人に好かれるセリフ
「連絡がなかったから心配していた」
⇒「久しぶりに連絡をもらえてうれしい」
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このページは、Voicy「大河内薫マネリテ戦略室ラジオ」2022/9/10分を、文字起こし・編集したものです。
今日はキンコン西野さんの話をちょっと膨らまして、僕の体験談に落とし込んでいきたいな~と思うんです。
昨日、一つツイートをしたんですね。
西野さんは「インターネットに限らず、何かを始める時には真似をするのがメチャクチャ重要だ」という話をされていたんです。
僕もよく「学ぶ(まねぶ)」という言葉を使うし、メチャクチャ真似るんですよ。
それこそ、西野さんの真似をメチャクチャしてきたんです。
西野さんは「自身が芸人1年目だった時にフットボールアワーの後藤さん等、いろんな方の真似を徹底的にして自分の形を作っていった」という話をされていたんですね。
それは、首がもげるほど「そうだよね~」と。
「真似すりゃ良いじゃん」と、僕も思うんですよね。
だって成功事例がそこにあるんだから、徹底的に真似すれば良い。
例えば僕の結果を見て「あのやり方良いな~」と思ったら、Voicyのリスナーさんも躊躇せず僕の真似をしてくれれば良いんですよ。
その方が、結果的に言えば最短距離で行けるんですよね。
ただ真似だとどこかで行き詰まるから、真似をして確立したものが勝手に自分色になっていきます。
それで良いと思うんですよ。
だから何かを始める時、真似ることがメチャクチャ重要ですよね。
個人的な意見ですけど、真似を否定する人は何かプロジェクトを形作っていく時にセンスがないのかな~と思うわけです。
だって完全なオリジナルのものは、今後世の中に出てこないと思うんですよね。
ほぼ間違いなく、何かと何かの掛け合わせじゃないですか。
例えばこれから世間を変えていくブロックチェーンの技術も、僕は「完全にオリジナル」と思いたいですけどインターネットが元々じゃないですか。
インターネットがなければ、始まらなかったんですよね。
「インターネット」×「○○」なので、完全にオリジナルではないんですよね。
何かを真似して、その上に今後できていくんですよ。
だから真似る重要性は、僕達はもっと心得ていかなきゃいけない。
躊躇せず勇気を持って、真似て結果を出していけば良いと思うんですね。
NFT事業だったら、イケハヤさんとか西野さんとかの真似をすれば良いんです。
あるいは先日けんすうさんも入ってきましたけど、やり方を真似すれば良いんですよ。
デザイン丸パクリとかじゃなくて、やり方ですね。
仕組み・設計を真似すれば良いんですよね。
僕は、西野さんの真似をメチャクチャしてきたんです。
「お金のお守り本」のマーケティングなんて、本当に丸パクリですよ。
例えば、Amazonの予約は3ヶ月前からしか始まらない。
でも「お金のお守り本」を待ってくれている人がいるから、自分で4ヶ月も5ヶ月も前からBASEで予約サイトを作って、「大河内薫のサイン本屋さん」という形でやりました。
もちろん「キンコン西野のサイン本屋さん」は、世の中に存在するんですよ。
僕よりも何年も前に、存在するんです。
設計は、丸パクリです。
でも、理に適っているじゃないですか。
「本、欲しいな~」と思ったのにクリックするところがなかったら、完全に機会損失ですよね。
「だったら、そこにサイン本屋さんを置いておけば?」という話。
ただそれだけなんですよね。
「良いな~」と思って、真似をしました。
その次は、クラウドファンディングですね。
本のクラウドファンディングは、あまり見ないです。
最近は増えてきたかな~と思うんですけど、これも予約販売に他ならない。
僕のセミナーは売れますから、「セミナーをやる代わりに、本を買って(受け取って)ください」みたいな形ですね。
これもAmazon開始よりも前に始められれば、自作のサイン本屋さんと同様に予約をちょっとでも早めて機会損失をなくしていく。
ただクラウドファンディングの最大の理由は、初版部数を伸ばすことです。
クラウドファンディングで3000冊ぐらいは売れることが確定したから、「お金のお守り本」の初版発行部数が3000増えたんですよ。
僕らは「フリーランス税本」でかなり売れていたので、結局「お金のお守り本」は初版23000部ぐらいだったと思うんですね。
でも一般的な本は、初版発行部数が5000~6000なんです。
3000冊ぐらい売れると、重版がかかるんですよ。
でも世の中の本で、重版がかかる確率は5%ぐらいなんですよね。
クラウドファンディングをやれば初版発行部数を上乗せすることもできるし、この3000冊で初版を出した後に重版をかけることもできる。
強力な武器になるわけです。
それがわかっているから、西野さんの真似をしますよね。
真似して当然です。
でもこの流れで本を売ろうとする人は、あまり見ないんですよね。
本に限らず、僕が設計を真似しているのはオンラインサロンです。
自分のプロセスを販売するオンラインサロンにしているのが、西野さんです。
そしてオンラインサロンの活動資金を武器に、エンタメをしっかりと形作っていく。
これも完全に設計を真似していて、僕はお金の教育活動(何をしているかを考えて発信し、皆と議論して僕が意思決定をして発表する場)がオンラインサロンの中にあるわけですよ。
それを活動資金にして、お金の授業をやっています。
ただどのオンラインサロンも、最盛期に比べると少し人数が減ってきている。
それは、西野さんも例外ではない。
彼はその時何をしたかと言うと、Voicyのプレミアム放送に力を入れたわけです。
それも、しっかりと活動資金になっているはずです。
もちろん僕もVoicyのプレミアム放送をやり始めて、それを活動資金にしています。
合理的で真似できるものは、全部真似しているんですよね。
それが、一番良いから。
考えなくても「これは、できそうだな」「合理的だな」というものは、全部真似しているんです。
ただオンラインサロンで「お金の教育のプロセス」を販売することは、イマイチなんだな~と。
やってみて反省する部分があるんですけど、だいたい真似したものは良い感じでworkしているのかな~と個人的には思っています。
真似をして学ぶは、初動ではメチャクチャ重要なんですよ。
その時に勘違いしちゃいけないのは、自分の実力に見合ったものか。
できるかどうかです。
例えば僕が西野さんの真似をしていて「これ絶対できないな~」と思うのは、街づくりですね。
川西市(西野さんの地元)の不動産をどんどん買い進めて、プペルを中心とした世界観のエンタメタウンみたいなものを作って、そこに人をどんどん集めているわけです。
あれは、僕の体力じゃ絶対に真似しちゃいけないんですね。
その取捨選択は絶対に必要なんですけれども、先人が結果を出したその型・設計・仕組みは、「自分の体力で取り入れられそうだな」と思ったら躊躇せず行くべきだと思うんですよね。
この例えはおこがましいですけど、さっき僕が言った”クラウドファンディングで先に予約を取って、部数を伸ばして初版を増やしましょう”。
これは”自分のキャパでは初版が50部ぐらいしか伸びないよな~”と言ったら、コストと見合わないので見送る可能性もあるんです。
ただ”300部ぐらい初版を増やせそうだな~”と言ったら、やった方が良いという判断になるわけですよね。
真似することは重要なんですけど、自分を知ることの方が(もっと)重要です。
相手を見て「この仕組み・設計、最高だな~」「自分もできるかな~?」という時に、その判断ができる準備が何を始めるのにも重要なのかな~と思っています。
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