人に好かれるセリフ
「あなたは、まだいいじゃない」
⇒「そうなんですね」
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このページは、Voicy「大河内薫マネリテ戦略室ラジオ」2022/8/21分を、文字起こし・編集したものです。
今日は、教育の話です。
まずWeb3という領域が最近活発であることは、皆さんご存知だと思うんです。
特にVoicyのリスナーさんは、ご存知だと思うんですよね。
なぜならVoicyはWeb3みたいな規格でやっていて、Web3の内容を届けようとしている。
Web3・NFTに特化したチャンネルも、イケハヤさんを中心にメチャクチャ増えてきている。
そして、僕も語るようになってきたわけですね。
なぜ僕が語るのかと言うと、そこにお金があるからです。
今のお金・これからのお金で何かを語るのであれば、Web3・NFT・暗号資産・仮想通貨を外すわけにはいかないからです。
だから、僕は語る。
そして僕は、専門家の方々よりもライトな言葉で伝えることができる。
なぜなら、それが特殊能力だからです。
難しいことをわかりやすく語るには、相手に寄り添わないといけない。
相手に寄り添うことは、常日頃からそれを意識していないとできないわけですね。
相手の言葉で語る。
そして、伝わらなかったら自分のせい。
このマインドセットで話をする人は、僕が知る限りあまりいないので。
それをWeb3の領域でできる人は、ほとんどいない。
だから僕は語る価値があると思うし、僕が語らなければいけない部分があると思うんですね。
知識は、そんなにないですけど……
Web3を語っていると、僕の周りにもそういう人達が寄ってくる。
それは、別に良いことだと思うんです。
ただ「WEB3.0×教育」という言葉も、ちらほら聞こえてくるんですよ。
Web3と学校教育を混ぜたら、とっても良いことができるんじゃないかと。
それは時期尚早と言うか、それは違うよねと。
声を大にして言いたいです。
Web3は、当然Web1.0があり、次にWeb2.0がある。
そしてWeb3.0があって、なぜかWeb3.0はWeb3と呼ばれるようになった。
この流れがあるわけですよね?
ということは、Web1.0やWeb2.0を教育が導入しているからこそWeb3.0に移行することができるんですよ。
でも日本の学校教育は、まだWeb1.0の教育改革すら始まっていない。
これに関しては、異論を認めません。
始まっている学校はあるかもしれないですけど、日本全体としては始まっていない。
だから、先生方を責めるつもりは全くありません。
むしろ、先生方を応援しています。
先生方が現場レベルで頑張って「ウチの学校はやっています!」と見せることによって、国が動くかもしれないじゃないですか。
だから、ものすごく応援しています。
Web1.0、つまりインターネットの活用ですよね。
これが、まだ学校教育にはないんですよ。
これ、結構すごいことじゃないですか?
税理士業界も、虫唾が走るほどメチャクチャ古めかしいんですね。
なぜなら税務署に23年勤めると、税理士資格がもらえちゃうんですよ。
だから税理士資格を持って早期退職して独立、「58歳・税理士事務所の所長一年生」みたいな人がメチャクチャいるんですね。
だから、税理士資格を持っている人の平均年齢が65歳以上なんですよ。
80代・90代を足した人数と、10代~30代を足した人数。
たしか、80代・90代を足した人数の方が多いんですよ。
結構、ヤバくないですか?
39歳、大河内薫・税理士。
メチャクチャルーキーです。
若手です。
そんな業界なんですよ。
でも税理士業界は一応、現場レベルではちゃんとWeb1.0革命ができていると思いますよ。
税務署とのやりとりは行政だから、当然無理なんですけど……
メールが無理ですから。
これは、本当にどうにもならないんですね。
彼らがメールをやっちゃいけないという決まりなので、メールでのやりとりができない。
税務調査の時とか、本当に大変ですよ。
税務調査が終わった後、調査は終わったけれども、その後に何度もやりとりしなきゃいけない。
最近も税務調査が入ったところが一つありましたけど、何度も何度もやりとりしなきゃいけない。
全部対面でお渡しするか、郵送でお渡しするか、FAXなんですよ。
これが、税理士業界ですね。
でもそんな税理士業界でも、いろんな民間企業のおかげで、税理士側で何か処理することがインターネットで完結しているわけですよ。
例えば、マネーフォワードクラウド会計とか、freeeとか。
これらは”クラウド会計”と言われて、インターネット上にデータがどんどん保存されていくわけですよね。
これだけでも、Web1.0を超えていますよね?
Web2.0はSNS革命ですから、Twitterで情報を発信し出したという意味で”ここは、僕が切り拓いた”と言っても良いかもしれない。
だから税理士は、Twitterで情報発信をする・YouTubeをやるというのが当たり前になったじゃないですか。
専門家でも、双方向の情報交換ができるようになった。
これが、税理士業界のWeb2.0革命ですよね。
Web3革命は、まだ来ていないです。
でもこれは全ての業界でほとんどまだ来ていないものなので、これからですけど……
こんなにも古めかしい税理士業界でも一応、Web2.0革命まで何となくできているわけですよ。
一方、”教育現場は、Web1.0革命もできていない”と言いました。
Web1.0は、双方向ではないインターネットですよね。
授業で導入するのであれば、配信授業です。
例えば、この春は「金融教育」という言葉がバズワードになりました。
なぜなら、高校の家庭科の一部に「資産形成」という分野が入ったわけですよ。
だから、「金融教育が始まりましたね」となったわけです。
でもそれがバズワード化されたけど、全然続いていないですよね?
もうメディアから、その言葉が取り除かれた。
何もなかったかのように、元通りになっていますよね?
家庭科の一部に「資産形成」が入っていますけど、現場では(その部分を)飛ばす先生もいるでしょう。
そもそも三学期ぐらいにやるものだから、まだ始まっていないのもあるでしょう。
その時にWeb1.0革命が起こっているのであれば、配信スタイルになるわけです。
学校の先生は、教育の専門家ですから。
でも、「投資」や「資産形成」の専門家じゃないんですよ。
だったら、その専門家に授業をしてもらう。
Web1.0がそこにあるわけですから、それを使って配信して適切な授業をしてもらった方が生徒のためになるわけですよ。
それは、全員わかっているはずなんです。
でも、やらない。
これは先生のせいでも、教育現場のせいでもないですよね?
国側のせいですよね?
ここですよね。
これすらもできていないのに、「WEB3.0×教育」という話は一足飛びにも程がある。
Web2.0教育革命がどういうものかと言うのはパッとわからないですけど、Web3.0教育革命はもっとわからないですよ。
まずは少なくとも、配信授業ですね。
配信授業をして、理解できる生徒はそのままでOK。
理解できなかった生徒をしっかりと手助けしてあげるのは、現場にいる先生。
それを、形作っていって欲しいですね。
特に、先生達の専門分野でない領域に関してはね。
お金の教育は、まさにそうだと思いますよ。
Web1.0の教育革命、お待ちしております。
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