23分
きょうの言葉を、文字起こし・編集したものです。
【きょうの言葉（ショートポジション）】
今日は、市況のコーナーで「ダウ平均が、底堅い動きとなった」という流れの中で、週末を前にして、ショートポジションを手仕舞う動きが活発になったという件がございました。
このショートポジションを手仕舞う動き、どういうことかというところを振り返っていきたいと思います。
これ、先物を中心に使われる言葉ではあるんですが、ショートポジションとロングポジションという言葉があります。
ロングポジションは、買いのポジションを取っている、買い持ちをしているということ。
そして、ショートポジションは、空売りをしているということ。
その状態のことを、”ポジションを持っている”、”ロングポジションを持っている”、”ショートポジションを持っている”という風に表現をするんですね。
で、週末っていうのは、いろんなニュースが起こる。
特に、今回なんかはバイデン大統領がアジアを歴訪中ということもありまして、いろんなニュースが出て、週明けの相場、急変する可能性というのが結構高いんですね。
ですので、年跨ぎとか、休日を跨ぐ時というのは、だいたいその手前にポジションを手仕舞う。
即ち、持っている持高をゼロにするという動きが出やすいんですね。
で、今回は、アメリカの株価下落傾向が鮮明になってきていた一週間ということもありまして、これまでずーっとアメリカの株価、下落をしてきているわけなんですけれども、下落を見込んで空売りをしていた投資家が多数いたという風に見られます。
となると、投資家としてはですね。
こういった重要な週末を前に一旦、市場の動きが反転してしまう可能性もあるので、利益を確定する。
即ち、空売りをしていた人達はどういう動きを取るかと言うと、買い戻すという動きを取るんですね。
そうすると、市場には「買い」の注文がたくさん出てくるということで、これが底堅い動きにつながるという形になっています。
こういった動きのことを特に、”ショートカバー”という風に表現をすることが多いです。
”ショートカバーが行われました”、”ショートカバーが出ました”という話が出たらですね。
「あ、それによって買いがたくさん出て、相場が支えられたんだな」という風に思って頂けると良いんじゃないかと思います。
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